青の祓魔師・杜山しえみの正体は人間じゃなかった?過去についても解説

『青の祓魔師』の主人公の奥村燐に影響されるキャラは多いのですが、その中でも杜山しえみは深い信頼関係を結んでいます。おっとりしている一面もありながら、いざとなると芯の強さを見せるなど頼りになる存在に成長するヒロインです。さて、杜山しえみですが、人間ではないことが作中で明らかになりました。

「え、じゃあ、しえみの正体って何なの?!」

と思いますよね。今回は『青の祓魔師』のヒロイン、杜山しえみの正体や過去について掘り下げていきたいと思います!

シマリス社長
しえみって人間じゃなかったのかー!!

青の祓魔師・杜山しえみの正体は人間じゃなかった?


杜山しえみが実は人間ではないという事実が明らかにされ、読者の多くが驚きを隠せなかったことでしょう。彼女の正体について考察を進めていきたいと思います。

結論から言えば、杜山しえみの正体は「創造皇シェミハザ」の子孫である「巨人(ネフィリム)」でした。この情報に驚いた方も多いのではないでしょうか?それもそのはず、彼女の秘密がこんな形で明らかになるとは、予想外だったはずです。

しかし、物語の中でこの事実が明かされるまでには、多くの伏線が張り巡らされていたのです。物語を振り返りながら、散りばめられた伏線を一つ一つ丁寧に拾っていきたいと思います。

杜山しえみの正体を匂わせていた伏線

杜山しえみの正体が巨人(ネフィリム)であることをほのめかしていた伏線がいくつか存在していたのをご存知でしょうか。

しえみの母親が出雲と話していた時のセリフ

まず、しえみの母親と神木出雲が外のベンチで交わした会話に注目してみましょう。第82話では、しえみの母親が次のように語っています。

「あたしもなりたいものにならせてやりたいさ」

「そう出来るもんならね・・・」

この時点ではまだ、しえみの正体が巨人であることは明かされていませんでしたが、今振り返るとこの言葉はしえみが「創造皇シェミハザ」の子孫である「巨人(ネフィリム)」であることの重要な伏線だったと言えるでしょう。

しえみが母親から大切な話を聞かされるシーン

また、第84話では、祓魔師認定試験に挑む決意を固めたしえみに対して、母親が次のように言います。

「お前がその覚悟なら母さんにも話がある」

この言葉の意味が明かされるのは少し先の第87話ですが、しえみの母親が「大切な話」を伝えた後、しえみの表情には強い戸惑いと決意が見て取れます。その後、しえみは祓魔師認定試験を受けないことを宣言し、賢座庁の者たちに連れて行かれることになります。

おそらく、第84話の時点でしえみは母親から自身が「創造皇シェミハザ」の子孫である「巨人(ネフィリム)」だと知らされ、その事実に直面していたのではないでしょうか。この伏線が後の展開につながると考えると、物語の奥深さを一層感じますね。

第87話「胚子」の扉絵に描かれたしえみ

第87話のタイトルである「胚子」とは、これから成長していく源となるものを意味します。そして、しえみの後ろ髪が植物に引かれているという扉絵も非常に印象的でしたね。

この「後ろ髪を引かれる」という表現には、心残りや未練があるという意味が込められています。

この扉絵は、しえみが燐たちと一緒に祓魔師認定試験を受けたい気持ちと、創造皇シェミハザの子孫としての使命との間で揺れる心情を象徴しているのではないでしょうか。

祓魔師認定試験を受けない理由を明かさないしえみ

第89話では、しえみが祓魔師認定試験を受けない理由について燐に問い詰められるシーンがありますが、しえみは

「理由が言えなくてゴメン…!」

と答えています。

彼女が理由を言えないのは、実は彼女が「創造皇シェミハザ」の子孫「巨人(ネフィリム)」であるためではないでしょうか。

「三賢者(グリゴリ)」は正十字騎士団の最高顧問であり、その正体が明かされていないため、情報は極秘とされています。簡単に明かしてしまうと、セキュリティ面でも問題があるのでしょうね。

「地の王アマイモン」はしえみの真の能力に気づいていた?

第98話では、燐の暴走する炎から仲間を守るために、しえみが大量の植物の壁を生み出すシーンがあります。この力の強大さに、出雲ですら疑問を感じている様子が描かれています。そして「地の王アマイモン」もまた、しえみの異常な力に気づき、

「あの女やはり…でももしそうなら…」

とつぶやいています。この言葉の意味は詳しく説明されていませんが、おそらくアマイモンも、しえみが「創造皇シェミハザ」の子孫であることを察していたのかもしれません。

燐への恋心を自覚したしえみ

第99話では、出雲の言葉をきっかけに燐への思いを自覚したしえみが

「今頃気付いたってもう遅いのに…」

と漏らします。

この言葉は、いずれ「三賢者(グリゴリ)」の一員として、シェミハザの子孫「巨人(ネフィリム)」としての役割を果たさなければならないことを暗示していたのかもしれません。この後、しえみは賢座庁の使者に連れて行かれ、ヴァチカン本部へと向かいます。

賢座庁でのしえみの扱い

第102話では、賢座庁の者たちがシェミハザの側近として同行しているシーンが描かれており、賢座庁とシェミハザが密接な関係にあることが明らかになります。

このことから、しえみと賢座庁、そしてシェミハザとの関係が深く結びついていることが分かりますね。第110話では、シェミハザの結晶聖域「天庭(アマハラ)」にて、賢座庁の者たちがしえみに

「おかえりなさいませ、シエミ様」

と声をかけます。この言葉から、しえみが元々この場所にいたことが示唆されています。このシーンによって、しえみとシェミハザの関係が真実であることが確信に変わったと言えるでしょう。

第114話では、このシーンの続きが描かれ、しえみがこれから住む「斎宮」についても触れられています。

「祓魔屋」に入れない理由

第43話では、学園七不思議の一つとして「絶対に辿りつけない屋敷の祓魔屋」が紹介されました。しえみは「物理的に近づけないようになってる」と聞いたことがあると言いますが、

当時は何気なくスルーしていました。しかし、よく考えてみると、このような屋敷を作る理由が不明ですよね。

しかし、外部からの悪魔の侵入を防ぎ、「シェミハザの子孫を守る」という理由があれば、納得がいきます。

メフィストはしえみの正体に気づいてた?

最後に第66話でのメフィスト・フェレスの発言に注目しましょう。メフィストは燐たちを指しながら、

「私にとって誰一人欠けてはならない大事な手駒」

と言っています。

当然、しえみも含まれていました。メフィスト・フェレスは、しえみが「三賢者(グリゴリ)」の一角である「創造皇シェミハザ」の子孫であることを知っており、彼女がいずれその役割を果たすべき存在であることを暗に示していた。

シマリス社長
よくよく見れば伏線はたくさんあったんだね~

杜山しえみの過去について

物語の初期に登場した杜山しえみは、内気で気弱な女の子でした。特に、気の強い神木出雲に言い負かされるシーンでは、彼女の弱さが際立っていましたね。しかし、物語が進むにつれて、しえみの元々のポジティブな性格が表れ、頼れる存在へと成長していきます。ここでは、そんな杜山しえみの正体や過去、そして彼女の記憶について解説していきます。

しえみは過去の記憶を失っている

杜山しえみは、実は過去の記憶を失っています。物語の中で、祓魔塾を辞めたしえみはヴァチカンの保護下に置かれることになりますが、その理由ははっきりしていません。

何らかの理由で記憶喪失になったと考えられており、記憶を失う前にはヴァチカンと深い関わりがあったのではないかとも言われています。彼女の過去に何があったのか、その謎が気になるところです。

中学時代はほぼ不登校

杜山しえみは、体が非常に弱かったため、中学校にもほとんど通えなかった過去を持っています。引っ込み思案で内気な性格も相まって、学校生活にはなかなか馴染めなかったようです。しかし、そんな彼女が唯一楽しみにしていたのが、祖母が大切にしていた庭の手入れでした。

祖母への思いと、庭で過ごす時間がしえみの心の支えとなっていたのでしょう。

デックアルプ(山魅)の魔障によって立てなくなっていた

杜山しえみは、デックアルプ(山魅)という悪しき存在の魔障を受け、立てなくなってしまいます。彼女は事故で亡くなった祖母の死を自分のせいだと思い込み、その弱った心の隙をデックアルプに狙われてしまったのです。

魔障の影響で足が悪くなり、歩くこともできなくなったしえみは、さらなる苦しみを抱えることになりました。このエピソードは、彼女の過去の苦難と、その後の成長を感じさせるものです。

着物以外の服を着たことがなかった

杜山しえみは、生まれてからずっと着物しか着たことがありませんでした。学校に通っていなかったためか、他の服に触れる機会が少なかったようです。祓魔塾の体育の授業にも袴姿で参加し、制服の着方を知らなかった彼女は、出雲たちに教えてもらうシーンもありました。

しえみが制服を着た姿を見て、燐がスカートの短さに動揺するシーンは、物語の中でも微笑ましい一場面ですね。


しえみの成長や過去を振り返ると、彼女がいかに強くなったのかがよく分かります。これからの彼女の物語がどう展開していくのか、ますます楽しみですね。

シマリス社長
壮絶な過去を歩んできたんだね!

まとめ:青の祓魔師の杜山しえみの正体について

  • 杜山しえみの正体は創造皇シェミハザの子孫である巨人(ネフィリム)
  • しえみの正体についてほのめかす伏線はたくさんある
  • しえみの過去は壮絶で正体について探るヒントになっていた

以上、『青の祓魔師』の杜山しえみの正体について掘り下げてきました。正体が作中で明かされる前に気づいていた読者はどれくらいいたんでしょうね!

シマリス社長
気づいてた人はアオエクマスターだ!

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