『夏目友人帳』の主人公・夏目貴志は幼少期から他の人には見えない妖を見ることができ、その特異な体質のせいで常に妖たちに追われる日々を送っていました。その結果、奇異な目で見られ、いじめに遭うことも多く、両親と死別した後は親戚の間を転々とする孤独な人生を歩んできました。
藤原家が暮らす町で、彼は招き猫を依代とする妖怪・ニャンコ先生(斑)と出会い、祖母の遺品である「友人帳」の存在を知ることになります。この「友人帳」は、祖母が妖たちと交わした契約の記録であり、それを通じて夏目は人間や妖との出会いや別れを経験していきます。夏目が自分の居場所を見つけ、周囲の人々や妖との絆を深めていく過程は、観る者にとっても心に響くものがあります。
今回は『夏目友人帳』の主人公・夏目貴志の祖父は誰なのか、掘り下げていきたいと思います!
夏目友人帳・夏目貴志の祖父は誰?レイコさんの夫の正体
「夏目友人帳 陸」
「夏目の祖父」の存在を匂わせて終了。相変わらず綺麗なエピソードばかりで、
このシリーズは精神が浄化されますね。
(「笑ゥせぇるすまん」みたいなのも好きなんですけどね。)「七」での再会を楽しみにしてます。 pic.twitter.com/JrtoqXAI24
— アレンジングマーズ (@ArrangingMars) February 23, 2018
さっそく夏目貴志の祖父について掘り下げていきましょう。
祖父はレイコとは正式に結婚していない
アニメ『夏目友人帳』第5期の第1話「変わらぬ姿」において、主人公・夏目貴志の祖母であるレイコが未婚のまま娘を出産していたことが明らかにされます。その娘こそが貴志の母親ですが、貴志の両親はすでに亡くなっており、レイコについて詳しく知る者は誰もいません。
レイコに関する情報は、友人帳に記された妖たちから得られた記憶や、妖との交流を通じて少しずつ明らかになっています。しかし、貴志の祖父については依然として謎のベールに包まれたままです。興味深いのは、どんぐりが好きな妖の記憶から次のような話が伝わってきたことです。
「最近、変わった人間に会ったの。木に登ったら危ないとか、夜遅くに外を出歩くなとか、まるで親のように口うるさい男だったけど、時々おまんじゅうをくれるのよ。」
このエピソードは、レイコが微笑みながら語っていることから、彼女にとって特別な存在であったのではないかと思われます。もしかすると、これがレイコが出会ったばかりの祖父だったのかもしれません。男性の口調から、レイコよりも年上で、世話焼きな優しい人物であったことがうかがえます。レイコもまた、過去の貴志同様に人の優しさに飢えていたのではないでしょうか。
貴志が藤原夫妻という心優しい人々と出会い、彼らを心から大切にしていることを考えると、レイコもまた、この優しい男性に心を開き、大切に思っていたのでしょう。
祖父は祓い屋として働いていた?
アニメ第6期の第10話「閉ざされた部屋」、第11話「大切なモノ」において、貴志は祓い屋である名取の仕事に同行し、亡くなった祓い屋の秘密の部屋を探索します。その中で、青い龍の式神に出会います。
式神は次のように語ります。
「懐かしい感じがしたのは気のせいではなかったか。その顔、昔見たことがある。」
「それはおそらく祖母です。レイコさんをご存知なんですか?」
「いや、男だ。昔お前によく似た顔立ちの男に会った気がする。」
この会話から、貴志に似た顔立ちの男性が過去に存在し、その人物が貴志の祖父であった可能性が高いことが推測されます。もし祖父が祓い屋であったと仮定するならば、彼は過去に箱崎邸を訪れていたのかもしれません。
また、幼い頃の藤原繁さんとレイコの話も興味深いです。幼かった滋と自然に言葉を交わすようになっていたレイコは、滋から家での異変を聞き藤原家を訪れます。これまでのレイコであれば、知恵や言葉、または力で対応していたところですが、この回では筆を咥え、まるで祓い屋のように術式を用いて祓いました。
この方法は、祓い屋であった貴志の祖父から教えられたものだったのかもしれません。
祖父がニャンコ先生だと言われている理由
夏目友人帳 参 見終わりました。好きな回は5話の「蔵にひそむもの」です。タキの祖父慎一郎さんと妖怪達の心優しいエピソード。
妖怪達が不器用ながら慎一郎さんに思いを寄せる姿と、別れの切なさが心に響きます。
祖父の研究の意味・成果を知ることができたタキにとっても大切な回ですね。 pic.twitter.com/JT4MHICf5O— 祥太郎 (@shotaro_anime) June 9, 2024
実は、夏目貴志の祖父はニャンコ先生なのではないか?とも言われています。祖父がニャンコ先生だと言われている理由について見ていきましょう。
斑(ニャンコ先生)が夏目貴志を守っているから
ニャンコ先生は夏目貴志の用心棒として、あらゆる妖から身を守ってあげています。
解放されてくれたから、その恩で用心棒を務めていると考えるのが普通ですが、実は夏目貴志の祖父だから守っているという説も可能性としてはなくはありません。
祖母であるレイコは強い妖力を持っていたのですが、夫と関係を持った時点で妖力を持ったとしたら、夫は妖だった可能性もあります。
そして、ニャンコ先生がその夫だった、、、と考えれば辻褄が合いますよね。
夏目貴志のことを必死に守っているのも、実の孫だからという理由だったら納得しませんか。
斑と夏目の深い関係についての考察
貴志と斑の間にも非常に深い縁が感じられます。もし貴志の祖父が祓い屋として活動していたとすれば、彼に式神がいたことも不思議ではありません。このことから、斑が祖父の式神だったのではないかと考えるのは自然な発想です。
斑ほどの強力な妖を式神にすることができる術士であれば、当然ながら危険な任務も多かったでしょう。そんな中、祖父が命を落とし、斑は主を失った。レイコが未婚のまま子を産んだ理由も、もしかするとその出来事に関連しているのかもしれません。
主を失った悲しみから斑は暴れ回り、招き猫として封印された。その封印を解いたのが孫の貴志であったことは、偶然ではなく運命だったのかもしれません。
だからこそ、斑は貴志を守るのです。それは、以前の主の血を引く者だから。そして、レイコに対して時折辛辣な言葉を投げかけるのも、斑が彼女を主の座を奪った存在と見なしているからでしょう。貴志を守るのは祖父の血のためであり、意地悪を言ってしまうのはレイコの血のためなのだと考えると、この関係性がさらに複雑で興味深いものになります。
まとめ:夏目友人帳・夏目貴志の祖父は誰なのか?レイコの夫の正体
- 祖父の名前や職業は明らかにされていない
- 祖父は祓い屋だった可能性が高く、孫の夏目貴志もその素質を受け継いでいる
- ニャンコ先生が祖父だった説もある
以上、『夏目友人帳』の祖父について掘り下げてきました。祖父の正体が暴かれた時、もっと物語が楽しくなりそうですね!
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