日本の幕末に活躍した新選組を題材にした作品は多いですが、『青のミブロ』もその一つです。魅力的なキャラクターがたくさん登場する中で特に目立つキャラといえば主人公の”ちりぬにお”。一人だけすべてがひらがなで表記されていることも目立っていますが、容姿も性格も目立っています。
そんな”ちりぬにお”ですが、モデルとなった歴史人物はいるのでしょうか?
今回は『青のミブロ』の主人公・ちりぬにおのモデルが誰なのかについて掘り下げていきたいと思います!
青のミブロ「ちりぬにお」のモデルは?実在人物?
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悲しみを乗り越え、におを赦した太郎。
におだけに業を背負わせまいと、己の手で間者を斬ったはじめ。
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では、におのモデルについて考えてみましょう。彼の外見をじっくり観察しても、誰がモデルなのかは明確ではありません。いったい、どんな人物がモデルなのでしょうか!?とても気になりますね。
ちりぬにおにモデルはいない!完全オリジナルキャラクター
結論から申し上げますと、におは史実にモデルが存在しないオリジナルキャラクターです。もし実在した「壬生浪士組」や幕末の人物であれば、名前は漢字で表記されるはずです。しかし、におの名前は苗字も含めてひらがなで書かれており、他のキャラとは異なる特別な存在です。この点から見ても、におは史実にモデルがいないオリジナルキャラクターだと言えるでしょう。
また、にお以外にもオリジナルキャラクターは登場しますが、多くは漢字表記の名前を持っています。におはその中でも異質な存在であることが明らかです。おそらく、史実の人物に基づかないキャラクターを作ることで、漫画の展開をありきたりにしないようにしたかったのではないかと思います。特に、土方などの新撰組の有名な人物は多くの作品で描かれていますよね。
史実に沿った物語はワンパターンになりがちですが、モデルが存在しないキャラクターを登場させることで、作品のオリジナル性が高まり、ストーリー展開の幅も広がります。そのため、におが主人公として成長する過程を描くことができるのです。このような理由から、におはあえて史実にモデルが存在しないオリジナルキャラクターとして生み出されたのではないでしょうか。これは非常にユニークなアプローチであり、作品全体の魅力を引き立てています。
主要キャラでモデルがいないオリジナルキャラは?
主要キャラクターでモデルがいないオリジナルキャラとして、田中太郎も挙げられます。この田中太郎も、におと同様に史実にモデルが存在していないオリジナルキャラクターなのです。田中太郎は、におと同年代でありながら対比される存在として登場しますが、友人としての役割も担っています。「田中太郎」というありきたりな名前も、ユニークな点ですね。
ちなみに、におは貧しいながらも懸命に生きており、土方たちと出会い共に行動することで明るい性格が全面に出るキャラクターとして描かれています。一方、田中太郎は両親を失ったことで困難な生活を送っており、芹沢に拾われてからは性格が卑屈になっていくキャラクターとして描かれています。
このように対照的な2人ですが、交流を通じてすぐに親しい仲となりました。におというキャラクターをより深く描くために、田中太郎というオリジナルキャラクターが生まれたのかもしれませんね。これは物語の奥行きを増す上で、とても効果的な手法だと思います。
ちりぬにおのモデルが芹沢鴨と言われる理由
ここまで「におはオリジナルキャラクターである」という考察を行ってきました。しかし、中にはにおのモデルが芹沢鴨だという説もあります。この説が浮上したのは、におのモデルについてネットで検索すると、芹沢鴨についての情報が出てくるからとのことです。Googleのアルゴリズムを信じた人々が広めた説というわけですね。
ただ、個人的にはその説の可能性は低いと考えています。その理由は、性格や戦闘力に実際の芹沢と大きな差があるためです。におの性格は明るく観察眼に優れている一方、戦闘力としてはさほど強くありません。
一方、芹沢の性格は乱暴かつ豪快であり、繊細な一面も持っています。また、戦闘力においては作中でもトップクラスに強いです。このように芹沢はにおと正反対の存在であるため、モデルが芹沢である可能性は低いのではないでしょうか。
むしろ、芹沢鴨と対照的なキャラを作り出すために“逆のモデル”として芹沢鴨からインスピレーションを受けた可能性はあるかもしれません。これは面白い仮説だと思いませんか?
ちりぬにおのプロフィール
梅田修一朗さん(@JBOY_UmeShu)、竹内良太さん(@takeuti_ryota)らでアニメ化『青のミブロ』ってどんな話?https://t.co/93wSS3PnOK
舞台は1863年の京都。
幕末のかの地は、開国後の動乱の中にいた。
団子屋で働く元孤児の「にお」は、ある日客としてやってきた土方歳三と沖田総司に出会う―― pic.twitter.com/xyaS0XqFst— ダ・ヴィンチWeb (@d_davinci) April 5, 2024
名前 | 出身地 | 誕生日 |
ちりぬ にお | 京都 | 不明 |
好きなもの | 嫌いなもの | 特技 |
ちりぬ屋の団子、家事全般 | 不平等、お化け、しつこい寝癖 | 接客 |
ちりぬにおは、物語の語り部である永倉新八が言った「三匹の狼」の一人です。白髪のロングストレートヘアで初見では老婆とたびたび間違われますが、実際は子供とは思えないほど聡明で、できすぎるほどの少年です。特に「正義」について強いこだわりがあり、「自分の正義とは何か」を深く考え抜きます。
「子供が泣かなくても良い世界に変える」ために壬生浪に入り、「子供が安心して泣ける世の中」を願うようになり、その時に手を差し伸べることが「におの正義」と考えています。こうした信念に基づいて行動する姿は、非常に感銘を受けますね。
におの正義に通じる「戦争は絶対にさせない」という考えを持つ徳川家茂が将軍であることを喜んでいます。そして、土方歳三に見込まれ壬生浪士組に入りました。このようにして、におは自身の信念を貫きつつも、周囲との関係を築きながら物語を進めていくのです。
まとめ:青のミブロのちりぬにおにモデルがいるのかについて
- ちりぬにおにモデルはおらず完全オリジナルキャラクター
- 芹沢鴨とは正反対のキャラだが、相反するキャラとして作られた可能性はある
- ちりぬにおは正義感の強い男の子
以上、『青のミブロ』のちりぬにおにモデルがいるのかどうかについて掘り下げてきました。モデルはいないとこのことでしたが、におみたいな人物が歴史人物として登場していたらもっと語り継がれていたでしょうね!
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