戦国妖狐の千夜の強さ・能力を解説!技や戦闘スタイルについても

『戦国妖狐』は章ごとに主人公が変わる珍しいタイプの漫画作品です。まるでジョジョの奇妙な冒険みたいなスタイルですね。

『戦国妖狐』の第二部における主人公は千夜(せんや)という青年です。

一部の時は小さい男の子として登場していたのですが、二部では主人公というポジションに格上げされました。

今回は『戦国妖狐』の千夜の強さや能力、正体などについて掘り下げていきたいと思います!

シマリス社長
千夜ってどれくらい強いんだろう?

戦国妖狐の千夜の強さはどれくらい?能力・技・戦闘スタイルなど

千夜の強さについてみていきましょう。

千夜の強さや能力について

千夜の力は、神獣・千本妖狐に匹敵するほどの霊格を持っています。

さらに、山の神に認められ、将来的には龍よりも恐ろしい存在になる可能性があるとも言われていました。

千魔混沌の魔人の器」と称されるほどの潜在能力を秘めているのです。

 

千夜の体内にある闇(かたわら)たちはかつて主導権を巡って争っていましたが、多くの戦いを経て千夜と共に歩む仲間となりました。

幽界での戦いでは、理屈ではなく直感的な発想で相手のイメージを打ち破る手助けをしています。

千夜の体内にある雷峰、心蝉、伍楽史、ましら、したり、牢茶といった闇たちは、千体の闇の中でも格上で中心的な存在です。

一方で、同じく千夜の体内にある針鐘という闇は千体の中で最も小物の闇なのですが、他の闇たちがムドの龍の気に恐れを抱いて委縮する中で、ただ一人、千夜に対して龍に勝ちたいと告げ、その一撃が反撃の狼煙となりました。

千夜が使う技は?

続いて、千夜が使う技についてみていきましょう。

轟震天

轟震天は、千夜が伸ばした腕で相手を囲み、その中心に向かって千の闇たちが一斉に放つ技です。

轟震軍

轟震軍は、轟震天を応用した技で、背中から生えた40本の腕を使って「千手轟震天(轟震掌)」を放つ技も編み出します。

千鬼夜行

千鬼夜行は、千の闇たちの霊力を束ねて矢として放つ強力な広範囲射撃です。

その威力は、百鬼夜行を蹴散らし、狂神を粉砕するほど圧倒的ですが、弱点もいくつかあります。まず、拡散攻撃であるため、相手の防壁の工夫次第で威力が大幅に減少し、一対一の戦闘には不向きです。

また、この技は大きな霊力を放出するため、使用者の身体に大きな負担をかけます。少年時代には、この技を連続して放つことができましたが、一度の戦いで2発が限度であり、その際には気絶を覚悟していました。

千本妖狐解放戦で本格的に覚醒した後は、「千輝夜行・一志」となっています。

幽界干渉

幽界干渉は、相手の幽界(精神世界)に潜入する技術です。無の民はこの手段を用いて闇たちの精神に潜り込み、強者の幻像や悪夢を見せることで相手の弱点を突き、強さを破って心を折り、「狂神」へと変貌させます。

しかし、千夜と体内の闇たちは「数の論理」により、その幻を強制的に打ち払うことができます。

千の闇たちが最強と信じるのは千夜自身であり、その幻像を纏った総勢千と一の千夜が放つ百万鬼夜行は、幽界戦において無敵の力を発揮する側面もあるのです。

千夜の戦闘スタイル

千夜の戦闘スタイルは、自分の身体から千の闇たちを具現化させて戦うもので、灼岩に似ています。

千夜の身体能力は超人的で、高く跳躍し、飛ぶかのように見えるほどでありながら、自身の霊力も非常に強く、千の闇たちを王として力で支配することができるほどです。

しかし、千夜は力による支配を良しとせず、ムドとの決戦前に千の闇たちと和解する道を選びました。

その結果、闇たちとの連携がより円滑になり、総合的な戦闘力も上がるようになったのです。

 

このことから、千夜は単純に強いだけでなく、精神的にも成長していることがうかがえますね。

戦闘技術はまだ未熟ながらも、その潜在能力で狂神相手に勝利を重ねています。

八年後には、狂神相手に幽界内での戦いに持ち込み、無の民から解放する戦術を確立しました。

また、徒手空拳で神雲にダメージを与え、迅火に奇跡が起きない限り回避できないほどの猛攻を仕掛けられることから、格闘技術も向上していることが伺えます。

千夜の覚醒について!第3の目が開眼する?

千夜のサードアイが開眼しました。

山戸迅火と千本妖狐を救うために、千夜の背中から千本の手が現れ、その姿はまるで千手観音のようでした。

迅火との大霊力の撃ち合いの中で、千夜の制限が解かれ、さらに千本妖狐の並外れた超霊力に共鳴して覚醒したのです。迅火を救いたいという千夜の強い思いが勝ったのでしょう。

さらに、千夜が真の趣味と称する雪山登山は、極限状態に身を置くことが主たる目的です。

自分を限界まで追い込み、生死の境で魂の声を確認します。精神を極限まで追い詰めたとき、悟りの境地に達するのでしょう。

その過程で、千夜は大切な人々や仲間からもらった生きる糧を思い出しているのだと思います。そして、それが千夜を覚醒へと導いたのかもしれませんね。

シマリス社長
千夜がだんだん強くなっている様子が見れるのが楽しいね!

千夜の正体は?


千夜が初めて登場した時は普通の少年のようでしたが、物語が進むにつれて頭角を現しています。

ひょっとして、何かしら強大な力を秘めた何者なのかもしれませんよね。

ここでは千夜の正体について迫っていきます。

千夜の正体は霊力改造人間

千夜の正体は「霊力改造人間」です。

また、千の闇(かたわら)や霊的特異点の持ち主でもあります。父は神雲(雲蔵)、母は千代で、千夜自身は銀髪の一族と呼ばれてきました。

第一部では、千夜は神雲を師匠と呼び、感情を表に出さない無表情な子どもだったのですが、第二部では記憶喪失になったことで、次第に子どもらしい感情を表すようになります。

7、8歳の頃、兵器として戦うことに対する葛藤を抱く姿を見た親は複雑な気持ちを抱かせていました。

そんな中、足利義輝から「兵器や化け物ではなく、人間だ」と言われ、笑うことの大切さを学ぶ場面では、心が温まる思いがします。

心の温かい人々のそばで人間性を取り戻していく千夜の姿を見ると、子どもの成長において周りの環境がいかに大事かを強く感じさせられますね。

千夜は白神サマ?

千夜は、世間では白神サマとも呼ばれています。

白神サマとは、妙な事件が続く村や町に現れ、ふらっと去る謎の妖怪です。

白神サマが去った後は、もう事件は起こらなくなります。腕が千本あるとか、光線を出すとか、人の夢の中に出入りできるなど、さまざまな噂があります。

その正体は、千匹の妖怪を喰ったたたりにより人間に戻れなくなった昔の妖術師であり、人だった頃の故郷を思い出せず、何百年も諸国をさまよっているという話もあります。

この噂も、あながち間違っていないのかもしれません。

たまと迅火が世直し姉弟なら、千夜はちょっと犬夜叉を彷彿とさせるキャラだと、個人的には感じています。

シマリス社長
千夜の正体は霊力改造人間だった!

千夜の最後はどうなる?

千夜の最後はどうなるのかについて見ていきましょう。

千夜は若い姿のまま生き続けています。

月湖を看取った後、再び旅に出たのが寛政12年(1800年)のことでした。

千夜自身の言葉によれば、この頃で既に200歳を越えており、さらに800年は生きるということなので、寿命が1000年以上ということになります。

つまり、千夜の寿命は2600年代まで続くということです。その頃にはどのような時代になっているのか、妄想が膨らみますね。

シマリス社長
これだけ長生きしてたら処世術もすごいことになっていそうだね!

まとめ:戦国妖狐の千夜の強さや能力について

  • 千夜は千の闇を体内に存在させている
  • 千夜の正体は霊力改造人間
  • 最後まで若い姿のまま生きている

以上、『戦国妖狐』の千夜の強さや能力、正体などについて掘り下げてきました。一部の時に登場していた様子とはまた異なった様子が見られるキャラなのが魅力的ですよね。

シマリス社長
僕も千夜みたいなキャラは大好きだ!

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