ブルーロック｜絵心甚八の過去はサッカー選手だった？正体や年齢についても徹底調査

ブルーロックのキーマンとも言える絵心甚八（えごじんぱち）。奇抜な見た目や性格から最初は不気味がられていましたが、回を重ねるごとに絵心の魅力が分かってきます。サッカーに対する知識や考え方が豊富であるため、どんな過去を過ごしてきたのか気になる方も多いことでしょう。まだまだ謎の多い、絵心甚八ですが、少しずつ絵心の過去について分かり始めてきたので、今回の記事では、絵心甚八の過去や正体について解説していきたいと思います。

ブルーロック｜絵心甚八の正体は何者？目的や性格について

まずは絵心甚八の正体、目的、性格について見ていきましょう。

絵心甚八の正体

絵心甚八はアンリが見つけたサッカーコーチであり、青い監獄（ブルーロック）プロジェクトの創設者です。根暗な感じがしますが、世界一のストライカーを日本から育てるために始めたプロジェクトを遂行していることから、サッカーに対しての情熱が凄まじいことが分かりますね。過去の日本代表選手の名前も世界のサッカー選手のこともよく知っていましたし、サッカーという競技と日本人の相性についてもよく研究していました。

コーチ歴があったという描写はありませんが、これだけサッカーに精通しているということはどこかでコーチの経験も積み上げてきたのかもしれませんね。ただ、エゴイズムを大切にしたり、ブルーロックプロジェクトの強硬策を実施するような人なので、過去にコーチをやっていたとしても保護者や関係者からの評判は悪かったのではないかと思われます。

絵心甚八の目的

絵心甚八の目的はブルーロックプロジェクトで「突出した一人のストライカー」を生み出すことです。多くのストライカーを生み出そうとはしていません。絵心甚八の考えでは「ストライカーはエゴイスト」なので、とにかくプルーロックの選手にはエゴイストであるように言葉をかけています。そもそも絵心本人が生粋のエゴイストなので、この目的を果たすためなら手段を選ばない描写も多々見受けられます。ブルーロックプロジェクトで脱落した選手は二度と日本代表選手になれないというルールはえげつないですよね。

エゴイスト以外の何ものでもありません。ただ、ストーリーを進めていくにつれて、選手たちに対して優しく接するようなシーンもありますので、プレーヤーの気持ちを想い図りたいという気持ちもあるのでしょうね。絵心が監督になって日本代表チームが活躍する未来がくるのを楽しみでしかたありません。

絵心甚八の性格

絵心甚八の性格は『真のエゴイスト』と表現できます。目的遂行のためならとにかく合理性を求めて、残忍な手段だってとります。例えば、世界一のストライカーを育てるために、ブルーロックプロジェクトで脱落したプレーヤーは二度と日本代表選手になれないといったルールを設けたのも『真のエゴイスト』だからこそ成せたワザでしょう！また、ところどころに日本人選手を小バカにする発言もエゴイストならではといった感じです。

本田選手や香川選手のことをザコと言ったりしていましたけど、こんなスター選手をバカにしていたら、当然ながらバッシングを受けます。そんなことを承知の上で言ってしまうのですから、他人から嫌われるといったことは全然気にしていないのでしょうね。他人の目を気にしない最高のエゴイストなのである意味、一番楽な生き方なのかもしれません。ここまでエゴイストを貫いていると、一周回ってかっこいいです。

ブルーロック｜絵心甚八の過去について徹底調査！どんなサッカー選手だった？

絵心甚八はサッカーに精通している知識が多いのですが、過去、サッカーをしていたのでしょうか？結論から言いますと、絵心甚八は紛れもなく、サッカー選手でした。プロだったのか、アマチュアだったのか、どのレベルのサッカー選手だったのかは明らかにされていませんが、アンリとの会話で「現役時代に禁止していたから。太るんだよ。このモンスタージャンクフード共は」とカップ焼きそばを食べながら言っていました。

この発言からはもともとサッカー選手だったことが分かりますよね。食事制限もかなり厳しくやっていたことがうかがえるので、相当、ハードな練習をこなしていたことが予想されます。実は、めちゃくちゃサッカーが上手いのではないでしょうか。絵心甚八はまだ30歳という設定ですし、189㎝もあるので、現役プレーヤー顔負けのテクニックを見せてくれたら激アツですよね。

ブルーロック｜絵心甚八のコーチスキル・能力はすごい？

【第⑪巻は10月16日(金)発売】
カウントダウン／絵心甚八#ブルーロック pic.twitter.com/8ohw9ypHqG

— サッカー漫画ブルーロック【公式】 (@BLUELOCK_WM) October 1, 2020

絵心甚八は選手のことを道具としてしか見ていないような冷酷な印象がありますが、監督やコーチとしての実力は優れています。特にストライカーを育てる育成方法や練習方法などめちゃくちゃ詳しいです。超合理的かつ効率化を求めた育成方針がありますので、選手がぶっ倒れるんじゃないかというぐらいまでスパルタのメニューをこなすようにさせてきました。

とはいえ、絵心甚八が大声を出して咤激励を飛ばすような感じではなく、あくまでマッドサイエンティストみたいな雰囲気で論理的に選手たちを発奮させるスタイルです。今の選手たちはロジカルに説明してくれたほうがモチベーションも上がりそうですよね。今の時代に合わせたコーチングスキルだと思います。サッカーに限らず、スポーツの指導者たちは絵心甚八の育成方法を学べるかもしれませんね。

あと、意外にも選手の気持ちを尊重する描写もあるので、人間味あふれる性格も少なからずあるようです。

ブルーロック｜やる気がみなぎる絵心甚八の明言を厳選

最後に絵心甚八の名言を紹介して終わります。どの名言も人生の教訓になり、やる気がみなぎるのでぜひ漫画でもお楽しみください。

 “才能”とは「己の能力を証明する力」のコトだ

絵心甚八がブルーロックプロジェクトの説明をサッカー協会の会長に対して放った名言です。才能と聞くと、生まれ持った能力のように聞こえますが、この名言からは誰もが能力をすでに持っていて、その能力を他人に証明させるかどうかの力量であると言っているように思えますよね。この言葉を聞いて、「自分には才能がない」と自信を無くすのではなくて、今持っている能力をどのように他の人たちに知らしめるかを全力で考え抜くのが大事なのだと感じさせられます。

 “覚醒”とは個人が己を学習する瞬間だ

自分の能力を成長させることに考えを巡らせている選手たちに対して放った名言です。やみくもに努力しているからと言って、勝手に覚醒するというわけではないことを言っています。覚醒するためにはまず自分自身の能力の把握が必要です。そのためには、自分より優れている人を見て現在地を把握することが必要ですし、理想に向かって何が足りないのかということに対して向き合っていく必要がありますよね。今の段階から抜け出すためには、自分自身のことを知らなければなりません。

 才能という熱い原石は磨かなければ自己満足のゴミと化す

選手たちにブルーロックで生き残るための術を説いているシーンの名言です。才能は誰にでもあるのですが、やはり磨かなければ他人から評価されることはありません。才能に気づいたら日々磨いていく必要があります。常に上昇志向を持って、才能を開花させる努力が必要ということですね。

 人は見たいモノしか見えない

凄まじい成長を遂げた選手たちを見て驚いた大人たちに向かって放った名言です。どうしても人間は自分に耳障りの良い言葉しか受け入れない傾向があります。自分の欠点だったり、苦手なことに対しては耳をふさぎたくなるものです。それでも、結局、成長していく人間は耳障りの悪いようなことでも受け入れてプラスに換えていきます。真の強い人間は弱い部分と真剣に向き合っていますよね。

まとめ：絵心甚八の過去や正体について

絵心甚八の正体や過去などについて掘り下げてきました。ブルーロックの漫画を読んでいて、最初は絵心甚八に対して、良く思っていなかった読者も読み進めていくうちに絵心甚八のかっこよさに気づくようになります。あれほどぶっ飛んだ考え方をしないと、日本サッカーの殻を破ることはできないので、現実世界でも絵心甚八のような監督やコーチが現れることを願っています。