ブルーロック｜國神錬介が闇堕ちした理由とは？ 敗者復活戦後の覚醒スキルを調査

國神錬介（くにがみれんすけ）はブルーロックのチームZから潔世一と一緒にいたキャラクターで「正々堂々」という口癖のある人物です。体格が良く、まっすぐで男気のある性格をしているので、筆者は個人的に一番好きなキャラでもあります。そんな國神錬介ですが、闇堕ちしてしまいます。なぜ闇落ちしてしまったのでしょうか。今回は國神錬介が闇堕ちした理由と覚醒スキルについて掘り下げていきます。

ブルーロック｜國神錬介が闇落ちした状態とその理由

國神錬介は一度、脱落したのですが敗者復活戦（ワイルドカード）を経て、再登場を果たしました。しかし、晴れて復活したにも関わらず、様子が明らかに変わっていました。以前の國神錬介とは雰囲気が変わり、まさに”闇堕ち”状態です。

闇堕ちという言葉を調べてみると「光属性だったキャラクターが闇属性になる」といった意味で使われます。ブルーロックには光属性とかそういった概念はありませんが、優しかった人が急に冷たくなったり、正々堂々と戦っていた人が卑劣な行為をするようになったりといったところが闇堕ちといったところになるかと思います。

それでは、國神錬介は一体どんな闇堕ちをしたのか見ていきましょう。

國神錬介の闇堕ち状態

國神錬介は過酷な敗者復活戦を経てからは性格がかなり変わっていました。敗者復活戦前と後の性格について表にまとめましたのでご覧ください。

体格が良くて、男気もあった國神錬介で、シュート力もありました。元々、パワー系のスタイルだったプレーヤーでしたが、敗者復活戦後はさらにパワーが増した感じがします。それだけなら実力アップとなって良かったと思うのですが、性格が冷酷になってしまいました。

スーパーヒーローになることを掲げていた國神は「スーパーヒーローと言う夢をあの世に置いてきた」と言い放っていることから、よりエゴイストに近い存在になったことがうかがえます。世界一になることしか見えていないのでしょう。

口も悪くなり、試合中も味方からボールを奪うような強引なスタイルになっていました。ゴーイングマイウェイ状態です。ワールドクラスのストライカーになるならこれぐらいのエゴを発揮しないといけないのでしょうね。

闇落ち理由は「自分を壊し爆発した」から

國神錬介は二次選考で脱落するのですが、士道からこんな言葉を与えられました。

「己を一度ぶっ潰せないなら強くなれない」

この言葉を深く考えるようになった國神錬介は、なぜ二次選考で脱落したのか、試合に勝てなかったのか等を真剣に考えるようになります。そして、決死の覚悟で敗者復活戦に挑むようになったのです。逆に士道の言葉がなかったら國神錬介は変わるきっかけを掴めなかったかもしれませんね。

敗者復活（ワイルドカード）は過酷なトレーニングを課せられのですが、おそらく、しんどい時にこの士道の言葉を思い出したのだと考えられます。國神錬介にとって己とは「スーパーヒーローになりたいという夢」なので、今まで抱いてきたこの夢を一度ぶっ壊して、勝てる自分になるために気持ちをリセットかつ新しい自分を作ることに舵を切ったのだと思います。

強くなるためには今までの自分をぶっ壊すくらいの覚悟が必要ということ、これは人生の教訓になりますね。

ブルーロック｜國神錬介が闇堕ちするまでの経緯

ここからは國神錬介が闇落ちするまでの経緯をまとめていきます。簡易的な流れは下記の通りです。

二次選考で脱落

11巻第94話では二次選考の通過者が発表されるのですが、國神錬介は選ばれませんでした。ここで國神錬介の日本代表のストライカーへの道は閉ざされたと誰もが思ったことでしょう。國神錬介の「世界一のストライカーになる」という純粋な夢が散ってしまい描写はなんとも切なかったですね。

敗者復活（ワイルドカード）に参戦

脱落したことを受け入れた國神錬介は出口に向かうのですが、二つの分かれ道が目の前にはありました。それは

の二つです。敗者復活の道はめちゃくちゃ怪しい雰囲気を醸し出していたのですが、國神錬介は敗者復活の道へ進んでいきました。脱落したショックを受けていたとしても完全には諦めきれず、まだ、自分はやれるという気持ちがどこかにあったのではないでしょうか。

復活者として再登場

國神錬介が再登場したのは17巻149話のこと。6巻ぶりに姿を現しました。ブルーロックチームは、U-20代表戦で勝利して喜んでいるところに〝敗者復活（ワイルドカード）〟の扉が開いて國神錬介の姿が現れました。その時の姿は、かなり雰囲気が変わり、怖い感じになっています。

敗者復活ではノエル・ノアに近づけるためのトレーニングが施されていたので、國神錬介の実力は相当上がっているのは間違いないでしょう。作中でも

といったデータ数値・評価をたたき出しており、世界のストライカーとして活躍できるだけの実力を身につけていました。

プレースタイルも変わっており、スペインとの試合ではキープ力が増し、強引にシュートをするスタイルに変わっていました。まさにブルーロックが望んでいるエゴイストの選手に近づいていたのです。性格もプレースタイルも変わってしまって怖い印象になってしまいましたが、ブルーロックにとってはこういう人材を欲しがっていたので、まさに成功と言えるでしょうね。

闇落ち＆覚醒状態

國神錬介と潔世一は久しぶりに再会したのすが、世一が「おかえりヒーロー！」と声を掛けても、

「俺はもうヒーローじゃねえ　そんな青臭え戯言は地獄に捨ててきた」

と國神錬介が答え、対応も変わっていました。ステーキを分け合った仲の良い二人には戻れなさそうです。國神錬介は容姿やプレースタイル、性格だけでなく、大事にしていた「サッカーでヒーローになる」という夢をぶっ壊すほどの覚悟をもって、ストライカーになろうとしているのが伝わってきます。よりいっそう男に磨きがかかった感じがしてかっこいいですね。

ブルーロック｜國神錬介の敗者復活戦後の覚醒スキルは？

國神錬介は過酷なトレーニングをして闇落ちしただけでなく、実力も上がっていました。どんな点で実力をつけたかと言いますと

こんなところでしょうか。もともと、シュートの威力が目立っていた選手なので、一番覚醒したところといえば、やはりシュートの威力なのではないかと考えられます。射程範囲の距離が伸びれば、点にも結び付きやすいでしょうし、ストライカーとして立派な成長を遂げていると感じます。

ブルーロック｜敗者復活戦ではどんな試練があったのか？

敗者復活ではどんなことをやっていたのか気になるところです。この敗者復活の目的はノエル・ノアに近い選手を輩出させることでした。極限までノエル・ノアに近づいてもらうためにやったことが実戦形式の仮想試合です。

仮想試合の具体的な描写はあまりありませんでしたが、その内容は想像を絶するほど過酷であったことは國神の変貌ぶりが物語っていますね。性格や思考、大きな夢までも変えてしまうのですから、サッカーのことだけでなく、一人の人生まで大きく変えてしまうプロジェクトとも言えるでしょう。良く言えばトレーニング、悪く言えば洗脳といっても過言ではありませんね。

絵心曰く、國神錬介は「表ルート」の青い監獄メンバーとは違うとのこと。國神はいわゆる「裏ルート」で唯一生還した強制実験体(モンスター)と呼んでおり、一目置かれた存在になりました。人生を変えたいなら、人間すらも変えるような覚悟が必要だとこの作品は教えてくれているのかもしれません。

まとめ：國神錬介の闇落ち理由と会得した覚醒スキルについて

序盤から登場していた國神の変化は胸が熱くなりますね。スポーツ漫画の醍醐味と言える覚醒ですが、覚醒した後のストーリーが気になるところです。漫画だと続きのストーリーが読めますので、記事の下のほうにある安くブルーロックの漫画を読める方法をぜひご確認してくださいね。