「AIの遺電子」の主人公・須藤光（すどうひかる）はヒューマノイドを専門とする医者です。ヒューマノイドとは極めて人間の姿に似た人工知能ロボットと考えると分かりやすいかと思います。
ドラえもんが人型になったようなものですね。須藤光はただの医者ではなく、目的を持って生きています。今回は須藤光が抱いている目的を紹介しつつ、医者になった理由についても掘り下げていこうと思います。
AIの遺電子の主人公・須藤光の目的とは
『AIの遺電子 RED QUEEN』
1話は読んでたから雰囲気がガラッと変わる事は知ってたけど、須藤が戦地に赴きながらも医者としての側面を持ち続けてた点は安心感(？)がある。既存で例えるのが適切かは分からないけど、SFの土台そのままに『ブラックジャック』から『MONSTER』へとストーリーが移った感じ。 pic.twitter.com/SHzndpGSfx— ker-六連星手芸部- (@cs_ker) April 10, 2018
須藤光は須藤新医院の院長で主にヒューマノイド専門医として働いている医者です。”新医院”というのは、ヒューマノイドの診察・治療と人間への診察・治療を両方行う病院のことを指しています。
このように両方の治療を行う医者のことを”新医者”と呼ぶのですが、まさに須藤光は新医者という肩書きを持っているということです。
須藤光はもともとヒューマノイドの母親に育てられた経歴があり、養子として育ってきました。このことから、いくらAIの技術が発展している世界観だったとはいえ、作中におけるヒューマノイドには繁殖機能はないのかもしれませんね。
須藤光の母親は自分の人格をコピーして販売した過去があるのですが、作中では”人格のコピーは犯罪”となっています。しかもかなり重い罪です。
重罪を犯してしまった須藤光の母親は服役を課せられることになり、ストーリーの中でも服役中となっています。
でも、母親の人格がコピーされたヒューマノイドは世界のどこかで生存しているんです。
須藤光の目的は、このコピーされた母親のヒューマノイドを探し出すこと。
母親のコピーを探し出す目的に向かって、「AIの遺電子」のストーリーが進んでいきます。
須藤光の性格は？
須藤光の性格は常にクール！
いかにも頭脳明晰な医者という感じですね。
人間ではあるものの、時には非情な判断もいとわない手術を行なったりもします。
裏の顔も持ち合わせており、裏では非合法の手術も行うこともあるので、恐ろしい側面もあります。
甘党という設定もあるのですが、頭のいい人は常に甘いものを食べている気がするのは私だけでしょうか（笑）。
デスノートのエルしかり、名探偵コナンの怪盗キッドしかり、IQが高い人は血糖値を高めるために甘いものを欲しているのかもしれませんね。
須藤光の闇医者としての顔
『AIの遺電子 Blue Age』1巻読みました。Red Queen を経てさらに完成度が高くなった状態で再び1話完結ものになり、非常に読み応えがあるんですが、研修医時代の須藤先生がむしろ無印時代よりクールでびっくりしてる。あと僕も浜崎さんにお持ち帰りされたい。 pic.twitter.com/KtVzQYORSO
— ニナイちゃん、あるいはとださん (@todayuya) April 9, 2021
須藤光は闇医者としての顔があります。表向きは新医者として人間とヒューマノイドを治療する医者ですが、裏ではどんなことをしているのでしょうか。
闇医者として活動する理由
須藤光の闇医者としての名前は「モッガディート」です。
秘密裏に依頼を受けることも多いため、裏ルートでしか得られな情報として出回っているのでしょうね。
闇医者としての手術は基本的に非合法の診察や治療となっています。
そのため、違法である人格のコピーの依頼などもくるのではないかとも考えられます。
須藤光が闇医者として活動する理由は明確にされていませんが、おそらく母親の人格コピーを探す手がかりを見つけるために闇医者としての活動をしているのではないでしょうか。
母親の人格コピーと関わりのある人物と出会えたら須藤光にとっては嬉しいですからね。
闇医者としての名前・モッガディートの由来
闇医者としての名前であるモッガディートという名前には由来があります。
SF短編小説「愛はさだめ、さだめは死」の主人公である非ヒト型種族の名前からきています。
この小説にはヒト型種族が一切登場しない斬新なストーリーとなっており、SF好きにはたまりません。
興味のある方はこちらにリンクを置いておくのでぜひ読んでみてくださいね↓
須藤光はなぜ医者になったのか？
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須藤光が医者になった理由は主に二つあると考えられます。
- 父親の跡を継ぐ形で医者になった
- 母親の人格コピーを探すために医者になった
まず、須藤光が勤めている病院の名前が「須藤新医院」なのでおそらく父親が医者であった可能性が高いです。
年齢も若いのでいきなり病院を開業するのは難しいかと思いましたので。
また、母親の人格コピーを探すことが目的なので、モッガディートとしての活動をなるべく自然に行わなければなりません。
そのために医者という肩書きがあれば、出張医療や出張診察という形で闇活動がしやすくなります。
これらの理由で医者になったのではないかと考えられるのではないでしょうか。
まとめ：須藤光の目的は母親の人格コピーを探すこと
- 須藤光は自分の母親の人格コピーを探し出すことを目的としている
- 須藤光にはモッガディートという闇医者としての顔がある
- 須藤光は常にクールで甘党
以上が須藤光についての解説でした。若くてかっこいい見た目をしているのに加えて医者という肩書きがある須藤。こんな人がいたら間違いなくモテモテですね（笑）
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