『忍たま乱太郎』は忍術学園での様子がメインで描かれていますが、上級生が少ない気がしませんか?
一応、6年生まで在籍しているようですが、6年生が登場する機会はレアです。
実は本当に忍術学園には6年生が少ないことをご存知だったでしょうか?
今回は『忍たま乱太郎』の忍術学園に6年生が少ない理由について掘り下げていきます。
忍たま乱太郎の六年生が少ない理由
忍術学園に6年生が少ない理由は下記の通りです。
忍術学園では、学年が上がるにつれて難易度が増し、成績不振などにより進級できず退学する生徒が増え、人数が減少しています。
他にも学費の支払いが困難な生徒や、実習中に怪我や死亡事故に遭遇した生徒がいるため、人数が減っていきました。
また、6年生ともなると、かなりプロに近い実力を持つため、学籍を持ったまま学外で活躍している生徒もいるかもしれません。
現在は6人しかいませんが、この数では少なすぎるため、アニメなどではたまにモブキャラクターが登場することもあります。
以前の作品「落第忍者乱太郎 天之巻」では、六年生があと二人(実際は三人)欲しいとの話がありましたので、将来的には生徒数が増える可能性があります。
六年生キャラの名前と強さについて
現在、名前の分かっている6年生は6人いました。各キャラの名前と強さなどの特徴について解説していきます。
潮江文次郎(しおえもんじろう)
文次郎は、忍術学園で最も優秀な生徒の一人です。口癖は「バカタレ」で、アニメ版では頻繁に「ギンギン!」「ギンギーン!」と叫んでいますが、後に原作でも使うようになりました。
誠実で真っ直ぐな性格であり、敵であっても説教をすることがあります。短気で熱血漢な性格の持ち主で、常に鍛錬を怠らず努力家です。
悔しいことがあると壁に頭をぶつけ、それによって壁を損傷させています。実戦では暖かい飯が食べられないため、冷や飯しか食べません。
頻繁に徹夜をするため、目の下にクマができることが多く、実際の年齢よりも高齢に見られることがあります。しかし、同級生からは目の下にクマがないと不気味だと言われることも。
一方で、年相応な一面もあり、山田先生の女装姿を見て自分の方がマシだと茶化すこともありました。
文次郎は接近戦に秀でた袋槍の達人であり、戦闘スタイルは防御に特化しています。
槍を回転させることであらゆる攻撃をはじき返します。
さらに、会計委員会で使用している鉄製の10キロそろばんを武具として利用し、敵の攻撃を跳ね返することも可能です。
忍術学園で最も優秀な生徒と称されるだけあり、あらゆる技能や術に秀で、総合的な強さを誇っています。
立花仙蔵(たちばなせんぞう)
立花仙蔵は、忍術学園で冷静かつ優秀な生徒です。特に火薬に関する知識が豊富で、自作するほど。
得意武器の宝禄火矢(焙烙火矢)を巧みに使い、与えられた忍務を完璧に遂行します。
そのために「燃える戦国作法」の異名を持っています。時折悪戯っぽい一面も見せ、同室の潮江文次郎などをからかうこともありました。
自己や他者に厳しい一方で、忍者として過酷な環境に身を置くことが必然と考えています。
立花仙蔵は忍術学園で火薬を駆使する一流の使い手であり、宝禄火矢の達人です。物理的には不可能とされる量の火薬を懐に忍ばせています。
主に偽計や妨害工作といった策略を得意とする頭脳派の忍者で、大規模な戦いや接近戦では後れを取ることが多く、必要に応じて仲間のサポートに回ることもあります。
七松小平太(ななまつこへいた)
七松小平太は、陽気で豪快で明るい性格の忍術学園・六年ろ組の生徒です。小平太は体力や身体能力が非常に優れており、鋭い観察眼と動体視力を持っています。
その怪力によって破壊された備品や学園の建造物は数知れずであり、それらが体育委員会の予算削減の原因となっていますが、本人は反省していません笑。
日常的には学園内の修補を担う用具委員会委員長の留三郎に責められることもありますが、気にない図太い性格です。
人の心理を巧みに読み解き、作戦を立てる参謀役も担っています。見かけによらず、小平太は頭脳派です。
仙蔵も小平太を尊敬しており、忍術学園の七不思議には「七松先輩は実は策士!?」という噂が流れています。
ある時、ろ組の後輩たちの一日講師を務めた際、三之助が小平太に“策士”なのかと尋ねましたが、小平太は“作詞”と間違えた返答をして真意を掴みにくくしました。
天然なのかわざとなのかは分かりませんが、その後も小平太は自分のことよりも忍術に関する質問をする傾向があり、話題を逸らすことがあります。
中在家長次(なかざいけちょうじ)
中在家長次は、忍術学園六年ろ組の生徒です。
普段は無口で仏頂面であり、「忍術学園で一番寡黙な男」と呼ばれています。
大柄で筋肉質な体型からは威圧感を感じさせることがあり、怖がられることもありますが、実際には非常に温厚で後輩思いの優しい人物です。
中在家長次は隠し武器の一種である「縄鏢」を得意としており、その腕前は学園でもトップクラス!
一年生の頃から鍛錬に熱心で、その姿勢は小平太からさえ「鍛錬のやりすぎ」と注意されるほどでした。
手先が器用であり、慎重かつ丁寧な作業にも慣れています。
料理作りでは見た目も味も絶賛されたり、偽書の術に用いる書面作りなども依頼されることがあります。
大運動会では包帯巻き競争で保健委員の乱太郎に勝利し、優勝するほどの腕前を見せました。
善法寺伊作(ぜんぽうじいさく)
善法寺伊作は、忍術学園六年は組の生徒です。
伊作は面倒見が良く、柔和な性格を持ち、下級生にとっては頼りになるお兄さん的存在として登場します。
医療や薬品について豊富な知識を持っており、保健委員としては誰に対しても手厚い手当てを行います
しかし、その優しさからか、「保健委員だから」という理由で忍者向きではないと評されることもありました。
伊作が所属する保健委員会は、生徒の検便などといった役割から不運委員会と揶揄され、委員長である伊作は「不運大魔王」とも呼ばれています。
かわいそうな通り名をつけられてしまいましたね。
伊作の周りでは、些細なことで転んだり落とし穴に落ちるなどの不運が日常茶飯事です。
したたかな面も持っており、予算不足を補うために期限切れの薬品を使った料理を作ったり、同室の食満留三郎に迷惑をかけることもあります。
食満留三郎
食満留三郎は、忍術学園六年は組の生徒です。
留三郎は熱血で勝負好きな武闘派であり、最上級生としての立場を持っています。
時には強情を張ることもありますが、基本的には常識的で後輩の面倒も良いですし、真面目で優しい性格です。
戦いを好む一方で、自習にも熱心です。ただし、善法寺伊作と同じく不運に見舞われることが多いのも玉に瑕ですね。
同学年の潮江文次郎とは喧嘩が絶えない関係ですが、協力し合う場面もありました。
また、留三郎はドクタケから「忍者の先生になってくれ」と言われたほど、忍者としても優秀です。
まとめ:忍たま乱太郎の6年生が少ない理由
- 忍術学園では6年生になる前に退学する生徒が多い
- 退学理由は成績不振や経済困難などが挙げられる
- 6年生の名前が分かるキャラは6人
以上、『忍たま乱太郎』の忍術学園では6年生が少ない理由について掘り下げてきました。過酷な状況を乗り越えてきた6年生はリスペクトされる存在と言えるでしょう。