狙った方向に打ったつもりなのに、なぜか少し曲がってしまう…。
ゴルフ好きの開発者も、この“ちょっとしたズレ”にずっと悩んでいました。
フォームを直しても、動画で確認しても安定しない。
それでも「真っ直ぐ打てないのには必ず理由があるはずだ」と考え続けたことが、後に特許取得のゴルフガジェット誕生へとつながっていきます。
今回は特許取得の一体型ラインマーカー「EagleLine」が誕生した経緯について一緒に見ていきましょう!
5秒で気付いた“真っ直ぐ”の本質
ある日、開発者は練習中に「なぜ曲がるのか」を改めて見直そうと、ボールの打ち出し方向だけに意識を向けてみました。
すると、フォームよりも力加減よりも、最初の直線がわずかにズレるだけで結果が大きく変わることに気づいたのです。
「結局、真っ直ぐ打てていなかったのかもしれない。」
そんな気づきは、わずか数秒の出来事でしたが、パットの安定しなさの原因をシンプルに捉える大きなきっかけになりました。
練習では真っ直ぐのつもりでも、実際のボールには“直線の基準”がない。だから再現性が生まれにくい。
もし誰でも同じ基準線を作れたら、方向性はもっと安定するはず…。
この気づきが、EagleLine誕生の出発点になっていきます。
どうすれば誰でも“真っ直ぐ”を再現できるのか?

「真っ直ぐの基準さえ作れれば、パットはもっと安定するはずだ。」
そう考えた開発者が次に向き合ったのは、“誰が使っても同じ直線を引ける方法”を形にすることでした。
しかし、これが簡単ではありません。
人は自分では真っ直ぐ引いているつもりでも、ほんのわずかに傾いたり、線の太さが毎回変わったりします。感覚に頼る限り、再現性はどうしても安定しません。
そこで必要なのは、誰でも同じ位置・同じ角度・同じ幅で線を引ける構造でした。
素材や形状、使いやすさ、携帯性…。条件を満たすために、開発者の小さなチームは試作を何度も繰り返していきます。
- 「ポケットに入るサイズじゃないと意味がない」
- 「ワンアクションで使えるようにしたい」
- 「線の精度はプロレベルでなければいけない」
そんな理想を追いかけながら、角度・溝の深さ・U字トラックの幅など細部を何度も調整。手間はかかりましたが、ブレない直線を“誰でも5秒で作れる状態”に近づいていきました。
小さなチームだからこそ、ひとつひとつのパーツに丁寧に向き合うことができた、、、この積み重ねが、後に特許取得へとつながる大きな礎になります。
一体型ラインマーカーという発明
試作を重ねるなかで、開発者のチームはひとつの結論にたどり着きます。
「ペンとガイドを、最初からひとつにしてしまえばいいのでは?」
これが、EagleLineの原点となる発想でした。
従来のラインマーカーは、ガイドとペンが別々で扱いにくかったり、線の精度が安定しないという弱点がありました。
そこで生まれたのが、ペンとU字トラックを一体化した“オールインワン構造”です。
この一体型構造によって、
- 毎回同じ角度でセットできる
- 線の太さや位置がブレない
- 初心者でも5秒で直線を引ける
という“再現性の高さ”が一気に実現しました。
さらに、こだわったのは携帯性です。練習場でもラウンドでも、サッと取り出してすぐ使える。バッグに付けられるデザイン性と、速乾インクの扱いやすさも重視し、細部まで妥協なく仕上げられました。
こうした工夫の積み重ねにより、EagleLineは 日本・米国・中国で特許を取得。
小さなチームが追い求めた「5秒で真っ直ぐ」というシンプルな理想が、ついに形になった瞬間でした。
PGA展示会での反響と、日本市場へ向けた決断

完成した試作品を携えて、チームはアメリカのPGA展示会へ向かいました。
世界中のゴルファーやバイヤーが集まるこの場所で、EagleLineは思いがけない反応を得ます。
「こんなに短時間で真っ直ぐ引けるのか」
「シンプルなのに精度が高いね」
プロからアマチュアまで、幅広いゴルファーが興味を示し、実際に使った人の多くが驚いた表情を見せたそうです。
チームはその声を一つひとつ聞きながら、U字トラックの形状や操作性をさらに磨き上げていきました。
そして、改良を重ねたうえで決めた次のステップが、「日本での先行ローンチ」です。
日本は応援購入の文化があり、良い商品をいち早く受け入れるアーリーアダプターが多い市場です。
さらに、ゴルファーの層がとても厚く、品質やデザインを見る目も厳しいため、レビューやフィードバックは商品を確実に成長させてくれます。
「精度を追求するEagleLineは、日本のゴルファーと相性がいいはずだ。」
その確信を持って、日本での先行販売に踏み切ることを決めました。
こうしてEagleLineは、世界デビューの第一歩として、Makuakeという舞台を選んだのです。
EagleLineが変える“パット前の5秒”

EagleLineが目指したのは、特別な練習ではなく“誰でも続けられる小さな習慣”です。
パットの直前、ボールにスッと1本の直線を引く。たったそれだけで、打ち出す方向の不安が驚くほど軽くなります。
直線のラインがあることで、狙いたい方向が明確になり、迷いが消えます。
「真っ直ぐ打てているだろうか…」という不安が減ると、自然とスイングに集中できるようになるのです。これはメンタル面でも大きなメリットがあります。
さらに、U字トラックで引いたラインは毎回同じクオリティなので、練習の感覚をそのままコースへ持ち込めます
。練習場と本番の差が小さくなることで、プレー全体の安定感が増していくのを実感できるはずです。
多くのゴルファーが口を揃えて言うのは、「最初の1打が落ち着くと、その日のプレーが安定する」ということ。
EagleLineは、その“最初の落ち着き”をつくるための、小さくて心強い相棒になります。
パット前の5秒が変われば、スコアも、プレーの楽しさも変わっていく。
そんな未来を想像できるツールへと、ついに完成したのです。
小さなチームが目指すビジョン
EagleLineを開発したのは、大企業ではなく小さなチームです。
それでも彼らには「ゴルフの楽しさをもっと広げたい」という大きなビジョンがあります。
- パットの不安を少しでも減らし、誰もが気持ちよくコースに立てるようにしたい。
- 練習の成果をそのまま本番につなげられる“再現性のある道具”を届けたい。
そんな思いで、一つひとつのパーツを丁寧に磨き続けてきました。
世界3カ国で特許を取得し、米国PGA展示会での反響を経て、最初の公開の場として日本を選んだのもその一環です。
品質にこだわり、良いものをしっかり評価してくれる日本のゴルファーと一緒に、EagleLineをさらに進化させていきたい──そんな願いが込められています。
EagleLineは、ただのガジェットではありません。「ミスを減らす道具」でもあり、「自信を後押しする相棒」でもあります。
小さなチームが情熱を注いでつくったこのツールが、あなたのゴルフの時間をもっと豊かにしてくれたら、これほど嬉しいことはありません。
支援という形で、このプロジェクトに参加しませんか?

EagleLineは、まだ成長途中のプロダクトです。
だからこそ、今回のMakuakeでの先行販売には特別な意味があります。
支援いただいたサポーターの声を受け取りながら、さらに精度を高め、世界に羽ばたく準備を進めていくことでしょう!
先行公開では、登録者限定の割引コードも用意されています。
いち早く手にしたい方や、新しいゴルフギアにワクワクする方には、きっと喜んでいただけるはずです。
「真っ直ぐ打てる」というシンプルな自信が、プレーの楽しさをぐっと広げてくれるに違いありません。
その最初の一歩を、EagleLineと一緒に踏み出してみませんか?
プロジェクトの詳細やリターン内容は、以下のページからご覧いただけます。小さなチームが挑むこの新しいチャレンジを、どうか応援していただけたら嬉しいです。
▶︎ Makuake プロジェクトページはこちら
