ダンダダンの白鳥愛羅の母親はアクロバティックサラサラ?襲われる理由についても

『ダンダダン』にはかわいい女の子キャラが何人か登場してきます。

その中でも白鳥愛羅(しらとりあいら)というキャラは読者から人気です。

愛羅の母親は作中に登場してこないのですが、怪異のアクロバティックサラサラが母親なのではないかという憶測が飛び交いました。

今回は『ダンダダン』の白鳥愛羅の母親が本当にアクロバティックサラサラなのか、なぜアクロバティックサラサラに襲われているのかなどについて掘り下げていきます!

シマリス社長
怪異が母親ってこと!?

ダンダダン白鳥愛羅の母親はアクロバティックサラサラ?


愛羅はまだ分別もつかないほど幼いころに母親を亡くしています。

なので、アクロバティックサラサラは亡くなった愛羅の母親なのではないか?という意見が出てくるのも不思議ではありません。

しかし、アクロバティックサラサラは愛羅の母親ではなく、赤の他人です。

 

 

 

オカルンの玉によって霊力に目覚めた白鳥愛羅は、大柄な女性の姿をした妖怪「アクロバティックさらさら」に襲われます。

実は「アクロバティックさらさら」は、幼い頃から愛羅に付きまとっていた妖怪でした。幼い愛羅が偶然彼女を母親と間違えたことに喜びを感じ、以来、愛羅を自分のものにしようと狙っていました(愛羅の実の母親は既に亡くなっています)。

成長した愛羅は怪異が見えなくなっていましたが、再び見えるようになったことで、「アクロバティックさらさら」は愛羅に自分を「お母さん」と呼ぶように迫りました。

しかし、愛羅に化け物と呼ばれて反撃を受けたことで逆上し、愛羅を呑み込みその命を奪ってしまいました。

シマリス社長
愛羅が母親と間違ったところから始まったんだね!

白鳥愛羅がアクサラに襲われる理由

親子ではない愛羅とアクロバティックサラサラですが、なぜ愛羅は襲われるようになってしまったのでしょうか?

その理由を知るためには、アクロバティックサラサラの事情を知る必要があります。

「アクロバティックさらさら」は元バレエダンサーの女性で、娘と二人で暮らしていました。しかし、借金取りの男たちに娘を奪われ、その悲しみから自殺してしまったのです。

 

怨霊として彷徨っていた彼女は、偶然出会った愛羅に母親と間違われたことで妖怪として覚醒します。

「アクロバティックさらさら」は愛羅に自分の娘を重ね、彼女を守ろうとしましたが、感情を制御できずに襲い掛かってしまいました。

愛羅を殺してしまった「アクロバティックさらさら」は、かつての想いを取り戻し、愛羅の命を救うために自分の命の炎(オーラ)をモモの超能力を使って愛羅に捧げることを決意しました。

 

愛羅は無事に息を吹き返しましたが、その代償として「アクロバティックさらさら」は徐々に消滅していきます。未練を抱えたまま消えていく「アクロバティックさらさら」を愛羅は抱きしめ、

「お母さん、愛してる」
「宇宙で一番幸せだったから」

と告げました。「アクロバティックさらさら」はその言葉により未練を晴らし、穏やかに成仏していきました。

シマリス社長
最終的には成仏できてよかったね!

白鳥愛羅のプロフィール

白鳥愛羅のプロフィールについて掘り下げていきます。

白鳥愛羅はモテる女子高生

白鳥愛羅(しらとりあいら)、通称アイラは、原作第10話に初登場したキャラクターで、オカルンやモモと同じ高校に通う女子高生です。

ピンク色の髪が特徴で、非常にかわいらしい外見とほんわかした雰囲気から、学校の男子生徒たちにとても人気があります。

自分がかわいくてモテていることを自覚しており、登場当初は、女の子とまともに話したことがなさそうな男子を心の中でカスやぼんくらと呼び、そんな男子にあえて話しかけることで、自分が「やさしさも兼ね備えた美少女」という完璧な存在であることを誇りにしていました。

 

そのため、男子の前では天然アピールなどをして、かわい子ぶる徹底ぶりを見せていました。また、愛羅には中二病の一面もあります。

あまりの可愛さに、自分が世界の平和を守るために選ばれた存在だと平然と発言するほど、中二病をこじらせています。

アクロバティックサラサラから受け継いだ能力

白鳥愛羅はアクロバティックサラサラから能力を受け継いでいます。

どんな能力を受け継いだのか見ていきましょう。

霊が見える能力

ターボババアの呪いにより行方不明となっていたオカルンの金玉の一つを、アイラが発見して所持していました。この金玉は一見きれいな金色の玉で、誰が拾っても不思議ではありませんが、人が手にすると霊力が覚醒し、霊が見えるようになります。

霊が見えるようになると、逆に幽霊からも見えるようになり、幽霊に狙われる可能性があります。

アイラは金玉を見つけたことで霊力が覚醒し、アクロバティックさらさら、通称アクさらという、長い髪と赤いワンピースを持つアクロバティックな幽霊に狙われることになりました。

アクさらのオーラで蘇生

アクさらが愛羅に「お母さんだよ~」と言いながら近づいてきました。アクさらは生前、大切な娘を奪われるという悲劇を経験し、そのショックでビルから飛び降りました。

幽霊となって街をさまよっていたとき、母親を亡くしていた愛羅に「お母さん」と呼びかけられたことで(愛羅は幽霊が見えていました)、本当の娘ではありませんが愛羅の母親として守る決意を固め、彼女に近づきました。

愛羅を守ろうとしていたものの、幽霊と化したアクさらは愛羅を飲み込んで匿おうとするなど、行き過ぎた行動をとり、モモとオカルンとの戦闘により瀕死の状態に追い込まれました。

さらに、アクさらに飲み込まれた愛羅は脈が止まっていました。霊力のない人間が幽霊に食べられると身体が耐え切れず、死んでしまうようです。

そこでアクさらは、自分の炎(オーラ)を愛羅の炎(オーラ)に結びつけて蘇生させることを提案しました。炎(オーラ)とは生物にとってのエネルギー源であり、ケーブルをつなぐようにしてオーラをつなぐことで蘇生が可能です。

アクさらの愛羅を守りたいという気持ちは本気であり、愛羅は一命をとりとめました。

アクさらモードになると姿が変わる

アクさらの炎(オーラ)を受け取ったことで、愛羅にアクさらの力が現れました。

アクさらモードになると、髪はロングになり、アクさらの顔のようなマスクをつけた姿になります。また、「お○○」のように語頭に「お」をつけて話すのが口癖になります。

長い髪で攻撃も可能

基本的にはアクさらの能力を引き継いでいます。髪を巻き付けたり、アクロバティックな攻撃や防御ができたりします。

また、原作第108話では、長い髪をドリルのように足に巻き付けて攻撃する「ピルエットおドリル」という必殺技も使用可能になりました。

シマリス社長
愛羅は普通の女子高生じゃなくなったんだね!

まとめ:ダンダダンの白鳥愛羅について

  • 白鳥愛羅の母親は幼い頃に亡くなっている
  • アクロバティックサラサラは白鳥愛羅の母親ではない
  • アクロバティックサラサラが成仏した後は愛羅が能力を引き継いでいる

以上、『ダンダダン』の白鳥愛羅について掘り下げてきました。愛羅にとってアクロバティックサラサラは怖い存在でしたが、最終的にはエモい感じの関係性になりましたね!

シマリス社長
愛羅の活躍も見応えがあるよ!

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