『薬屋のひとりごと』には魅力的なキャラクターがたくさん登場してきます。
天祐(ティンユウ)もその一人です。
どこか謎めかしい雰囲気を漂わせている点も人気の要因となっているキャラですが、天祐の正体は皇族といった噂もあります。
今回は、天祐の正体が本当に皇族なのか、そして、猫猫に対して恋愛感情を抱いているのかなどについて掘り下げて見ていきましょう。
薬屋のひとりごと天祐の正体は皇族?
薬屋のひとりごと11巻発売まであと7日!
天祐 え?今回俺、大活躍するの?
🐱(何かイラっとする表情するな)…知りませんよ#薬屋FA pic.twitter.com/QPaLM11muW— にゃけ彦 (@nyakehiko_t) April 22, 2021
まず最初に天祐の正体を探るために天祐のプロフィールなどを見ていきましょう。
天祐の正体は見習い医官
天祐は『薬屋のひとりごと』に登場する見習い医官です。
医官とは「医師の資格を有する陸・海・空自衛隊の幹部自衛官のこと」と現代では定義づけられていますが、おそらく『薬屋のひとりごと』作中における医官は「後宮に仕える医者のこと」と捉えるべきかと思います。
天祐はまだ二十代半ばという若い年齢のため、見習いという形で後宮に仕えるようになりました。
医療技術は超優秀
天祐の医療技術はオペは一番上手と評判があり、見習いとは思えないほどの腕前で猫猫もその外科技術を認めていました。
医学に精通しており、知的好奇心が旺盛で、過去には皇子の遺体を切り刻むという過激な行動もしています。
また、少年だった天祐が一人で熊を解体していたこともあり、早くから外科技術に長けた少年だったということです。
まさに神童という言葉がピッタリの男ですね!
医官になったのも遺体をいじれると知ったからという理由でかなり変わり者と言えるでしょう。
天祐の血筋は皇族?
天祐が医官になったのは家庭の事情があったとのことなのですが、どんな事情なのかは明らかにされていません。
おそらく、天祐は皇族の血筋なのでは?という噂が立ったのもこの”家庭の事情”があったことが原因でしょう。
私が思うに皇族とは関係ないとは思います。
シンプルに家庭が貧しくてお金を稼がないといけなかったから、高給取りの医官の道を目指しただけなのではないでしょうか。
天祐のスキルと能力について
『薬屋のひとりごと』13
天祐の顔見て蛙🐸が頭をよぎった
あぁーアニメ化楽しみすぎるぅ
DVD・Blu-ray化されたら買っちゃうかもしれないな
うん、12巻が分厚過ぎただけで13巻薄くない、通常チュエさん腕… pic.twitter.com/meuMKT3qqK
— 黒上 (@kurokamisan_2) February 28, 2023
天祐は常人にはないほどの特殊なスキル、能力を持ち合わせています。
ここでは天祐が持つスキルについて見ていきましょう。
卓越した手術スキル
天祐は研修期間のときから外科実技はかなり優秀でした。
天祐と猫猫が西都で小紅という玉鶯の子の手術を受け持つことになったのですが、猫猫は執刀を天祐に任せ、自ら麻酔や術後処理に回りました。
腹を切り開いたり、直接腸から異物を取り除いたり、繊細かつ素早い手術を見た猫猫は
何年後にたどり着けるか分からない域
と表現していました。
猫猫も手術の腕前は高いほうですが、それを圧倒するほどの実力だということです。
好奇心旺盛な性格
通常、女性が外科研修を受けることはめったにありませんが、猫猫は研修を受けていました。
このことに興味を持った天祐は食い気味に猫猫に興味を持ったのです。
天祐は猫猫に
「どうやって劉医官に取り入ったの?」
と目をキラキラさせながら、聞いていました。
少年の心を持ちつつ、好奇心旺盛な性格であることがうかがえますね。
天祐の過去・前職
薬屋のひとりごと11巻読了。
①林大人と林小人と戸籍の話ってこういうことか
②突然出てきた農民じゃなくて拓跋 だったの
③壬猫糖分が足りない
④天祐まさかのあれの子孫
⑤陸孫ショック
⑥陸孫ショック(大事なので2回)
感想は以上です pic.twitter.com/dYLjVDTKoW— Meg.K (@Meg_812) May 1, 2021
天祐はもともと医者ではなく、前職は猟師をしていました。
というのも、家系が猟師の家系でクマなどを狩って生活していたのです。
天祐はいつものようにクマを解体していたら、その様子を見た劉医官と楊医官がスカウトしたことがきっかけで医者の道を歩むようになりました。
このときの天祐の様子は顔色一つ変えずにクマを解体していたので、医者としての素質があると見抜いたのでしょうね。
天祐はスカウトに前向きで
「俺は華佗の子孫だ、医官は天職じゃないのか?」
と話していました。
『華佗』とは100年近く前に実在したと言われる、伝説上の医者です。
本当に華陀の子孫なのかどうかは作中では明らかにされていません。
ただ、スカウトされた際、父親が医官という職業に以上に怯えていた様子がありました。
これは、腑分けした罪人の血筋だという認識があったから怯えていたと考えると、本当に華陀の子孫なのかもしれません。
スカウトされなければ一生、猟師として生きていたかもしれなかった天祐ですが、スカウトがきっかけでエリート街道を歩めるようになったと思うと感慨深いものがありますね。
天祐と猫猫との関係は?
薬屋のひとりごと 11/日向夏#読了
戌西州を襲った大蝗害のせいで人々は混乱し、強奪や暴動が起きていた
物資が不足する中、様々な問題が猫猫に降りかかる陸孫…
天祐の腑分けが猫猫よりも上手なのが意外だった
猫猫も今回もお疲れ様だった
そしてMVPはもちろん羅半兄#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/FkvEZSecY1— Lala (@kikilala0831) November 8, 2022
天祐は猫猫と初めて出会った時から興味を示していました。
猫猫も薬師として医療に関しては精通しています。
天祐は医学、猫猫は薬学といった医学という共通の興味を持っているため、この共通点が二人の関係性を深めていると考えられますね。
天祐も医官として素晴らしいスキルを持っていますが、それに負けないくらい猫猫も薬師としての優秀なスキルを持ち合わせていました。
なので、天祐は猫猫の高度な薬師スキルに感銘と興味を抱くようになったのです。
また、薬師としてのスキルだけでなく、猫猫の人柄にも感銘を受けるような描写もあります。
お互いに無視できないような存在となっているのは間違いありません。
天祐は猫猫のことが好き?
薬屋のひとりごと 11/日向 夏
大蝗害の混乱に乗じて壬氏の成果を自分の手柄にし、民を巧みに誘導していく玉鶯
玉鶯、天祐、陸孫それぞれの出自、イの一族、風読みの民の因縁が明らかに
そうだったのか!そして今回の糖分は壬氏の「補充がしたい」
なんだか壬氏、猫猫に少し控えめになった?#読了 pic.twitter.com/T6F9hoi9Kg— ちか (@cuqcu) May 2, 2021
天祐も猫猫もお互いについて意識しているのですが、天祐は猫猫のことが恋愛対象として見ているのでしょうか?
結論から申し上げますと、天祐は猫猫のことを恋愛対象としては見ていないと思います。
というのも、天祐は燕燕(えんえん)という女の子が好きだと明らかになっているからです。
燕燕は19歳の少女で猫猫と一緒に医局のお手伝いとして働いています。
天祐はその燕燕にラブゾッコンなのです。
しかし、残念なことに燕燕は大の男嫌いなので、二人の距離が縮まることは難しいでしょう。
もしかしたら、レズビアンである可能性もありますので、天祐の恋が実らないかもしれませんね。
まとめ:天祐の正体について
- 天祐は見習い医官
- 天祐は薬師としての猫猫に興味を示している
- 天祐は恋愛対象として燕燕のことが好き
以上、天祐の正体は猫猫との関係について解説してきました。『薬屋のひとりごと』では恋模様の行方も描かれるのでそこも面白い点です。
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