風の谷のナウシカには個性豊かな動物がたくさん登場してきますよね。
架空の動物なのか、現実に存在している動物なのか気になる動物も多くいます。その中でも『トリウマ』という動物がいるのですが、実際にいる存在いている動物なのでしょうか?
そこで、こちらではユパの鳥であるトリウマについてフォーカスを当てて解説していこうと思いますのでぜひ最後までご覧ください。
風の谷のナウシカのユパの鳥・トリウマとは
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ユパが乗っているトリウマとは一体どのような動物なのかご存知でしょうか?
人をも載せられる頑丈な体を持った鳥で、まるでダチョウのようですよね。
トリウマにはオスとメスがいた
トリウマのオスのほうはカイ、メスのほうはクイと呼ばれています。
カイは、ナウシカの出陣に際してユパから贈られたトリウマで、サパタ城攻防戦にて奇跡の活躍を見せナウシカを救った後、死亡してしまいました。
カイはナウシカにとっては友と呼ぶべき存在で死亡した際、ナウシカはひどく悲しんでしまいます。
カイの死後にクイが卵を産んでいる
クイは、カイと共にユパの愛馬であったトリウマです。
トリウマには離れた仲間の身に危険が及ぶと卵を産むといわれており、カイが死んだ後はクイが卵を産んでいます。
まるでカイの意思を継ぐかのようなタイミングで次の命に使命を託しているようですね!
風の谷のナウシカのトリウマのモデルとなった動物
『風の谷のナウシカ』より、
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トリウマのモデルはドードー鳥
実はトリウマのモデルとなった動物が存在していたことをご存知だったでしょうか?
宮崎駿監督は「絶滅したドードー鳥」をモデルにトリウマという架空の動物を作ったと言われています。
ドードーの画像を見つけてきたので載せておきますね↓
画像出典:絶滅動物図鑑
ドードー鳥は現在は絶滅したと言われているため、イメージ画像しかありません。
ドードー鳥は、16世紀末にインド洋に浮かぶ島国モーリシャスで発見された鳥です。
大きさは約1メートル程あり、ずんぐりした体型で重さが20キロほどあったそうです。
このような体型ですが、肉食ではなく木の実や果実、種子などを餌として食べていました。
また、先祖はハトということらしく、ハトの習性と同じく、群れで生息していたそうです。
ドードー鳥が絶滅した理由
そんなドードー鳥が絶滅してしまったのは理由があります。
天敵が全くいない島で進化してきたので、怖いもの知らずで警戒心が薄く、人を恐れないといった特徴があったのです。
また、地上に巣をつくるという習慣があり、ネズミ、豚、犬など人間によって持ち込まれた外来種が来て卵を食べられてしまいました。
このように警戒心0のドードー鳥は人間による森林の伐採や開発によって生息域は激減し、1681年ついに絶滅します。
発見からわずか83年でドードーは絶滅してしまったのです。
トリウマは絶滅したドードー鳥がモデルにしたことで、神秘性が増している感じがしませんか。
風の谷のナウシカのトリウマとFFのチョコボはどっちが先?
「風の谷のナウシカ」トリウマのフィギュアが海洋堂から登場、全身41カ所が可動(写真13枚)https://t.co/FVi40XP1bm#ジブリ #風の谷のナウシカ #海洋堂 pic.twitter.com/fBPflnOIrZ
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) March 30, 2022
風の谷のナウシカに出てくるトリウマとジブリには全く別のキャラクターのチョコボが似ていると思ったことはありませんか?
私は正直思ったことがあります(笑)。
チョコボは、『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズに登場する二足歩行の架空の鳥で、シリーズを代表するマスコットキャラクターです。
ゲーム中では乗り物として扱われることが多いのですが、元ネタとなったのはチョコボールのキョロちゃんで、鳴き声も「クエッ」で統一されています。
トリウマのほうが先
トリウマとチョコボ、どっちが先に登場したのかを見ていくと、
- ファイナルファンタジーのリリース日:1987年12月18日、
- 風の谷のナウシカの公開日:1984年3月11日
となっていました。
このことから、先に描かれているのは、約3年程早い風の谷のナウシカであるとわかりますね!
まとめ:風の谷のナウシカのトリウマについて
- トリウマはユパが乗っている架空の鳥
- トリウマのモデルは絶滅したドードー鳥がモデルとなている
- チョコボと似ているが先に世に登場したのはトリウマ
ユパの鳥トリウマの2匹はすでに絶滅した生き物で描かれていることが分かりました。
世間の一部では、宮崎駿さんはチョコボというキャラクターのパクリをして描かれたと噂されていたが、きちんと自分が選んだ動物でアニメのキャラクターが作成されています。
しかも、ファイナルファンタジーのチョコボを作成した方も元ネタがチョコボールのキョロちゃんだと話されているので確実に違うことがわかりますね。