『青のミブロ』にはたくさんの個性豊かなキャラクターが登場してきます。
キャラクターが多いとより楽しめるのですが、関係性がわからなくなる時ってありませんか?
そこで、人物相関図を作ってみましたのでぜひお役立てくださればと思います!
今回は『青のミブロ』の人物相関図と各キャラクターについて解説していきます!
青のミブロ人物相関図
以下、『青のミブロ』の主要キャラたちの相関図になります!
こちらで紹介しているキャラと関係性を頭に入れておくと、よりいっそう『青のミブロ』を楽しめるかと思います!
主要キャラクターについての解説
ここからは『青のミブロ』の主要キャラについて解説していきます。
壬生浪士組(新選組)
ちりぬにお
名前 | ちりぬ にお |
出身地 | 京都 |
誕生日 | 不明 |
好きなもの | ちりぬ屋の団子 家事全般 |
嫌いなもの | 不平等、お化け、しつこい寝癖 |
ちりぬにおは、物語の語り部である永倉新八が言った「三匹の狼」の一人です。白髪のロングストレートヘアのため初めて見る人には老婆と誤解されがちですが、実際には非常に聡明で成熟しています。特に「正義」について強いこだわりがあり、「自分の正義とは何か」を深く探求する性質があります。この姿勢は、少年とは思えないほど立派です。
「子供が泣かなくても良い世界に変えたい」と願い壬生浪に参加し、「子供が安心して泣ける世の中」を目指すようになりました。そして、その時に手を差し伸べることが「におの正義」として認識するようになります。また、におの信念に共鳴する徳川家茂が将軍であることを喜んでいます。土方歳三に見込まれ、壬生浪士組に入ったのも、その信念が認められたからでしょう。
土方歳三
名前 | 土方 歳三(ひじかた としぞう) |
誕生日 | 5月31日 |
出身地 | 日野 |
好きなもの | 風呂、豆、俳句 |
嫌いなもの | 甘ったるいもの、ダサい着物、 近藤と沖田の暴走 |
役職 | 後の新選組・副長 |
方歳三は、十人兄弟の末っ子として親兄弟や村人たちに愛されて育ち、その恩を返すために困っている人々を助けようと京にやってきました。家族愛に溢れた背景が、彼の強い使命感の根源になっているのでしょうね。
剣術に優れ、腕力も強く、「鬼足」と称されるほどの俊足を持っています。このような特性は、まさに英雄としての資質を感じさせます。
特に人を見る目があり、におを壬生浪士組に誘い入れました。この慧眼は、リーダーとしての資質をさらに強調していますね。
京八直純との直接対決の際、「武とは何か」と問われたときに「武とはまやかし」と答え、農民の出身であることを告白しました。この答えは、「武士の武は血」と説明した直純の意見を否定するためのものと思われます。農民出身ながらも自らの信念を持ち続ける姿勢には感動を覚えます。
その後、徳川家茂が「武とは心の持ちよう」と説明し、「誰もが心に留めて自覚しておくもの」と語りました。この答えは、農民の出自でありながらも武士としての誇りを持つ土方歳三の「まやかし」という答えと同じことを示しているようです。つまり、「武を心に留め自覚している人物」が土方歳三であることが察せられます。この結びつきには、深い意味が感じられます。
沖田総司
名前 | 沖田 総司(おきた そうじ) |
誕生日 | 不明 |
出身地 | 多摩 |
好きなもの | 強敵、春画、かくれんぼ |
嫌いなもの | 小難しい話、寒い日の朝稽古 土方さんの小言 |
役職 | 後の新選組・一番隊組長 |
沖田総司は、ポニーテールにしても背中まで届く長い黒髪と大きな瞳を持つ超イケメンの剣豪です。
戦いの中でもいつも笑顔で余裕を持っている沖田ですが、それくらい強く、2巻で松平容保から「本音を」と言われた際には、「とびきり強い人と戦いたーい」と叫んでいました。
京の辻斬りと対峙した際には、相手に「始まってますよね?」と確認しながら斬るほどの素早い剣技を見せています。
近藤勇
名前 | 近藤 勇(こんどう いさみ) |
誕生日 | 11月5日 |
出身地 | 多摩 |
好きなもの | どくろマーク、たまご料理 武士っぽいもの |
嫌いなもの | 全部好き |
近藤勇は、天然理心流の試衛館道場当主であり、後に新選組の局長となる人物です。隊士たちをまとめあげ、信頼される器の大きな持ち主です。におの「子供が安心して泣ける世の中になったら」という希望を聞いて、両肩に手を置き、「満点だ」と抱きしめていました。
土方歳三も認める剣豪で、におにも素振りを教えており、におの不器用だけど真っ直ぐに剣を振る姿に好感を持っています。かなりの天然で、辻斬りの根城に乗り込む際には宿を間違え、松平容保に自己紹介する時には全ての文章を手に書き語っていました。酒には弱く、一口で倒れ、かなり足が遅いというおちゃめな一面も持っています。
田中太郎
名前 | 田中 太郎(たなか たろう) |
誕生日 | 7月7日 |
出身地 | 京 |
好きなもの | 書道、焼き芋 他人の失敗 |
嫌いなもの | 精錬潔癖、金持ちのボンボン たくあん |
田中太郎は、本作・物語の語り部である永倉新八が言った「三匹の狼」の一人。地黒な容姿で、髪はアチラコチラにハネて剛毛のようです。
3歳から奉公先を渡り歩き、さらに追い出されるなど、生きるか死ぬかの過酷な人生を送っています。日々生きることだけに必死で生気のない目をしていますが、同じ年で真っ直ぐなにおと関わるようになってからは、変わっていきます。芹沢鴨に拾われて、壬生浪(みぶろ)に入っています。
斎藤はじめ
名前 | 斎藤 はじめ(さいとう はじめ) |
誕生日 | 不明 |
出身地 | 京 |
好きなもの | 剣術、蕎麦、鳥 |
嫌いなもの | なよなよした奴、水泳 甘いもの |
斎藤はじめは、本作・物語の語り部である永倉新八が言った「三匹の狼」の一人です。居合の達人であり、同年代のにおや田中と比べると段違いの強さを誇っています。ただし、相撲は弱く、決して強くはないにおと互角の勝負をしています。
左利きで、本気を出す時には左の居合を見せます。あえて名前をひらがな表記にしていることや年齢が少し幼いことから、史実の新選組「斎藤一」と同一人物かどうかは不明です。近藤勇に拾われ、壬生浪士組に入っています。何やら裏の仕事や別名も持っている様子です…
芹沢鴨
名前 | 芹沢 鴨(せりざわ かも) |
誕生日 | 10月28日 |
出身地 | 水戸 |
好きなもの | 酒、絵 目立つこと |
嫌いなもの | 歯向かってくる奴 女々しいやつ、偉ぶってる奴 |
役職 | 後の新選組・初代筆頭局長 |
芹沢鴨は、壬生浪士組内の芹沢一派のトップで、平間・平山を従え、二人からは「芹沢先生」と呼ばれています。
かなりの酒豪で、4巻での大酒飲み大会では土方と一騎打ちをしました。
いつも酔っ払っている感じで「好き勝手やるために生まれてきたんだ!」と叫んでおり、直情的に見えますが、実際は深い考えがあっての言動をとっているようです。
藤堂平助
名前 | 藤堂 平助(とうどう へいすけ) |
誕生日 | 不明 |
出身地 | 江戸 |
好きなもの | 可愛い女子 ワイワイ騒ぐこと 水泳 |
嫌いなもの | 苦いお茶 足のいっぱい生えた虫 家族を大事にしない奴 |
役職 | 後の新選組・八番隊組長 |
藤堂平助は、強くなれば女にモテると思い、壬生浪(みぶろ)に入った人物です。彼のこの動機は、若い頃の純粋な欲望と野心が見え隠れしており、少し微笑ましい気もしますね。
また、藤堂平助は藩主和泉守のご落胤と言われていますが、本人はそれを信じていません。ここには、彼の自身の出自に対する疑念や、自分の力で道を切り開こうとする強い意志が感じられます。
永倉新八
永倉新八は、本作の語り部で、松前藩出身のエリート武士です。彼は才能が無く不器用ですが、真面目で真っ直ぐに剣を振るう姿がとても印象的です。
特に、におの不器用ながらも真っ直ぐな剣を見て「我ら時代遅れの剣術家ばかり。不器用者こそこの”壬生浪(みぶろ)”に相応しい」と発言する場面では、彼の熱い一面と人間性が強く感じられます。こうした発言からは、仲間や後輩を思いやる心の温かさと、時代に流されない強い信念が伝わってきますね。
後に新選組の二番隊組長となりますが、彼のこのような姿勢が組織の中での信頼を得る要因となったのでしょう。
山南敬助
山南敬助は頭脳派の教養人です。彼の博識さと知性には、いつも感心させられます。におに尊皇攘夷について優しく説明してくれました。
彼の説明は、難しい内容を分かりやすく伝える能力が光ります。また、酒を飲むと壁に語り始める癖があります。
これには最初驚かされましたが、今ではその姿を微笑ましく思います。後に新選組の副長・総長となりましたが、その時の彼の姿勢や行動には、本当に敬意を抱かざるを得ません。
原田左之助
原田左之助は永倉新八とコンビでいることが多く、その二人の絆の強さにはいつも感心させられます。原田が毎日欠かさず素振りをしている姿を見ると、その努力と規律には、素直に偉いと感じさせますね!
大酒飲み大会では、彼はかなり酔っ払い、過去に切腹した傷跡を見せながらエピソードを語り出しました。彼の過去を聞くたびに、その強さと苦労に胸を打たれます。
しかし、永倉に「貴様は武士じゃなかろう」と諭されたときは、原田がキレかかったこともありました。その瞬間は緊張感が漂いましたが、二人の関係の複雑さと深さを感じさせるエピソードでもあります。
井上 源三郎
井上源三郎は、会津公に会う前に芹沢に集められた際、「昨日会津に行ったという話では」と鋭い指摘をしていました。その洞察力には驚かされます。
4巻での大酒飲み大会では、「私が…勝った…」と言い残し、ギリギリで優勝しました。その場面は本当に印象的で、彼の粘り強さがよく表れていますね!
後に井上源三郎は新選組の六番隊組長となりました。その姿には、彼の成長と貢献が感じられ、心から尊敬の念を抱きます。
平山
平山は芹沢鴨の配下で、眼帯にヒゲモジャという目立つ容姿をしています。その外見は一度見たら忘れられないほど印象的です。
彼は平間とセットで登場することが多く、その二人のコンビネーションは独特で、見るたびに興味をそそられます。
平間
平間は、芹沢鴨の配下でちょび髭をたくわえた男です。その髭が特徴的で、彼のキャラクターを一層際立たせています。
平山とセットでよく登場し、その二人のコンビネーションにはいつも興味を引かれるものとなっていますね!平間は芹沢の取り巻きの一人として、その存在感を放っています。
幕府
ここから、尊皇攘夷と倒幕勢力に揺れる徳川幕府関係の人物について紹介していきます!
徳川家茂(とくがわ いえもち)
名前 | 徳川 家茂(とくがわ いえもち) |
誕生日 | 7月17日 |
出身地 | 江戸 |
好きなもの | 妻、甘いもの 海 |
嫌いなもの | 早起き、暴力 堅苦しい公務 |
徳川家茂は徳川幕府第14代将軍です。幼名が菊千代であることから、におには「菊千代さん」と呼ばせています。その愛称には親しみやすさが感じられます。
4巻では、
「国は開くが異人の好きにはさせん」
「戦争はさせぬ。それが武家の頭領である我の判断だ」
と言い切っており、戦争を嫌い、平和を第一に願う将軍として描かれています。その平和を重んじる姿勢には心から敬意を抱きます。
しかし、自分の命よりも他人の命を大事にする困った将軍ともなっています。その優しさと自己犠牲の精神は感動的でありながらも、時に心配させられる一面でもあります。
松平容保
松平容保は会津藩9代藩主で、京都守護職となり、京の治安を守るために壬生浪士組の「お預かり」を決定しました。その決断は、彼の責任感と使命感を強く感じさせます。
彼は壬生浪士組の支援を約束し、藩主という立場からは想像できないほど浮世離れした人物です。その非凡さには驚かされます。
さらに、壬生浪が本音を話せるよう発言し、藩士の墓を見晴しの良い丘に立てるなど、彼の気遣いが感じられるエピソードも多々あります。その人柄には、本当に心温まるものがあります。
影丸
影丸は代々将軍家に「影武者」として仕える一族で、現在は家茂の影武者を務めています。その役割は非常に重要で、彼の忠誠心と献身さがうかがえますね!
家茂の「自分の命よりも他人の命を重んじる」ところを案じており、その姿勢に対する影丸の心配は理解できます。
命がけで助けてくれたにおに感謝の気持ちを持っており、その感謝の心には深い絆と敬意があるのです。影丸の忠義と誠実さには本当に感動させられます。
立志団
8人で構成されている血の立志団。ヤマタノオロチを彷彿とさせており、その名前からしても、彼らの結束と力強さが伝わってきます。
直純から団員は「鈍心」「扇動」「武士」「猟犬」「鈴蘭」「寡黙」「夜叉」「花火師」と説明されています。それぞれの個性がはっきりしていて、非常に興味深いメンバーたちです。
京八直純
京八直純は長髪をオールバックにした剣豪で、そのスタイルはとても印象的です。彼が「立志」と書かれた羽織を着て、徳川家茂の命を狙っている姿には、強い意志と決意が感じられます。
4巻で初登場し、武士の世の復活を願っており、戦いの場を奪った徳川家を恨んでいます。その情熱と執念は彼のキャラクターに深みを与えています。
「武とは血である」を信条とし、長い刀身の黒刀「暗晦(つぐもり)」を使いこなして、土方歳三と互角以上の勝負を繰り広げました。その戦いぶりには、彼の技量と信念がしっかりと表れており、見ごたえがあります。
京八陽太郎
京八陽太郎は京八館道場の当主で、直純の弟です。直純からは「武神」と呼ばれるほどの腕前を持ち、近藤勇との手合わせでは勝利を収めるというかなりの実力者です。その戦闘能力には感服します。
しかし、普段は頼りない優男として皆から舐められており、そのギャップには驚く人も少なくないでしょう。彼の真の実力と日常の姿との対比が、彼のキャラクターに深みを与えています。
ナギ
ナギは京八陽太郎の妻で、現在は妊婦です。彼女は強い心の持ち主で、その内面の強さが際立っています。
におが金策に奔走する際に出会うことになり、その出会いはとても印象的でした。ナギの凛とした姿と、内に秘めた強さが彼女のキャラクターに深い感銘を与えます。
彩芽
彩芽は、直純と戦っている土方歳三に気付かれず、背後を取ったかなりの強者です。その戦術と能力には驚かされます。
バラの羽織を着ており、自身について「僕と同じで棘がある」と説明しています。この言葉には、彼の複雑な性格と魅力がよく表れています。
しかし、ニックネームは「鈴蘭」となっており、その名前には彼の意外な一面が感じられます。
その他
いろは
いろはは「団子ちりぬ屋」で婆ちゃんに育てられた、におの妹です。可愛らしい容姿が特徴で、その愛らしさには誰もが心を奪われます。
お団子の届け先として公家の子になっている彼女の姿は、彼女の清楚さと品の良さを感じさせます。彼女の生活とその背景には、温かみと親しみやすさが溢れています。
婆ちゃん
名前 | 本名不明 |
誕生日 | 1月1日 |
出身地 | 京 |
好きなもの | 銭、美男子 熱い風呂 |
嫌いなもの | 怠け者、硬い食べ物 占い |
通称「婆ちゃん」は、「ちりぬ屋」でかなり美味しい団子を作るたくましい女性で、血縁関係がないにおといろはを育て上げた温かい存在です。その強さと愛情深さには、本当に感服します。
色男に目がなく、土方と沖田が「乱暴狼藉を働く壬生浪士組」と聞いても、「ええ男だからええやろ!」と言って客に逆ギレしてしまう姿には、彼女の独特なユーモアと魅力が感じられますね。
また、におといろはが襲われたところを助けてもらったと知ったときには、「なんでもお侍さん達がえろう強くて」「しかもええ男と来た 最高や!」と事あるごとに土方と沖田のイケメンぶりを褒め称えました。その素直な称賛には、彼女の心の温かさが溢れています。
京を愛しており、「京に住めなくなるならここで死ぬ」と言い切っているその姿勢には、京への深い愛情と執着が感じられます。
世都(せと)
世都は2巻で初めて登場した少年です。大店の呉服屋の息子で、母親がエゲレス人の金髪ダブルとなっています。その外見には異国の魅力が感じられます。
しかし、人間的には欠けており、「なぜ人を傷つけたらいけないのか?」が分からず、面白いからというだけでいたずら感覚で人を傷つけるという性格です。
その無自覚な行動には、強い不安を感じさせます。彼の人間性には複雑な感情が交錯しており、その危うさが一層彼のキャラクターを際立たせています。
さくら
さくらは女性の刀鍛冶師で、土方歳三の刀を作る腕前を持っています。その技術は非常に高く評価されています。
初めて会った際に、芹沢鴨の名刀を激しく褒めたことで気に入られ、壬生浪士組お抱えの刀鍛冶となりました。その見識と直感には感心させられます。さくらの刀は、彼女の技術と情熱が込められており、その美しさと切れ味には心から感動します。
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