少年ジャンプ+で連載している『怪獣8号』は怪獣発生率が世界屈指となっている架空の日本を舞台としたバトル漫画です。
連載開始からインターネット上で大きな話題を呼び1日で3200件を超えるコメントが寄せられるほ大反響となりました。
しかし、中には「つまらない」と酷評する読者の意見もちらほら見かけます。
なぜおもしろくて大人気の『怪獣8号』がつまらないと言われているのでしょうか。
また、似ている作品があって、パクリなのではないかという疑惑も生じています。
今回は『怪獣8号』がつまらないと言われている理由やパクリと言われるほど似ている作品について掘り下げていきます。
怪獣8号がつまらないと感じる人の声
怪獣8号の避難シェルターがただのパブリックビューイングなのもたいして縁もゆかりもない住民と絆アピールされても意味も意義もわからなくてほんとこの漫画駄目だ…ってなってるし1巻のとき買って応援しようとしたことを後悔するレベルにずっとつまらない…
— tcp (@tecepe) April 11, 2024
怪獣8号の避難シェルターがただのパブリックビューイングなのもたいして縁もゆかりもない住民と絆アピールされても意味も意義もわからなくてほんとこの漫画駄目だ…ってなってるし1巻のとき買って応援しようとしたことを後悔するレベルにずっとつまらない…
知らない人たちと絆アピールしている部分に違和感を覚えているのは理解できますね。
無理に感動的な展開にしようとしている感じは否めません。
怪獣8号、第一話を読んだ全ての読者それぞれが想像したその後のストーリーの中で最もつまらないストーリーが常時選択され続ける本当にすごい漫画
— くーてん (@kuukotenko_fox) April 14, 2024
怪獣8号、第一話を読んだ全ての読者それぞれが想像したその後のストーリーの中で最もつまらないストーリーが常時選択され続ける本当にすごい漫画
漫画を読んでいるとなんとなく「こんな展開になるのかな~」と予想しながら読むことが多いかと思います。
いくつかの予想した選択肢の中でつまらない展開になっているという声がありました。
ありきたりで退屈な展開になっているということかもしれませんね。
怪獣8号がつまらない理由の第一位は主人公以外のキャラデザとキャラ設定が微妙なところと9号の存在
ずっと9号と戦う展開マジでつまらんしこいつ自体になんの魅力もないし— くじらちゃん🌈 (@kuzira030303) April 16, 2024
怪獣8号がつまらない理由の第一位は主人公以外のキャラデザとキャラ設定が微妙なところと9号の存在
ずっと9号と戦う展開マジでつまらんしこいつ自体になんの魅力もないし
特に9号の存在はかなり評判が悪いですね。
個人的には亜白ミナやその他の防衛隊員のキャラは個性豊かで好きですが、怪獣9号だけはどうしても好きになれません笑。
敵キャラなので好きになる必要はないのかもしれませんが。
『怪獣8号』は怪獣と人間の戦闘を描いたバトル漫画作品です。 強敵として登場する怪獣がいるのですが、怪獣9号という怪獣です。 怪獣9号は何度も登場しては、防衛隊を苦戦させる怪獣なので実質的なラスボスといってもいいでしょう。 […]
怪獣8号がつまらないと言われるのはなぜ?
【最新話は翌週更新!!】
怪獣14号撃破へ、ミナ出陣――
続く『#怪獣8号』第95話は
次週、10/13(金)の0時公開です!今月からは、二人一組の
デザインアイコンをプレゼント!!第1弾はもちろんこの組み合わせ!
主人公・カフカと、彼が手にした
もう一つの姿――怪獣8号!! pic.twitter.com/VvBC16GXlL— 怪獣8号【公式】 (@KaijuNo8_O) October 5, 2023
『怪獣8号』がつまらないと言われる理由はいくつかありました。
怪獣9号の目的が分からなくて悶々とする
『怪獣8号』には怪獣9号という敵キャラがいるのですが、こいつがめちゃくちゃ不評です。
何のために登場したのか目的がよくわからないといった読者が多くいました。
怪獣9号は、
- 他の怪獣を生み出す
- 人間に擬態できる
- 怪獣の破片を回収する
- 防衛隊員の能力を分析している
といった特徴があります。
何か企んでいることは間違いないのですが、未だに目的が明らかにされていません。
何のために戦っているのか、なぜ怪獣の破片を集めたりしているのか、この辺が分かってくれば、面白い展開になっていきそうですね。
主人公が女々しくてキモイ
主人公のカフカを見ているとキモイと感じます。
なぜキモイかと言いますと。いつまでも幼馴染の女の子に執着しているからです。
カフカは防衛隊を目指していたのですが、うだつが上がらない日々を送っていました。
そんな時、テレビには、同じ夢を目指した幼馴染の亜白ミナが映ったのです。
亜白ミナは、防衛隊の師団長候補になるくらい優秀な人材となっていました。
そんな活躍中の亜白ミナをカフカは尊敬していたのですが、惨めな自分と比較して思い悩むことになります。
気持ちは分かるのですが、いい加減、切り替えて自分のやるべきことに集中しろよ!とツッコみたくなるほど亜白ミナに執着していて、女々しくてキモイんです笑。
序盤でカフカの正体がバレる
かなり早い段階でカフカの正体がバレてしまいます。
カフカは原作コミック1巻1話で怪獣としての力を手に入れるのですが、このことは他人にバレないように注意していました。
しかし、原作4巻という序盤のほうで市川レノに正体がバレてしまったのです。
さすがにバレるの早すぎだろ!って多くの読者から総ツッコミが入ったのは間違いないでしょう笑。
もう少し、正体を隠した状態で物語を進行してほしかったというのが正直なところ。
『怪獣8号』は、最初はおもしろかったという評判が多いのですが、このことが大きな要因となっています。
ありきたりな展開が多い
『怪獣8号』はよく見るありきたりな展開が多いような気がします。
- 幼馴染が自分の手の届かない存在になる
- ロリJKがおじさんである主人公に好意を抱く
- 怪獣の力を手にしたカフカが防衛隊に所属という名目で監視下に置かれる
このようなテンプレのような展開が多いんです。
近年の人気漫画は伏線を多く張って、読者に予想させるのが面白みとなっていることが多いのですが『怪獣8号』には面白い伏線があまりありません。
ただ、テンプレ化した展開ということは分かりやすいということでもあるので、子どもや外国人には人気は出そうですね。
敵キャラのバリエーションが少ない
『怪獣8号』はバトル漫画のわりには敵キャラのバリエーションが少ないように感じます。
最大の敵である怪獣9号はおそらくラスボスなのですが、何度も登場しているので、敵のバリエーションがあまりないのかもしれません。
「もう、怪獣9号はいいから他の敵も出してくれよ~」
と思っていた読者も少なくないでしょう。
途中からちゃんと他の敵キャラも登場するのですが、怪獣9号の登場回数が多い時期は批判が多かったです。
怪獣8号はパクリ?似てる漫画作品は?
Chapter 96 of #KaijuNo8 will be released next week, 27th October!
Overcoming her lingering trauma, Mina carries out her word and shoots Kaiju No.14!! What happens next…!?This week’s icon is this pair that supports each other as partners and rivals, KAFKA and LENO! pic.twitter.com/QoTPrdmu8a
— 怪獣8号【公式】 (@KaijuNo8_O) October 19, 2023
続いて『怪獣8号』はパクリと言われるほど似てる作品がいくつかあります。
ゴジラと似てる
『怪獣8号』はゴジラと似ていると言われています。
ゴジラは怪獣の代表格ともいえますから、これは仕方ないような気がしますけどね。
ところが、調べてみると『怪獣8号』の作者は、幼い頃から怪獣が好きで、母親が買ってくれた怪獣図鑑を愛読書にしていたことが分かりました。
さらに、
庵野秀明氏が手掛けた「シン・ゴジラ」にも影響を受けた
とも本人が語っていることから、ゴジラと似てしまうのは必至だったのでしょう。
エヴァンゲリオンと似てる
1番似てると言われている作品が「エヴァンゲリオン」です。
これも作者の松本直也先生がエヴァンゲリオンのファンだったことが原因のようですね。
「ダ・ヴィンチ」2021年10月号のインタビュー記事で、エヴァンゲリオンの影響を受けたと記されていました。
たしかにエヴァンゲリオンと似ている部分はあって、特にキコルという女の子キャラとエヴァンゲリオンのアスカがかなり似ています。
影響を受けたどころか、オマージュしているのではないかと思うくらいです。
ちなみに『怪獣8号』の怪獣デザインとアニメ制作は、『エヴァンゲリオン新劇場版』や『シン・ゴジラ』を制作したスタジオカラーが担当します。
アニメ版はさらにエヴァを彷彿とさせるような演出が増えそうですね。
進撃の巨人と似てる
さらにこれは一部のファンの間でしか言われていないことなのですが、『進撃の巨人』とも似ているとも言われていました。
似ている部分は下記の通り。
- 主人公が子どもの頃のトラウマがきっかけで戦闘部隊の入隊を志す
- 主人公が化け物に変身する
- 変身するには強い意志がないといけない
- 人間が怪獣(巨人)になることができる
- 主人公が仲間を助けるために正体をバラす
- 主人公が危険対象とされるが、間一髪のところで保護される
- 怪獣(巨人)の力が暴走する
- 女の子の幼馴染が強い
- 近い部隊の隊員だけ変身できる主人公のことを仲間と思ってくれている
- 人の言葉を話せる怪獣(巨人)が登場する
探し出してみると、けっこう共通点があるんですよね。
大ヒット作品となる予兆かもしれません。
まとめ:怪獣8号がつまらない理由について
- 『怪獣8号』がつまらないのはありきたりな展開が多いから
- 最初だけおもしろかったという評判が多いのは、主人公の正体がすぐバレたから
- 似てる作品は、ゴジラ、エヴァンゲリオン、進撃の巨人
以上、『怪獣8号』がつまらないと言われる理由や似てる作品について解説してきました。私個人的にはパクリかどうかはどうでもいいので、おもしろければ何でもいいっていうのが正直な感想です笑。
『怪獣8号』の漫画は面白いのでぜひ読んでみてくださいね!
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