名探偵コナンの最も動機が悲しい事件は?同情できる犯人や後味悪い犯行も

名探偵コナンは様々な事件が起こる作品ですが、悲しい動機も数多くあります。

最も動機が悲しい事件はなんでしょうか?

また同情ができる犯人、後味の悪い事件もご紹介します。

シマリス社長
どんな事件があったのかな?

名探偵コナンの最も動機が悲しい事件

ピアノソナタ「月光」殺人事件

悲しい事件として後世に語り継がれている伝説的事件です。

犯人は浅井成実という医師だったのですが、女性の容姿をしていても実は男性ということを隠し、名前の読み方も「せいじ」から「なるみ」と変え2年に渡り殺害計画を練っていたのです。

悲劇の舞台・月影島に来たのには理由がありました。

12年前に月影島で両親と妹を火災でなくしてしまい、ずっと不審に感じていた父親の死の真相を追うためでした。

 

家族を亡くしてから浅井家に引き取られ、医師免許を取得して性別や名前を偽り月影島にやってきて、ピアニストだった父親が島の人間によって殺害された真相を知り犯行に至ったというわけです。

父親の無念を晴らしたい一心で、すべてを偽り事件を追い最期は自殺をしようと決めていた浅井成実に涙した方も多いでしょう。

江戸川コナンが唯一、自殺を止めることの出来なかった犯人となり印象に残る事件となりました。

雪山山荘殺人事件

テレビアニメ第46話「雪山山荘殺人事件」の犯人の動機も悲しいです。

事件の詳細は以下の通りです。

2月24日、福引で別荘の宿泊券を当てた毛利一家は雪山にスキー旅行に来ていました。

 

ですが、江戸川コナンと毛利蘭が毛利小五郎をいたずらで転ばせたせいで肝心の別荘の鍵を失くしてしまいました。

管理人と連絡をとるために近くにあった医大教授・大山将の別荘で電話を借りることに。

その夜は大山と彼の研究室に所属する医師4人で鍋を囲み、そのまま大山の別荘に宿泊する事になったコナン達でした。

 

そんな時、大山が居間で惨殺される事件が発生します。

部屋が荒らされていたので小五郎は金目当ての犯行だと推理しますが、コナンは大山が奇妙な状態で死亡している事が引っ掛かり、彼の遺したダイイング・メッセージの存在に気付き謎解きをしていくのです。

犯人は医師の1人・中原香織でした。

 

動機は大腸癌で亡くなった父のため、父と同じような理由で亡くなる人を出さないために6年もの歳月をかけて研究に没頭し書き上げた論文を横取りされたためでした。

いくらなんでも、教授が弟子である医師の論文を横取りするなんて最低ですよね。

長年、苦労をしたものをあっさり奪われては殺したくなるのも無理はありません。

シマリス社長
胸が締め付けられる事件だね…

最も同情できる犯人は?

テレビアニメ第524話・525話「憎しみの青い火花」は同情が出来ます。

事件の詳細は以下の通りです。

阿笠博士の車でキャンプ場に向かっていた少年探偵団。

 

その途中で車がガス欠してしまい山道で立ち往生してしまいます。

携帯電話も圏外だったので江戸川コナンは山頂に見える別荘まで電話を借りに行く事を提案します。

その時、IT企業社長で別荘の主である周藤豪貴の運転するロールス・ロイスが通りがかります。

 

阿笠から事情を聞いた周藤は「一生ここで待ってなよ!クソジジイ!」と嘲り笑いながら走り去ってしまいました。

その直後、山頂の別荘で大爆発が発生。

コナンが別荘へ駆けつけると別荘のガレージが激しく燃えており、その近くで周藤の婚約者・銀林恵奈が泣きながら周藤の名前を叫び続けていました。

 

この火事により周藤は焼死してしまったのです。

事件の犯人は婚約者の銀林恵美でした。

動機は、過去に山道で発作を起こした銀林恵奈の父親を見殺しにしたからです。

 

困っている人間に対して嘲笑ってみたり、疎ましくしてみたりと被害者の周藤に対しては同情の余地がないという意見が多数でした。

人間の所業ではありませんね。悪魔のようです。

殺人を肯定してはいけないものの、周藤にはざまぁみろと言ってやりたいですね。

シマリス社長
犯人の気持ちもわかる…

最も後味悪い事件は?

消えた凶器捜索事件

こんなことで人を殺してしまうの?と驚いてしまう事件です。

テレビアニメ第135話で放送をされたのですが、この事件はアニメオリジナル。

少年探偵団が「緑美容室」を通りかかった時、その裏で従業員の三井美香と店長の五島緑が言い争っているのを目撃しました。

 

数日後、その従業員が歩美の髪をカットする約束でマンションを立ち寄ると、従業員の三井美香の絞殺遺体で発見されました。

犯人は店長の五島緑だったのですが、口論の際にハンガーを投げられたのに腹が立ち殺害をした…という有名な後味が悪い事件です。

正確には三井美香が店を辞めたいという話になり、ついハンガーを投げてしまったことで殺されてしまうというかわいそうな理由ですね。

鳥取クモ屋敷の怪

テレビアニメ第165話「鳥取クモ屋敷の怪」という事件は、とてもかわいそうで後味が悪い事件として語り継がれています。

差出人不明の依頼状で呼び出された服部平次は、遠山和葉と共に依頼料を突き返そうと鳥取の山中にある武田家へ向かいました。

 

遠山和葉の頼りないナビで道に迷っていると、同じく武田家からの依頼で赴いた江戸川コナンたちが通りかかります。

不穏な事件が多発した武田家は「絡繰峠の蜘蛛屋敷、祟られたくなければ近寄るな」と噂されていました。

 

犯人の動機は外国人の青年が怪我をして、ある屋敷に世話になっていたのですがその時青年は土砂崩れで口を切って喋れませんでした。

紙にローマ字を書いて筆談をしていました。

親交を深めた女性に、母国へ帰る際に紙に「shine」と書き渡しました。

 

女性は心を病んでいたので、この「shine」を「死ね」と勘違いをしてしまいショックで自殺をしたのです。

「shine」という言葉の意味は「あなたは輝いている美しい人だ」が本当の意味でした。

ですが、勘違いをし悲しい連続殺人を犯してしまう…と、なんとも後味が悪いですしトラウマになってしまいそうな事件ですね。

シマリス社長
胸くそ事件だね!

まとめ:名探偵コナンの動機が悲しい事件

  • 動機が悲しい事件は「ピアノソナタ「月光」殺人事件」と「雪山山荘殺人事件」
  • 最も同上できる犯人は「憎しみの青い火花」の銀林恵奈
  • 最も後味悪い事件は「消えた凶器捜索事件」と「鳥取クモ屋敷の怪」

『名探偵コナン』における悲しい事件は犯人に同情できる事件などを紹介してきました。いろんな事件がありますが、あなたが好きな事件はありますか?ぜひコメント欄で教えてくださいね!

シマリス社長
あなたのイチオシの事件、教えて!

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