地獄楽の主人公である画眉丸の謎が残されている部分は多いです。登場時から、人間離れしていて処刑を執行されてもなぜ死なないのか？気になる所だと思います。
基本的に地獄楽に出てくるキャラクターたちは、敵に致命傷を与えられるとそのまま死んでしまう事が多いのですが画眉丸だけは何度死にかけても立ち上がり反撃する姿を見て不死身なんじゃないかと言う説も出ているくらいです。
そしてずっと戦いに明け暮れた画眉丸の最後はハッピーエンドなのか？死亡してしまう結末があるのかもご紹介していきます。
地獄楽｜画眉丸の最後は？死亡する？
画眉丸の最後の戦いでは天仙人の蓮と戦います。圧倒的な強さを見せる蓮に歯が立ちませんでしたが、樹化した宗師を封じ込めた像を破壊して蓮の心に隙を作りタオの力を弱めて丹田を斬る作戦をすることにしました。
画眉丸は像を破壊するときに、夫婦を思い出す衣装を着ていたため像を破壊できませんでした。
結果殊現が像を破壊して、佐切が蓮を斬り倒したかに見えましたが復活してしまい画眉丸は蓮に串刺しにされてしまいますが、最後に画眉丸になぜ像を破壊しなかったのか聞きました。
画眉丸は妻の顔が浮かんだから、おぬしも同じなのかと思ったと答え、蓮は昔に宗師と一緒にいた時のことを思い出しています。タオも尽き欠けていた蓮は最後に画眉丸の傷を治して死にました。
最後に画眉丸を殺す気でいたら、死んでいたでしょう。結果は死にかけたが、なんとか生き延びることができました。
死闘の末なんとか蓮との戦いも無事に終わり、島から無事に脱出できました。
しかし無罪放免になるのは仙薬を持ち帰った物のみと言われていたので、生き残った全員で帰っても1人以外は再度捕まってしまいます。生き残った死罪人達で話し合い、無罪放免になるのは民谷巖鉄斎に決まりました。
残りの死罪人は、死んだ事にして雲隠れすることになりました。画眉丸も死亡したという事になったので、里から追われる事もありません。そして、十禾に尼寺を用意してもらい、結と再会することができました。
結と再会できた画眉丸は走り出して涙が出そうなほど喜んでいました。結も画眉丸と生きて再会できると思っていなかったため、画眉丸を見た時に驚いた表情をしていました。
画眉丸の一番の目的は無罪放免になる事ではなく、結ともう一度再開することだったためその目的も叶えられ、石隠れの里も幕府の命に背いたことで長は処刑され、石隠れの里は無くなりました。
様子を見に佐切と杠が来ましたが画眉丸は熟睡していました。結は2人と女子トークに華を咲かせて微笑ましい最後になりました。
結と普通の暮らしを手に入れた画眉丸にとっては最高のハッピーエンドを迎えられたのではないでしょうか。
地獄楽｜画眉丸はなぜ処刑されても生きられるのか？
画眉丸は登場時には幕府に捕まっており処刑の対象でした。処刑では、火刑・斬首・牛裂きの刑を執行されましたが死にませんでした。しかしそれには理由があります。
簡単な答えとしては、画眉丸は死にたくなかったからだと思います。そもそも画眉丸は石隠れの里最強と言われた忍です。
火刑では服が焼け焦げだけで済んだのも最強の忍ならただの火なら問題ないのも納得できます。
斬首をした時に刀の方が折れてしまいましたが、斬首を執行した人が剣の達人ではないので画眉丸も切られないと確信していた表情をしていました。
牛裂きの刑では足に結んだ縄を左右に引っ張り、足、股、胸、と裂けていきますが画眉丸は反射的に足に力を入れて牛が倒れてしまいました。実際に山田浅ェ門の佐切に処刑されるときは、攻撃を避けてしまいます。
殺して欲しいと言っていた画眉丸が佐切なら本当に首を切られてしまうと思ったためです。実際に画眉丸の首から少し流血もしていました。
佐切からも（貴方は生に執着している）といわれています。この佐切との出会いで画眉丸の物語が始まったといっていいほど画眉丸にとっては多くの影響を与えていきます。
処刑人が佐切ではなく他の山田浅ェ門の処刑人なら画眉丸は本当に処刑されていてもおかしくなかったのではないかなと思います。このことからも画眉丸は生に未練があったため、無意識に処刑を拒絶していたのだと思います。
地獄楽｜画眉丸って人間なの？不老不死なのかについても解説
画眉丸は歴代最強と言われているほどの忍なので人間ではありますが常人ではないのは明らかです。
肉体的にも、精神的にも常人では生き抜く事のできない生活を送っていましたし物語の序盤では、人間ではないような表現や描写もおおく描かれていました。
さらに厳しい修行を積み最強とまで言われる画眉丸も初めは人の心は無いに等しかったですが、結と出会い共に過ごすことで人間らしさを取り戻したのは事実です。
どのキャラクターよりも話が進む中で成長して人間らしさが増えてきています。ただ戦い方に人間らしさはありません。
島での戦闘で首が完全に折れた時も、首の骨を自ら外したから大丈夫と言っています。忍法を使うシーンでも火法師と言う技を使いますが、体温を急上昇させ皮脂を発火させて体に火を纏って戦いますが、天仙との戦いでも全身の火を纏い相打ちにまでもっていけるほどの火力なのがわかります。
そこまでの火力に耐えられるのは不死身なみの肉体を持っているからだとわかります。
死んでもおかしくない攻撃を何度もモロに当たりますが、そこから反撃をするなど他のキャラクターたちとは肉体の強さは全然違います。こうゆうことからも、人間ではなく不死身なんじゃないかと思われる事が多いです。
ただ人の心をもった不死身に近い肉体を持っている人間です。
まとめ 画眉丸の最後と不死身説
- 画眉丸は最後どうなる
- 画眉丸をなぜ処刑できなかった
- 画眉丸の不死身説
みなさんが気になっている画眉丸の最後と不死身説について説明していきました。これまでは激しい戦闘や、普通の生活すらもできなかった画眉丸の最後がハッピーエンドで終われたのが一番良かったのではないでしょうか。
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