『キングダム』では戦国の世ということもあり、死亡するキャラクターが多いです。
作中で死亡するキャラとして、成蟜(せいきょう)が挙げられます。
『キングダム』の中では、最初のころは悪役として登場した成蟜(せいきょう)ですが、最後のシーンで涙して一転してファンになった方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな成蟜の死亡回や成長が見られるシーンについて掘り下げていきたいと思います。
成蟜はどうやって死亡するのかな?
キングダム成蟜の死亡は何巻何話?
12.成蟜。原作ではもっと子供だったのでボスというよりお山の大将といった雰囲気が強かった成蟜ですが、映画では本郷くんの芯のある演技で見違えるほど手強いボスキャラとして君臨しています。色気のある声で飛ばす檄も、敵ながらめちゃカッコいいんです!
— キングダム公式アカウント (@kingdom_yj) April 29, 2019
成蟜は、35巻第377話で死亡します。
成蟜は、呂不韋の陰謀により瑠衣とともに囚われ、反乱の首謀者とされます。
しかし、見張りの兵を説得し何とか脱出に成功したのでした。
まだ囚われたままの瑠衣を救うために移動している最中に、敵の攻撃を受けてしまいます。
瑠衣を救うことは成功したものの、成蟜自身は命を落としてしまうのでした。
成蟜は最後に、瑠衣に初めて会った時から、ほれていたと言い残して亡くなります。
『キングダム』の中で、感動シーンのランキングをつけるとしたら、この成蟜と瑠衣の別れのシーンは絶対にベスト10には入ると思います。
このシーンは涙なくしては読めません。
成蟜の成長が分かるシーン
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成蟜の成長を感じさせるシーンは34巻の中のいくつかの場面で語られています。
勇ましく指揮をとる様子
まずは、第368話です。
大勢の成蟜一派ともとれる自分の配下達に指示を飛ばしています。
最初に王位を狙って反乱を起こしたときは、全く政治に関心が無く、国は好き放題してよいから兄の首だけもってこいなどと命令していたのがウソのようです。
兄を助けるために出陣する様子
そして第369話でも、呂不韋が嬴政(えいせい)に趙(ちょう)の軍隊を退けるため出陣するように促すのですが、そこに何某かの企てを感じ取った成蟜は、兄の代わりに自分が出陣すると宣言します。
あんなに反発していた兄をかばい、呂不韋から守ろうとするなど、最初の姿からは誰も想像できなかったに違いありません。
自らを省みずに瑠衣を救出に行ったり、兄をかばったりと後半の成蟜が全くの別人のようになっています。
一体どうしてこんなに変わってしまったのでしょうか。
成蟜の成長のきっかけとなった出来事とは?
もう最近コスプレする人じゃなくてキングダム感想botになってる……成蟜のここほんと涙出るし、嫌いな王賁ですら涙でるし、シュンメンもっとオマケのコマ以外でも活躍して欲しいし、キングダム面白い…ほんとに涙出るんだよ…すげぇや😭🙌💦 pic.twitter.com/fAqbDKOXAj
— mizuki (@datetosuikyou36) February 22, 2017
大きな出来事で言えば二つありました。
反乱に失敗したことで改心?
まずは、最初に起こした反乱で失敗し、挫折したことです。
この時に、自分の周りには、命令ではなく自分を思って傍にいてくれる人がいないことに気づきました。
この当時は、殺す価値も無いと嬴政に言われていましたが、反乱以降に自分を見直すことになったのは間違いないと思います。
嬴政の気持ちに感銘を受けた
そして二つ目の更なる成長のきっかけとなったのは、嬴政の王としての覚悟を見せつけられたからでしょう。
34巻第367話で成蟜は、絶望的な戦況を覆すべく、自ら蕞(さい)へ行こうとする嬴政を止めようとします。
ですが、そこで逆に、亡国をくい止める責を全うするのが、第一の王の責だと諭されるのです。
そしてその時に、中華を統べる王になるという宿願も聞くことになりました。
これ以後、より一層、王族としての自覚を持って兄と国を支えるようになったようです。
こうしてみると、キングダム中で、精神的に成長した人ナンバーワンは、成蟜ではないかと思います。
最初のころに、成蟜が亡くなっても多分心には残りませんでしたが、今となっては、王毅と並んで生きていて欲しかったキャラとなりました。
もし生きていてくれたら、嬴政の中華統一の夢を補佐して、活躍する場面が想像できるだけに残念です。
成蟜の特徴やプロフィールについて
キングダムを追ってる。先に実写版でみちゃったけど本多奏多さんの成蟜はマジ成蟜だった!凄いなぁ。 pic.twitter.com/pDfY20NpOS
— 嫁ノフ@もーい〜 (@30nofulife) May 25, 2021
成蟜は、秦国王嬴政(えいせい)の異母弟です。
父親が国王、そして母親も公主という血筋を背景に、王族中の王族であることに絶対の自信を持っていました。
そのため、身分の低い人間を人とは思わない傲慢なところがありました。
第一夫人は秦国の公女、瑠衣(るい)です。
当時は政略結婚だったのではないかと思うのですが、珍しく二人とも相思相愛の夫婦でした。
最初のころの成蟜の性格は最悪だったので、瑠衣にはどこが好きだったのか聞いてみたいものです。
まとめ:キングダムの成蟜について
- 成蟜が死亡するのは35巻
- 成蟜は嬴政のために自陣の指揮を執り、戦っていた
- 成蟜が成長するきっかけとなったのは反乱に失敗し、嬴政の気持ちに感銘を受けたから
以上、今回は成蟜を詳しく見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
成蟜は亡くなってしまいましたが、成蟜が見せてくれた名シーンは、いつまでも私たちの心に残り続けていきますね。
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