青の祓魔師アーサー正体は何者？強さや能力についても

青の祓魔師

『青の祓魔師』に登場するアーサー・オーギュスト・エンジェルは藤本獅郎に次ぐ聖騎士（パラディン）です。

ナルシストみたいな言動があるため、いけ好かない部分もありますが、パラディンになるくらいですから、かなりの実力者であることがうかがえますね。

作中ではいきなりパラディンとして登場しましたが、その実体はどんな正体なのでしょうか？

実は悪魔のクローンなんじゃないか？という説もあります。パラディンになるくらい強いのですから、悪魔のクローンと言われても不思議じゃありませんよね。

今回は『青の祓魔師』のアーサーの正体に迫りつつ、クローンなのかどうかについても解説していきます。

シマリス社長
アーサーって何者なのかな？
目次

青の祓魔師アーサーの正体は何者？


アーサーは少し抜けたところがあるキャラクターで、シュラからは「純粋培養のバカ」と揶揄されています。まさにその一言がアーサーの本質を言い当てていて、強さがある一方で、どこか噛み合わないところがあるキャラなのです。

ちなみに、アーサーのこの独特のキャラクターは、小野大輔さんが声を担当するのにぴったりだという意見も見られます。個人的には、小野さんの声が持つ暖かさや、ちょっとお茶目な部分が、アーサーのちょっとズレた感じにとてもよくマッチしていると感じます。

そんなアーサーですが、その正体は一体誰で、何者なのでしょうか。

ヴァチカン本部の上一級祓魔師

ヴァチカン本部に勤務する上一級祓魔師であり、霧隠シュラの直属の上司でもあるアーサー。肩書からしても分かるように、彼は非常に高い地位にいる人物です。

アーサーは、上一級祓魔師としての厳格な姿勢や反悪魔主義者としての信念を持っているため、その行動には一切の妥協がありません。実際、奥村燐を尋問した際には、ためらうことなく彼の足を剣で貫いてしまいました。この冷徹さに、彼の強い意志が表れていると感じますが、同時に少し恐ろしさも覚えます。

さらに、藤本獅郎についても「最も相応しくない聖騎士だった」と語っています。この発言から、アーサーが持つ理想の高さと、それに対する他者への厳しい目線が垣間見えますね。彼の信念の強さは尊敬に値しますが、その一方で周囲との軋轢も生んでしまうのではないかと心配になるところです。

魔剣カリバーンを使いこなす聖騎士

アーサーが手にしている武器は、魔剣カリバーンという強力な剣です。

このカリバーンは、かつて呪われた剣として知られ、その制御が困難であったため、長い間ヴァチカンの奥深くに厳重に保管されていました。そんな危険な剣を手にするなんて、誰もが尻込みするでしょう。

しかし、アーサーはこの魔剣カリバーンを、とあるご褒美として手に入れることができ、なんとそれを使い魔にしてしまったのです。これってまさにアーサーの並外れた才能を示す出来事ですよね。

そんな恐ろしい魔剣を、まるで自分の一部であるかのように自在に操るアーサーを見ると、彼の力の凄まじさに感嘆せざるを得ません。アーサーが流石と言われる理由も、この剣を使いこなしている姿を見ると納得がいきます。

「青い夜」事件の記憶を失っている

アーサーには、16年前の「青い夜」の事故によって記憶を失ったという過去があります。

この「青い夜」と呼ばれる事件は、祓魔塾の前身であったアサイラムが存在した場所、つまり獅郎やアーサーの故郷が、まさにその爆心地であったことが後に明らかになっています。

アーサーは、この恐ろしい事故の生存者ではあるものの、その影響で記憶を失ってしまい、事故の詳細については何も覚えていないそうです。記憶喪失というのはどこかドラマチックな響きがありますが、彼にとっては、過去がぼんやりとしか残っていないというのは、きっと大きな不安や孤独感を抱えているのではないかと思います。

それでも今なお戦い続けるアーサーの姿には、彼の強さと同時に、どこか切なさを感じますね。

シマリス社長
アーサーも苦労な人生を送ってきたんだね

アーサーの強さや能力について

アーサーはどこかナルシスト的な雰囲気を醸し出していますが、現役の聖騎士であることからも、その実力は確かなものです。個人的には、この優雅さと強さのギャップが、彼をより魅力的にしているポイントだと感じます。見た目だけで判断すると意外に思うかもしれませんが、アーサーの力を目の当たりにすると、その印象が一変することでしょう。

その優美な外見から一見すると穏やかな人物に見えるかもしれませんが、『青のエクソシスト』の中でも屈指の強さを誇るアーサーの強さや能力について詳しく見ていきましょう。

魔剣カリバーンを使いこなすほどの強さ

アーサーが『青のエクソシスト』の作中で使用している武器は、魔剣「カリバーン」です。このカリバーンは、かつてヴァチカンの奥深くに封印されていたもので、その理由は、この剣が呪われており、誰にも制御できないとされていたからです。

しかし、アーサーはその恐ろしい魔剣を見事に手懐け、自らの愛剣として使いこなすことに成功しました。

普通ならば、そんな危険な武器に手を出すのもためらうはずですが、アーサーの揺るぎない自信と圧倒的な実力があればこそ、これが可能だったのでしょう。このエピソードは、彼の強さだけでなく、内なる信念の強さも垣間見せてくれますね。

必殺技エンジェルスラッシュが使える

アーサーは「エンジェルスラッシュ」という技を使い、不浄姫を一撃で倒したことがあります。この技だけでも、どれだけの実力者であるかが分かります。剣技に限らず、瞬間移動のような特殊な動きもできるなんて、アーサーの強さにはまだまだ秘密が隠されているのかもしれませんね。

アーサーの力がどこまで広がっているのか、想像するだけでワクワクします。

アーサーが「エンジェルスラッシュ」を放つ際、カリバーンに髪を捧げるという契約があるようです。アーサーの髪が長いのは、その契約の対価としてのものなんですね。

シマリス社長
アーサー、めちゃくちゃ強い！

アーサーは悪魔のクローンだった？

アーサーには「エンジェリックレギオン（聖天使團）」という直属部隊があり、その中にはシュラやライトニングも所属しています。しかし、アーサーには嘘がつけず、冗談が全く通じない性格があり、ライトニングの皮肉も素直に受け取ってしまうことがあるようです。この真面目さが彼の魅力でもありますが、時には困ることもあるかもしれませんね。

さて、そんなアーサーがルシフェルのクローンなのかどうか、調べてみました。

113話のライトニングのセリフが意味深

第113話で、アーサーが出動しようとする場面で、ライトニングがそれを止めようとしています。このシーンでは、アーサーが「聖天使團」と一緒に戦場に出ようとするところを、ライトニングが

「君は空軍が動かせた際の司令塔になるべきだから、團だけをくれ」

と言い、アーサーを戦場に行かせないようにします。この場面からも、アーサーが戦場に出ないのは何か特別な理由があるのではないかと感じられます。

さらに、ライトニングは

「君はルシフェルの…」

という発言をしており、これは非常に気になるところです。「光の王がいるから同じ場所にいるのは危険だ」という言葉から、アーサーが何らかの形でルシフェルと関係があることが示唆されています。

特に、アーサーが不浄姫を一撃で倒せるほどの強さを持っていることや、彼がパラディン（聖騎士）として重要な存在であるにもかかわらず、戦場に呼ばれないのはやはり不自然です。

ルシフェルのクローンなのか？

ライトニングの発言の続きが「クローン」だという考察もあります。しかし、まだ、アーサーがクローンなのかどうかは作中では明らかになっていません。

ただ、アーサーがルシフェルのクローンなのではないか？と思うような場面はありました。

アーサーはライトニングから本部に戻るように言われますが、それを拒否し、「司令塔など他に適任者がいる」として戦場に向かいます。

アーサーが「義兄」と呼ぶ人物、エレミヤ・ウザイが彼を戦場に行かせようとしているようですが、これが非常に気がかりです。

エレミヤの目的は、アーサーを「光の王ルシフェルの憑依体」として捧げることだと考えられています。

エレミヤがアーサーをルシフェル群の実験体として見ているという見方もあり、さらに、シェミハザとなる杜山しえみとアーサーを結婚させようとしているという考察も存在します。

もし、アーサーとしえみの間に子供が生まれた場合、それは巨人×悪魔×ルシフェル群の子供になるわけで、想像するだけでも非常に恐ろしいことです。

この状況を打破するために、燐と雪男が動き出しそうですが、すべてを丸く収めるためには壮絶な戦いが避けられないかもしれません。物語の行方がどうなるのか、目が離せませんね。

シマリス社長
もしクローンだったら激アツだね！

まとめ：青の祓魔師アーサーの正体はクローンなのか

  • アーサーはヴァチカン本部の上一級祓魔師でパラディン
  • アーサーは魔剣カリバーを使いこなすほどの実力者
  • 正体がルシフェルのクローンなのか定かではない

以上、『青の祓魔師』のアーサーの正体について掘り下げてきました。アーサーの正体が徐々に暴かれていくのが楽しみですね！

シマリス社長
アーサーのキャラ、僕は好きだな～

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