ビッグコミックスピリッツにて連載中、小林有吾さん原作の「アオアシ」。
J-リーグの高校生年代の育成組織「J-ユース」を扱ったサッカー漫画です。
主人公の青井葦人(アシト)は中学校卒業とともに愛媛県から単身上京し、エスペリオンユースに入団したサッカー選手。
入団後、レベルの違いやポジション転向など様々な課題・困難にぶつかりながらもサッカー選手として成長していく姿が描かれています。
そんな主人公アシトのモデルとなったサッカー選手は実在するのでしょうか?
この記事では、アシトのモデルとなった実在の選手やポジション転向によりアシトが守備も攻撃もこなせる選手に成長していく姿について紹介していきます。
アオアシ|青井葦人(アシト)のモデルは誰? 青井葦人(アシト)の能力「俯瞰」とは?
青井葦人(アシト)のモデルとなった実在のサッカー選手は何人かいるようです。
その中でも、福田健二さんが最有力だと言われています。
福田健二さんは愛媛県出身の元サッカー選手です。ポジションはフォワード。母子家庭で育ち、兄の影響でサッカーを始めたことや、出身地、ポジション、家族構成などアシトとの共通点がたくさんあります。
また、作者の小林有吾さんが福田健二さんの半生に強い影響を受けているとご自身のブログに書かれたこともあるようで、福田健二さんがアシトのモデルとなった実在のサッカー選手として最有力だと考えられています。
そしてもう一人。シャビエル・エルナンデス・クレウスさんも有力です。シャビエル・エルナンデス・クレウスさんはスペイン出身の元サッカー選手。スペインサッカー界の至宝と言われるスーパープレーヤーです。
ピッチを俯瞰しているような空間把握能力に優れ、精度の高いパスを次々と出せる選手です。
アシトの持っている「俯瞰」の能力の点で考えるとシャビエル・エルナンデス・クレウスさんもアシトのモデルではないかと考えられます。
そのため、アシトのモデルとなったサッカー選手は一人だけではなく、出身地や家族構成などは福田健二さん、能力やプレースタイルなどはシャビエルエルナンデス・クレウスさんがそれぞれモデルとなっているのではないかと思われます。
もしかすると今後、アシトが成長して行く中でもっと別のモデル候補の名前が出てくるかもしれませんね。
それでは、アシトの最大の能力である「俯瞰」とはどのような能力なのでしょうか?
「俯瞰」とは、バードアイやイーグルアイとも言われ、頭上から全体を見下ろしたように広い視野で空間認識をする能力のことです。
アシトにはその能力があり、敵味方関係なくピッチにいる全選手の位置を把握することができます。
この「俯瞰」の能力は誰しもが持っているものではなく、限られた選手にしか備わっていないものです。
練習や努力では得ることができない特別な能力があるってすごいことですよね。
また、アシトがエスペリオンユースの入団テストを受けるきっかけとなったのも、この「俯瞰」の能力を福田監督に認められたからです。
アシトのモデルとなったサッカー選手は一人ではなかったんだね!
俯瞰の能力を持つアシトってすごいんだね!
青井葦人(アシト)がサイドバック転向をした理由を解説!コンバートしたのは何巻何話?
アシトがフォワードからサイドバックへ転向するシーンは、6巻61話「転」~7巻62話「PIECE」に描かれています。
中学時代はフォワードとして活躍していたアシト。
エスペリオンユース入団後も、世界一のフォワードになることを目標としていましたが、突然福田監督からサイドバックへの転向を指示されてしまいます。
フォワードとして手応えを感じ始めたところだったので、アシトのショックは相当なものだったと思います。
福田監督がアシトをフォワードからサイドバックに転向させた理由は4つあります。
- 技術力不足
- 俊敏性の無さ
- ダッシュ力不足
- 「俯瞰」の能力
アシトの技術力不足などマイナスの理由もありますが、福田監督はアシトの「俯瞰」の能力を高く評価しています。
その能力を最大限発揮できるのはサイドバックであると考え、サイドバックのスペシャリストとして世界で通用する選手に育てようとしたのが最大の理由です。(福田監督は愛媛県で初めてアシトに会った時からサイドバックとして育てることを決めていたようですね)
ポジション転向は、アシトにとって大きな分岐点になりそうだね。
福田監督は最初から決めてたんだね。ビックリ!
青井葦人(アシト)が攻守コンプリートの覚醒をするのは何巻何話?
アシトが攻守コンプリートのサイドバックとして覚醒をするのは、26巻270話「アシト、放心」~271話「The Hellion~Electric Eye」です。
ちなみに、攻守コンプリートしたサイドバックとは、以下の3つの能力が必要とされます。
- 守備は完璧にこなす
- サイドを上がって攻撃に参加する
- 中に入ってゲームを作る
これまでにも、アシトが攻守コンプリートのサイドバックとして覚醒するかもしれないタイミングがあったのですが、あと一歩届かない状況が続いていました。
そんな中、アシトは自分と同じ「俯瞰」の能力を持つ青森青蘭の北野蓮のプレーから大きなヒントを得て、とうとう真の覚醒をします。
「俯瞰」の能力を最大限に発揮し、縦横無尽にピッチを駆け回るアシト。司令塔としてゲームをコントロールし始めたアシトはものすごくかっこよかったです。
アシトはサイドバックとして急激に成長しているね。
理想のサイドバックに少し近づけたかな?
【まとめ】青井葦人(アシト)のモデルとなったサッカー選手は一人だけではなかった!
- アシトのモデルとなったサッカー選手として有力なのは福田健二さんとシャビエル・エ ルナンデス・クレウスさん
- 今後のアシトの成長により、他のモデル候補が出てくる可能性もあり
- アシトがサイドバックに転向するのは6巻61話「転」~7巻62話「PIECE」
- アシトが攻守コンプリートのサイドバックとして覚醒するのは
- 26巻270話「アシト、放心」~271話「The Hellion~Electric Eye」
アオアシの主人公である青井葦人(アシト)のモデルとなった選手について紹介しました。
現在の有力候補は二人ですが、今後の展開によっては別のモデル候補が出てくる可能性もあります。
また、フォワードというポジションへのこだわりを捨て、サイドバックへの転向を受け入れたアシト。
悩み苦しみながらも常に前向きに考え続け、サイドバックとしてどんどん成長していくアシトの姿にワクワクします。
今後のアシトの活躍に大いに期待しましょう!