『ブルーロック』の中で、最強とされる糸師冴(いとしさえ)と糸師凛(いとしりん)の兄弟は、険悪な関係でもよく知られていますよね。一体彼らの過去に何があったのでしょうか?
糸師冴はMFとして世界中のクラブチームが注目する若手有望選手であり、新世代世界11傑にも選ばれています。一方、弟の糸師凛はブルーロック内でランキング1位を誇る最強のサッカー選手。この二人の兄弟に何があったのか、非常に気になるところです。
過去のエピソードがどの話に描かれているのか、そして彼らの兄弟関係がどう変化するのか、これから仲直りする可能性があるのか、ますます目が離せませんね。個人的には、この兄弟が和解して、さらに強い絆で結ばれる展開が見られるといいなと思っています。
兄弟の関係や過去について、どのエピソードで描かれているのか、そしてこの先彼らが仲直りすることはあるのか、気になって調べてみました。
ブルーロック糸師凛の過去回は何巻何話?兄弟仲が悪くなった理由も
糸師凛 pic.twitter.com/EtgT8wgDpu
— 蒲焼さん🍫💪☘️🌙 ☃️ 🏴☠️ 🧪 (@kbykaaai) April 21, 2023
『ブルーロック』では糸師凛の過去回が描かれています!どこで描かれており、どんな過去を歩んできたのか、掘り下げていきます。
糸師凛の過去回が見れるのは15巻123話
糸師凛の過去については、第15巻123話「世界一」に収録されています!
ページ数で言うと、15巻の36ページから84ページにわたって詳しく描かれていました。
凛の過去が気になる方は、ぜひチェックしてみてください。あの衝撃的なエピソードを読むと、彼の強さの裏にある葛藤が一層深く理解できるはずです。
兄の冴は8歳の時からサッカーの才能が開花
糸師兄弟の過去が何巻に収録されているかを説明するだけでは、少し味気ないので、簡単にその内容をお伝えしますね。
U-20日本代表戦のハーフタイムで、糸師凛が冴との過去を回想する場面が登場します。
糸師冴は8歳の時からサッカーの天才でした。その頃の冴は、弟の凛にも優しく接していて、昔はこの兄弟も仲が良かったんですね。こういう背景を知ると、二人が今のような険悪な関係になったことが、より切なく感じられます。
冴を見て凛もサッカーを始めるようになり、冴は「お前なら俺の次に強くなれる」と言って、兄弟で「ダブルストライカー」として恐れられていた時期がありました。冴がスペインに渡る4年前の話なので、二人が中学生の頃のエピソードだと思われます。
この時期に兄弟が一緒にサッカーを楽しんでいたんだと考えると、今の関係がどうしてこうなってしまったのか、ますます気になりますね。
凛は初めて兄がいないサッカーを経験する
そして、糸師冴はスペインの「レ・アール」へ渡ります。残された凛はこう言います。
「兄ちゃん(冴)のいないサッカーは、思ったより窮屈で不自由だ」
と。日本人No.1の兄と一緒にサッカーをしていたわけですから、その穴を埋められるプレイヤーは、そう簡単には見つからないでしょうね。
そして4年後、糸師冴が帰国します。ちょうどブルーロックが始動した時期と同じ頃のことですね。久しぶりに再会した兄弟ですが、冴は
「世界一のミッドフィールダーになる」
と宣言し、凛は
「俺が一緒に夢を見たのは、そんな兄ちゃんじゃない…」
と語ります。
この4年間、冴は世界を見てきた一方で、凛は日本に残っていたため、二人の間にはサッカー観の違いが生まれてしまっていたんですね。冴が「日本のサッカーはぬるい」と感じていたのも、世界を知ったからこその意見なのでしょう。そして、冴と凛の1on1が始まります。結果は、世界を経験してきた冴に対して、凛があっさりと敗北してしまいます。
その後、冴は冷たく
「消えろ凛。俺の人生にもうお前はいらない」
と言い放ちます。
絶望した凛は、それまでのサッカー人生で得たトロフィーを壊してしまいます。凛は、「これまで兄と歩んできたサッカー人生は、何の意味も持たなかった」と感じてしまったのでしょうか。凛の心の傷の深さを思うと、本当に胸が痛みますね。
凛は復讐心でサッカーをやるようになる【闇落ち】
そして凛は、
「俺の人生を狂わせた糸師冴をぐちゃぐちゃにしてやる」
という強烈な復讐心を抱くようになります。まるで復讐マシーンのように、その思いが凛の原動力となってしまうんですね。
この心境の変化が、5巻で初登場したクールで厳しい凛に繋がっているんだと思うと、凛の内面の複雑さがより一層感じられます。凛があの冷徹な態度を見せる背景には、こんなに深い過去があったんだなと改めて考えさせられますね。
糸師兄弟は今後仲直りするのか?
U-20 糸師兄弟 pic.twitter.com/f81JlGainF
— 黎 (@N_0510_1208) May 6, 2024
この先、糸師兄弟は仲直りすることがあるのでしょうか?彼らの関係がどう変わっていくのか、非常に気になりますね。これからの展開で、どのように二人が向き合い、和解に向かうのかを見守りたいと思います。彼らの関係の行く末がどうなるのか、仲直りの伏線も紹介しつつ、考察してみたいと思います。
ついに糸師兄弟の対決
第147話「終撃」では、ついに兄弟対決が繰り広げられます。冴と凛の1対1の場面で、凛の気迫はまるで鬼のようです。
凛は兄に食らいつき、ついには冴からボールを奪い取ります。そのボールは潔のもとへと渡り、そのままゴールへと突き進み、貴重な勝ち越し点を決めました。このシーンの迫力は本当にすごいですね。凛の顔の形相も恐ろしいほどの気迫を帯びており、彼が抱える兄への憎しみの深さが伝わってきます。
冴に勝った凛のもとに、冴は
「俺が見誤っていたよ。日本にはロクなストライカーが生まれないと思っていたが、お前の本能を呼び起こし、日本のサッカーを変えるのは潔世一だろう」
と言います。冴が潔を称賛する場面は、凛にとってまたもや屈辱的な瞬間だったでしょう。
試合後、凛が「兄ちゃん・・」と話しかけられた時、一瞬二人の関係が歩み寄るのかと思いましたが、冴が潔を褒める姿に対して凛が嫉妬に狂いそうになる様子もまた強烈でした。どうやら、二人の仲直りはまだまだ難しそうですね。
凛のセリフから仲直りのタイミングを考察
とにかく、凛の兄・冴に対する復讐心や敵対心は非常に強いですね。同じチームになった仲間たちにも、こんなセリフを言い放ちます。
「勘違いすんなよ、俺とおまえらはクリアするのが早くてたまたま居合わせた3人だ。
俺にとっては踏み台なんだよ。おまえらも、このブルーロックも。勝ち上がればU20日本代表に入れるそのシステムを利用するためだけに俺はここにいる。
全ては日本代表になって兄貴を超えるため。糸師冴を潰すことが俺のサッカーの全てだ。」
このセリフから、凛にとってサッカーは兄を超えるための手段であり、その目標がどれほど強いものかが伝わってきます。兄との関係が修復されるのは、凛が冴に勝利した時だと考えられます。まだまだ時間がかかりそうですね。
ブルーロックで兄を超えるためだけに思いを語った凛の姿は、彼の決意を感じさせます。冴もきっと、凛の闘争心を強めるために、あえて厳しい言葉を投げかけていたのかもしれません。上を目指すには、生ぬるい考えでは足りないという兄の想いも、背後にあるのかもしれませんね。
凛は兄を超えることよりも潰すことを目標にしている
糸師兄弟の関係は、凛が兄を超えるだけでなく、兄の夢を潰すことまで考えていることがわかります。これは、幼いころから兄の背中を追い続け、共に世界一になることを夢見ていた凛にとって、非常に複雑な感情です。
かつては、兄と一緒にストライカーを目指してひたむきに努力していた凛。その頃は、兄の優しさと格好良さを尊敬し、大好きだったのに対し、冴は厳しい世界を見てきて、凛に対して現実を突きつけたのかもしれません。世界一を目指すには、単に兄を追いかけるだけでは到達できない厳しい世界が広がっているのでしょう。
現在の凛の中には、憎しみが強く根付いているようですが、彼の成長とともに、再び冴と共にプレーする日が来ることを願っています。冴からのパスで凛がシュートを決めるシーンがいつか見られるといいなと思います。これからの展開が非常に楽しみですね。
まとめ:ブルーロック糸師凛の過去回と兄弟仲について
- 糸師凛の過去回は15巻123話で見れる
- 兄弟仲が悪くなったのは冴が帰国した時に価値観の違いが生じて喧嘩したから
- 仲直りするのは、凛が冴にサッカーで勝利したタイミングだと考察
以上、『ブルーロック』の糸師凛の過去回と兄弟仲について掘り下げてきました。この兄弟は、読者を引き付ける魅力がありますので、作中でも活躍の場が増えてほしいですね!
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