『薬屋のひとりごと』にはかっこいい男キャラもたくさん登場します。
その中でも群を抜いた二枚目キャラと言って挙げられるのは壬氏(じんし)でしょう。
壬氏は宦官として登場しますが、その正体については謎が多い男でもあります。
そんな壬氏の正体は一体何者なのか、すごく気になりますよね。
今回は壬氏の正体が何者なのか、出生の秘密などについて掘り下げながら解説していきたいと思います。
薬屋のひとりごと壬氏の正体は皇帝?
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壬氏がどんな人物なのか見ていきましょう。
表向きの壬氏の正体は皇帝の弟
壬氏は宦官として後宮にいる人物です。
後宮では強い権力を持ち、恵まれた容姿を持つ絶世の美男子でもあります。
もし、女に生まれたら傾国の美女だっただろうと言われるほど。
権力も容姿も手に入れた最高の人生を約束されていますね(笑)。
そもそも、なぜ壬氏は権力を持っているのかと言いますと、皇族だからです。
壬氏の正体は現・皇帝の弟となっています。
しかし、皇帝の弟というのはあくまで表向きの正体です。
真の正体については後述していきます。
「壬氏」は本名じゃなかった
”壬氏”という名前も本名ではなく、本名は華 瑞月(カ・ズイゲツ)といいます。
この本名を呼んではいけない身分の人間からは「月の君」だったり「夜の君」と呼ばれているのだとか。
オシャレなニックネームですよね。ニックネームからはどこか落ち着いた性格を表現しているように思えますね。
”華 瑞月”としては病弱ということで政などの表舞台に立ちません。
仕方なく公の場に出ることもあるのですが、その際は素顔を隠しているため、壬氏と同一人物であることを知る者はほとんどいないのです。
壬氏は実年齢も偽っていた
しかも隠しているのは名前だけでなく、年齢も隠しており、表向きは24歳となっていますが、本当は18歳なのです。
まさかの逆サバですね。まあ、男は多少年齢が大人のほうが魅力を感じやすいので、6歳も年上に設定しているのかもしれませんね。
また、壬氏が後宮入りしたのも目的があり、皇帝に逆心を抱く人たちを探すためでした。
壬氏は皇位継承者候補ですが、本心では皇帝の座に就きたくはないと思っており、後宮の治安を安定させる事で跡継ぎとなる皇子を一刻も早く育て上げたいという望みがあります。
皇子を育てて、いち早く皇位継承者候補から外れたいと思っているわけですね。
壬氏の出生の秘密について
アニメ「薬屋のひとりごと」10月放送開始、壬氏役は大塚剛央 キービジュ&PV公開(コメントあり / 動画あり)https://t.co/g9iiwbNvGN#薬屋のひとりごと #大塚剛央 pic.twitter.com/cmxCfwrg6k
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皇帝の実の弟として知られる壬氏ですが、実は違いました。
この出生の秘密を知っているのは
- 現皇帝
- 皇太后(先代皇帝の正室)
- 阿多妃
の3人のみ。
壬氏本人も皇帝の弟だと思っており、真相を知りません。
実は壬氏は阿多妃の子だったのです。
なぜ、このようなことが起こったのか順を追って解説します。
先代皇帝は幼女を好んでいた
先代皇帝(現皇帝の父)には幼女を好む変態的な気質があり、皇太后は幼くして現皇帝を産んでいます。
そのため、当時は命の危険にさらされました。
そこで、西方の国で医術を学んでいた羅門、すなわち猫猫の養父が出産に立ち会ったため、子どもも皇太后も無事となります。
まさか、ここで皇族と猫猫との関係があったなんて驚きですね。
これが皇太后にとって一人目すなわち現皇帝の出産となりました。
二人目の出産の時も羅門がつきっきりとなります。
同じころ、阿多妃の出産も重なるのですが、羅門が皇太后の出産につきっきりなものですから、ないがしろにされてしまったのです。
こればかりはタイミングが悪かっただけで誰が悪いとは言えませんね。。。
阿多妃もなんとか無事に出産はできたのですが、子宮を失い、子どもの産めない体になってしまいます。
その時に生まれた子供が壬氏だったのです。
しかも、阿多妃は先代皇帝と関係を持ったわけではなく、現皇帝と関係を持って妊娠しています。
つまり、壬氏は皇帝の息子ではなく、阿多妃と現皇帝の子供ということになりますね。
壬氏は兄だと思っていた人が、実は本当の父親ということ。
この事実は壬氏は知らされていないため、どこかのタイミングで知った時に衝撃を受けることでしょう。
では、なぜこのような真相の改ざんが行われたのでしょうか?
阿多妃による赤子の入れ替え
阿多妃は産後直後だったので精神的に弱っていたので、重大な決断を下しました。
です。
阿多妃の子供は東宮の子という立ち位置になるため、当然、皇帝の子よりは強い庇護を受けられません。
なので、わが子により強い庇護を受けてもらうために、皇太后の赤子(本物の皇弟)と、自分の赤子(壬氏)を入れ替えました。
なかなかエグイことを実行しますね。。。。
赤子の入れ替えに成功し、皇太后の元で皇弟として育った壬氏は、天女のごとき美貌を持つ青年として順調に育ちます。
一方、阿多妃の元で育った子(本物の皇弟)は、幼い頃にはちみつに含まれた毒が原因で命を落としてしまいました。
とことん、阿多妃のもとには災難が降り注いで、かわいそうになってきますね。
その後、皇太后は赤子の入れ替えに気づき、第二子(本物の皇弟)が死んでいたことを知ると、出産時に取り上げた羅門を肉刑に遭わせ、後宮を追い出すことにしました。
そして、羅門は花街で薬屋をすることになり、この薬屋で猫猫も一緒に働くことになるわけですね。
全てが綺麗に繋がっていて、ストーリーとしての魅力が詰まっています。
壬氏の父親と母親はどんな人物?真の正体を解説
お題箱より、薬屋のひとりごとの壬氏と猫猫 pic.twitter.com/vmQhRLFoRi
— 中邑故一@原稿 (@mogarism) October 24, 2021
壬氏の父親と母親はどんな人だったのでしょうか?
壬氏の父親は現皇帝
壬氏の父親は現皇帝です。
なので、壬氏はれっきとした皇族ということになりますね。
先代皇帝の孫に当たりますし、現皇帝の息子でもありますから、このままいけば皇帝になる道は避けられません。
壬氏本人は現皇帝の弟であると自覚しているのですが、年齢はかなり離れています。
そのことには疑問を抱いておらず、弟であることを大人になってもいまだに信じ続けているのです。
真実が明かされた時の壬氏の反応が楽しみですね。
壬氏の母親は阿多妃
壬氏の母親は阿多(アードゥオ)妃と言い、淑妃でした。
淑妃は後宮に仕える女官のことで、貴妃の一つ位の下にあたります。
当然、皇太后よりも身分は低いので、出産時が重なった時には優先されなかったわけですね。
それでもわが子を愛する気持ちは人一倍強かったでしょうから、赤子の入れ替えという決断をしました。
自分の運命よりもわが子の幸せを願う、母親の鑑と言える人ですね。
まとめ:壬氏の正体や出生の秘密について
- 壬氏の正体は阿多妃と現皇帝の息子
- 壬氏本人は現皇帝の弟だと思い込んでいる
- 壬氏の本名は華 瑞月(カ・ズイゲツ)で実年齢は18歳
以上、壬氏の正体や出生の経緯についても解説してきました。壬氏が真相を知った時の反応や行動が楽しみですね。
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