アオアシ|阿久津渚のモデルとなった選手は誰?過去や母親についても徹底解説

初登場時に大きな衝撃を与えた阿久津渚選手。高校生離れした肉体とアシトに対して意地悪な嫌がらせをする所が多くあり読者は「こいつやばいやつじゃん」と思ったと思います。

ただ、物語が進むにつれ阿久津の幼少期が分かり阿久津の人に対しての恩を返そうとする頑張りがわかり涙が出てきます。今回はそんな阿久津渚を解説していきます。

✓基本能力データ

名前:阿久津渚(あくつ・なぎさ)

学年:2年生

所属チーム:東京シティ・エスペリオンユース

ポジション:DF(キャプテン)

アオアシ|阿久津渚のモデルとなった選手は誰?

阿久津のモデルは本田圭佑です。これは作者の小林先生が電子書籍comのインタビューでおっしゃってました。阿久津(※)のモデルは、実は本田圭佑選手(ACミラン)です。

本田選手はあんな酷いこと絶対に言わないでしょうし、ラフプレーなんてもってのほかのプレースタイルなので誤解のないようにお願いします。

ただひとつ、フィールドにおいて最後まで残る確かな強さ、その象徴というのが、僕のなかでは本田圭佑選手でしたので、参考にさせていただきました。僕自身、現役選手のなかで本田選手が一番好きな選手でもあります。言われたらすごくわかりました。確かにポジション的には田中マルクス選手かなと思いましたがコーチングや周りに辛くても背中で語る所は本田選手に似てます。

アオアシ|阿久津渚の壮絶すぎる過去を解説!

阿久津の母親はネグレクトでありまともに阿久津の面倒を見ていなかったようです。福田監督が阿久津の家に行った時、部屋はゴミ屋敷化している状況でした。

 

そんな阿久津に福田監督は

ここから抜け出したいなら、才能で道を切り拓くんだ。

と言いセレクションの申込書を渡しました。そして、阿久津は無事にセレクションに合格。

その後に福田監督は阿久津の母親と面談し、金銭面や将来の進路について説明時に母親が衝撃的な言葉を言い放ちます。

「そんなにサッカーうまかったんですか。あいつ…ヘェー…知らなかった。」

「ま、よかった。引き取ってもらえるってことですよね?」

阿久津がどのような環境で育ってきたかがわかったと思います。その後の阿久津は全ての怨嗟を自分の糧にして生き残ってきました。阿久津には本当にサッカーしかない状況と日本には大変珍しい状況ですが、世界を見渡すと結構こういうことはあります。

代表的なのは作中でも挙げられるクリロナ、テベス、イブラヒモビッチが例として挙げられています。余談ですがこの背景を知ると阿久津がアシトが嫌いなのは理解ができます。アシトは周囲に助けられながら道を切り拓いていくタイプですが、阿久津は完全に一人で道を切り拓いてきたタイプです。

甘えれない環境で生きてきた阿久津にとってアシトは羨ましくもあり妬みもあると思います。

アオアシ|阿久津渚が母親と再会するのは何巻何話?

阿久津は27巻276話で青森戦の5日前に母に会いにいました。実は船橋戦後母から入院していることと病院の住所が書いた手紙が送られてきます。その後、チームは負け続けます。連敗の原因は阿久津が守備の統率をしなくなったことによる阿久津自身の不調です。

自問自答した挙句感情にけりをつけるため青森戦前最後のオフに母に会いに加瀬部長(育成部長)と共に、京都に行きました。”母親と会ったら、憎しみがこみ上げて、どうなってしまうかわからない”と語る阿久津。

いざ病院へ着き、病室の前に立つと、拳を握る力がより一層強くなります。扉を開けると、そこには眠っている母の姿がありました。担当医師は、”阿久津の母親は末期のすい蔵がんで、もってあと数か月”だと打ち明けられかなり阿久津は戸惑いました。

すると、寝ていた目が覚まし母親が「本当に来た。普通来る?フフフ・・・ハハ。」と心ない発言をされ再び怒りがこみ上げる阿久津。”何の用だ。今さら。”この阿久津からの真剣な問いに、母親は素直な気持ちで応えます。

「別に。ただ。・・・寂しくなった・・・・・・」これを聞いた阿久津は椅子に腰を下ろし、握りしめたこぶしを緩め、素直な気持ちで返します。

「ああ。気づいた。子どもの頃、一度でいいから俺は、、、、あんたに見てもらいたかった。」

阿久津は、母親が死ぬ間際に自分を思い出したこと、自分のことを見ていてくれていたことを噛みしめるように、俯いていました。はっきりと”許す”と言った阿久津。このシーンを聞いた時かなり泣いたのを今でも覚えてます。

「生きる為にユースに入り孤独ながら頑張るもアシトという皆から応援を受ける太陽の輝きが妬ましく感じる気持ちが自分にもあり認めて欲しかった相手が認めてくれた」事は阿久津にとっては嬉しいと思います。

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アオアシ|阿久津渚に匹敵する壮絶な過去を持つ選手たち

壮絶な過去を過ごした選手は実は世界中を見渡すと少なくありません。カルロステベス、ズラタンイブラヒモビッチ、アグエロ、モドリッチ、マネ、ルカクなどあげだしたらキリがないくらい多くいます。特にカルロステベス選手とズラタンイブラヒモビッチ選手はサッカーシューズを買うお金すらありませんでした。

だから、テベスもイブラヒモビッチも道具をが愛し今でも自分で手入れを欠かさずしていたんですね。また、そういう選手たちにとって「今の生活から未来を勝ち取るには勝つしかない」状況だったと思いました。さらにそういう選手が活躍できる環境を作り活躍してほしいです。

ちなみに調べてみるとサッカーが出来ず苦労した日本人選手として太田選手と小林悠選手が挙げられていました。どちらも日本代表に選出された経験がある素晴らしい選手なのでびっくりですね。

まとめ:阿久津渚のモデルと壮絶な過去について

いかがだったでしょうか?阿久津渚はアオアシの作中でも恐らく最も嫌われていたキャラでしたが、物語が進むにつれてそうならないと生きていけないことに気づきその印象がガラッと変わったと思います。

現在物語はプロ練習の話に入ってますが次回は阿久津がその輪の中にいることを期待します。

 

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