『青の祓魔師』の藤本獅郎は主人公の奥村燐の父親代わりをしていたキャラです。
実は藤本獅郎は人間じゃなかったという説が浮上しています。たしかに、藤本獅郎はパラディンになるくらいですから、人間離れした何かがあって、その理由として正体は人間じゃなかったと言われても全然不思議じゃありませんよね。
今回は『青の祓魔師』藤本獅郎の正体や復活の可能性などについて掘り下げていきたいと思います!
青の祓魔師・藤本獅郎の正体は人間じゃなかった?クローン説
…ったく図体ばっかデカくなりやがって!#父の日#青の祓魔師(1巻1話「嗤う青焔魔」より) pic.twitter.com/j7GmG4nEPA
— 青の祓魔師 公式 (@aoex_official) June 16, 2024
藤本獅郎は、かつて聖騎士だったことから正十字騎士團の祓魔師たちからは一目置かれていました。しかし、後任の聖騎士であるアーサーからは軽蔑される存在でもあります。とはいえ、メフィストや明陀宗の勝呂達磨など、影響力のある人物たちと深い繋がりを持っていたことは、藤本獅郎の人脈の広さを物語っていますね。そんな藤本獅郎の正体について、詳しく解説していきましょう。
藤本獅郎の正体はアザゼルのクローンだった
実は、藤本獅郎の正体はアザゼルのクローンだったのです。つまり、人間じゃないと言っても過言ではありませんね。
彼は一見普通の人間に見えますが、その本質はアザゼルのクローン体であることが判明しています。ルシフェルは、自身の受肉した身体が徐々に劣化していることを自覚しており、それを補うために、正十字騎士團がアザゼルのクローン体を作り出しました。
そのクローンの一人が、藤本獅郎だったというわけです。この背景には、物語の深層に迫る謎が隠されているようで、とても興味深いですね。
燐と雪男を我が子のように育ててきた
また、藤本獅郎は燐と雪男の養父でもあります。「親はなくとも子は育つ」を信条に、奥村燐と雪男を育て上げました。
特に雪男には、幼少期から悪魔が見えていたこともあり、祓魔師としての道を歩ませています。燐には、自分が祓魔師であることを隠していたものの、二人を実の息子のように大切にしていたことは間違いありません。
この親子関係は、物語の感動的な要素の一つとして心に残りますね!
表の顔は南十字聖堂院の神父
藤本獅郎は、表向きには南十字聖堂院の神父として知られています。東京の正十字学園町に建つこの聖堂は、祓魔師養成機関の祓魔塾や正十字騎士團日本支部の基地が存在する重要な場所です。
メフィスト・フェレスの力で、学園には中級以上の悪魔の出入りを防ぐ結界が張られており、その厳重さは藤本獅郎の役割を一層引き立てますね。
ただし、彼の本当の姿は、南十字聖堂院の神父としての役割を超えていることは明白です。
実は医師免許も持っていた
さらに、藤本獅郎は医師免許を持つ多才な人物でもあります。医工騎士(ドクター)の資格は、医者以上の知識が求められるため、取得するのが非常に難しいとされています。
そのため、藤本獅郎がどれほど優れた人物であるかが伺えます。
表面上はちゃらんぽらんに見えるものの、実際には非常に優秀な人材だったというのが彼の真実です。
雪男が悪魔薬学の担当講師を引き継ぎ、さらに医師免許の取得を目指しているのも、獅郎の影響が大きいのでしょう。
藤本獅郎の死亡は本当?死亡回について
🎉happy birthday!🎉
5月10日は、藤本獅郎の誕生日です! pic.twitter.com/oBDGNeJTfo— 青の祓魔師 公式 (@aoex_official) May 9, 2024
作中の序盤から藤本獅郎は、奥村燐から「ジジイ」と呼ばれ、反抗期真っ盛りの燐に手を焼いていました。それでも、獅郎は温かく見守り続けました。
獅郎が亡くなった後、燐は「悪魔の子である自分を育ててくれた獅郎は正しかった」と証明しようと奮闘します。燐が変わるきっかけとなったのは、まさに獅郎の死でした。藤本獅郎の最期について、詳しく見ていきましょう。
精神的に動揺した瞬間サタンに憑依される
獅郎は、燐とのイザコザが原因でサタンに憑依されてしまいます。彼はもともとサタンの憑依に耐えられる体を持っていたため、サタンに狙われ続けていました。
物語の序盤で、燐の父親だと名乗るサタンが現れ、燐と口論になった獅郎は精神的に動揺し、ついにはサタンに憑依されてしまったのです。この瞬間は、読者にとっても非常に衝撃的で、獅郎の苦悩が伝わってきます。
周りに危害を及ばさないために自決によって死亡
その後、獅郎は燐に危害が及ぶことを避けるため、自ら命を絶つ決断をします。燐から「父親ぶるな」と言われたことで動揺し、サタンに憑依されてしまった獅郎ですが、燐がサタンに連れ去られるのを阻止するため、自害という最終手段を選びました。
世界でただ一人の最強の祓魔師に与えられるパラディン(聖騎士)の称号を持つ獅郎が、燐のために自らを犠牲にしてまで守った姿は、読者の心に深く刻まれました。ファンの間では、「実の子供ではない燐を、自分の命を引き換えに守る獅郎は、最期まで本当にかっこよかった」と称賛されています。
51歳という若さで死亡する
藤本獅郎が亡くなった年齢は享年51歳です。51歳には見えないほど飄々としていましたが、その内には強さと頼りがいを備え、多くの人々から尊敬されていました。
物語が進むにつれて獅郎の過去も明らかになり、彼が亡くなったことを惜しむ声も多く聞かれるほどです。
しかし、燐が祓魔師として生きる決意を固めるきっかけを与えた死でもありました。この点では、獅郎の死はただの悲劇ではなく、物語における重要な転機だったと言えるでしょう。
藤本獅郎の復活・生存説について
【青エク名言集】
獅郎「俺がお前を救ってやる!」
(23巻108話「SsC23:17c」より) pic.twitter.com/XIiR6cSeOi— 青の祓魔師 公式 (@aoex_official) September 19, 2023
藤本獅郎は、奥村兄弟の出自を知りながらも、彼らを実の息子のように大切に、時には厳しく育ててきた人物です。彼の後任となったアーサーからはあまり好かれていないようですが、一方でメフィストや勝呂達磨といった大物とも繋がりを持ち、人脈の広さでも知られています。そんな藤本獅郎がその後復活して生存しているのか、気になるところですね。
回想シーンでは何度も再登場する
獅郎は、様々なキャラクターの回想シーンで再び登場します。特に印象深いのが、ケット・シー(猫叉)のクロの回想シーンです。獅郎の死を知らないクロが、彼の帰りを待ち続ける姿には胸が締め付けられる思いです。
このエピソードでは、燐が獅郎の偉大さを知るきっかけとなり、クロが燐の使い魔になる重要な回でもあります。
獅郎の強さや、彼がどれほどの祓魔師であったかを改めて感じさせるシーンといえるでしょう。また、霧隠シュラの回想でも、獅郎に救われたシュラが燐の師匠になるよう頼まれる場面が描かれており、獅郎の存在感が強く感じられます。
生存・復活する可能性は低い
しかし、獅郎が最終回や物語の最期に復活する可能性は低いと考えられています。彼は生まれたときから、普通の人間なら避けるような過酷な道を選び、大量虐殺を行ったサタンの息子である奥村兄弟を育ててきました。
15年間、兄弟を守り続けたものの、唯一の弱点であった燐の言葉で心に隙が生じ、サタンに憑依されてしまったのです。ファンからは獅郎の復活を望む声も多く聞かれましたが、その可能性は低そうです。
獅郎が復活や生き返ることはないと考察されています。燐が密かに獅郎を生き返らせる方法を探っているという展開も期待されましたが、燐自身が獅郎の死を受け入れているため、それはなさそうです。
むしろ、シュラや雪男がそうした行動を取る可能性も考えられますが、現時点ではそのような描写はありません。また、獅郎がアザゼルのクローンであり、しかも自分の意思を持つ希少な存在であることから、メフィストが復活させるのではないかとも思われましたが、その可能性も低いでしょう。
物語としては、獅郎の死が重要な転機であり、彼の復活が描かれないことで、その死の意味がより強調されているのかもしれません。
藤本獅郎の過去について解説
【青エク名言集】
獅郎「子育てくらい一人で楽勝だぜ!!!! みてろヒゲ共!」
(25巻120話「SsC40:00e」より) pic.twitter.com/aIE2gSLklg— 青の祓魔師 公式 (@aoex_official) April 18, 2023
藤本獅郎は、奥村兄弟の養父として亡くなった後も、回想シーンで何度も登場し、その存在感をしっかりと感じさせます。「正十字教会の神父」や「正十字騎士団の祓魔師」、さらには「祓魔塾の前・悪魔薬学1年生担当講師」といった多彩な顔を持っていました。そんな藤本獅郎の過去や若い頃について、詳しく解説していきましょう。
候補生の時にユリと出会う
獅郎は幼少期から候補生として日々を過ごしていました。自由になりたいという思いから何度も実験施設を脱走し、その途中でユリと出会います。その後、メフィストと交渉して候補生となり、多くの功績を挙げて急速に上級祓魔師へと昇進しました。
クローン体に課せられる候補生の訓練は非常に厳しいとされていますが、獅郎にとってはそれを乗り越えるのは容易だったようです。この部分では、藤本獅郎の卓越した能力と強い意志がうかがえますね。
ユリに好かれていた
藤本獅郎はユリ・エギンに対して恋愛感情を抱かれていたと考えられています。ユリはサタンとの間に燐と雪男をもうけましたが、その行動には「守ってあげたい、救ってあげたい、正してあげたい」という気持ちが込められており、単なる恋愛感情ではなかったという意見もあります。
ユリは獅郎と初めて会った時から彼に惹かれていたようですが、獅郎の方はその気持ちに気づかなかったのかもしれません。
しかし、サタンの子供を生んだことによる悲劇で、シェミハザの指示で命を狙われたユリを獅郎が助け、共に逃げることになります。
残念ながらユリはその後死亡し、獅郎は彼女の遺体を荼毘に付しました。獅郎がユリに対して持っていた感情や、彼の行動からは彼の誠実さと深い思いやりが感じられます。
まとめ:青のエクソシスト藤本獅郎の正体や復活説について
- 藤本獅郎の正体はアザゼルのクローン
- 藤本獅郎は作中序盤で自害によって死亡した
- これから生存・復活する可能性は低い
以上、『青の祓魔師』の藤本獅郎の正体や復活するのかなどについて掘り下げてきました。ある程度、ストーリーを知ってから、改めて藤本獅郎の死亡回を読み返すと、より一層、藤本獅郎のかっこよさを感じると思います。
【お得すぎ!】青の祓魔師の漫画全巻を最安値で読む方法!
『青の祓魔師』の漫画全巻を一気読みしたい!という人に良いニュースがあります。とある方法を使えば全巻まとめて格安で読めてしまう方法があります。
以下の記事でまとめていますので、『青の祓魔師』の漫画全巻を今すぐに読みたいという方はすぐにチェックしてみてください^^
▷青の祓魔師の漫画全巻を最も安く読む・安く買う方法!各電子書籍サービスを徹底比較
『青の祓魔師』の漫画全巻を最も安く読めるのはebookjapan 実質無料で読める最大冊数は5冊 長期で利用する予定のある方はマンガBANGブックスがオススメ 「青の祓魔師の漫画全巻を安くイッキ読みしたい![…]