推理漫画作品、『鴨乃橋ロンの禁断推理』には個性豊かなキャラクターがたくさん登場してきます。
多くの人物が登場するので、読んでいて飽きないのが魅力ですね!
しかし、たくさんのキャラがいるということは、覚えるのも大変という側面もあります。
そこで、少しでも作品を楽しめるように『鴨乃橋ロンの禁断推理』のキャラ相関図を作成いたしました!
今回は『鴨乃橋ロンの禁断推理』のキャラ相関図と共に主要人物について解説していきます!
- 1 鴨乃橋ロンの禁断推理キャラ相関図
- 2 主要人物をわかりやすく解説
- 2.1 鴨乃橋ロン(かものはし・ろん)
- 2.2 一色都々丸(いっしき・ととまる/トト)
- 2.3 雨宮(あまみや)
- 2.4 翡翠臣疾(かわせみ・おみと)
- 2.5 キク
- 2.6 卯咲もふ(うさき・もふ)
- 2.7 門季チコリ(もんき・ちこり)
- 2.8 エメ・エメリッヒ
- 2.9 シュピッツ・ファイア
- 2.10 ジョン・グリズリー
- 2.11 シャチ
- 2.12 フィン・フェネック
- 2.13 Dr.ヒルシュ
- 2.14 リプリー
- 2.15 マイロ・モリアーティ
- 2.16 ウィンター・モリアーティ(マリィ伊藤)
- 2.17 アリス・モリアーティ
- 2.18 タイガ・ダン
- 2.19 エリオット・モリアーティ
- 2.20 ロミ・ホームズ
- 2.21 エルマー・スティングレイ
- 2.22 アントワーヌ・デュパン
- 3 各事件の犯人と被害者を紹介!
- 3.1 床屋@大都会連続溺死事件
- 3.2 岡正@大都会連続溺死事件
- 3.3 山根@ハンドコレクター殺人事件
- 3.4 武者小路みのる@ハンドコレクター殺人事件
- 3.5 虎毛団吉@生放送殺人事件
- 3.6 十文字匠@孤島天文台殺人事件
- 3.7 海野南@孤島天文台殺人事件
- 3.8 丼沢英作@孤島天文台殺人事件
- 3.9 小野寺カヨコ@孤島天文台殺人事件
- 3.10 オリヒメ@孤島天文台殺人事件
- 3.11 ジュリー@毒入りカフェラテ殺人事件
- 3.12 速水@毒入りカフェラテ殺人事件
- 3.13 山田テツ@夜明けの砂場殺人事件
- 3.14 木下立男@夜明けの砂場殺人事件
- 3.15 佐藤一@夜明けの砂場殺人事件
- 3.16 マッドカメレオン@マッドカメレオン殺人事件
- 3.17 室井@夜蛇神様殺人事件
- 3.18 勝波料二@渋谷黙示録連続殺人事件
- 3.19 日比野@渋谷黙示録連続殺人事件
- 3.20 万場タク@真夏の海の家水死事件
- 3.21 山王/才能誘拐犯ハミングバード@天才作曲家誘拐事件
- 3.22 にょにょん@天才作曲家誘拐事件
- 3.23 三橋@天才作曲家誘拐事件
- 3.24 樋口@天才作曲家誘拐事件
- 3.25 生須@天才作曲家誘拐事件
- 3.26 青江尊徳@心理学研究室殺人事件
- 3.27 姫野かなえ@心理学研究室殺人事件
- 3.28 大井川旬@心理学研究室殺人事件
- 3.29 今井蓮次郎@心理学研究室殺人事件
- 3.30 二木理子@心理学研究室殺人事件
- 3.31 レニ・ガードナー@高原オーベルジュ連続殺人事件
- 3.32 酒井秋助@高原オーベルジュ連続殺人事件
- 3.33 ミア・コスタ@高原オーベルジュ連続殺人事件
- 3.34 トム・ササオカ@高原オーベルジュ連続殺人事件
- 3.35 カレン・リリー@高原オーベルジュ連続殺人事件
- 3.36 ビル・クラーク@高原オーベルジュ連続殺人事件
- 3.37 ジム・ゴア博士@高原オーベルジュ連続殺人事件
- 3.38 占いプリンス@占いプリンス殺人事件
- 3.39 迷えるコアラ@占いプリンス殺人事件
- 3.40 武井@占いプリンス殺人事件
- 3.41 オモダ@風船生首殺人事件
- 3.42 戸波宅巳@風船生首殺人事件
- 3.43 三羽純太郎@「双子の牢」密室殺人事件
- 3.44 三羽葉子@「双子の牢」密室殺人事件
- 3.45 三羽キヨタカ@「双子の牢」密室殺人事件
- 3.46 加持純二@「双子の牢」密室殺人事件
- 3.47 坂ノ上柿@「双子の牢」密室殺人事件
- 3.48 中前真弓@見えない血文字殺人事件
- 3.49 小手川収@見えない血文字殺人事件
- 3.50 菜園茜@見えない血文字殺人事件
- 3.51 東盤幹夫@見えない血文字殺人事件
- 3.52 野良鯖虎@見えない血文字殺人事件
- 3.53 矢野部竜@硬貨と刻印殺人事件
- 3.54 長岡@硬貨と刻印殺人事件
- 3.55 春野七@盆踊り殺人事件
- 3.56 柊@盆踊り殺人事件
- 3.57 木村@盆踊り殺人事件
- 3.58 筒井@盆踊り殺人事件
- 3.59 立石@盆踊り殺人事件
- 3.60 轟@悲劇の航海連続殺人事件
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鴨乃橋ロンの禁断推理キャラ相関図
こちらが『鴨乃橋ロンの禁断推理』におけるキャラ相関図になります!
ぜひ作品を楽しむ際にはお役立てくださいね!
主要人物をわかりやすく解説
鴨乃橋ロン(かものはし・ろん)
物語の中心にいる主人公は、ロンドンにある世界最高峰の探偵養成学校「BLUE」で最優秀の成績を収めた元学生です。彼の輝かしい未来を暗転させたのが、在学中に起こった「血の実習事件」。これにより、首に奇妙なアザを負い、探偵として致命的な欠点を抱えることになってしまいました。結果として、探偵免許は剥奪され、彼の探偵人生は一度幕を下ろすことに。なんとも運命の残酷さを感じさせられるエピソードです。
探偵免許を失った今、事件に関わることは絶対に許されません。ルールを破れば、彼を待ち受けるのは「BLUE」からの死の宣告です。そのため、主人公は祖母のマンションの管理人として引きこもり、外の世界との接触を避けていました。そんな彼の孤独な日々は、一色都々丸の訪問によって一変します。久しぶりに耳にした殺人事件の情報が、彼の探偵としての情熱に再び火を灯したのです。正直、これまで抑えていた彼の探偵魂が爆発する瞬間が描かれるのは胸が熱くなりますね。
表向きは一色都々丸を探偵役に見立てていますが、本当のところ、彼こそがこの物語の「ホームズ」役を担っています。運動神経抜群で、格闘にも強い。さらに、美味しいスイーツを作る芸術的センスまで持ち合わせている彼には、思わず惹かれてしまいますね。しかし、その一方で、黒蜜をゴクゴク飲むといった奇妙な行動を取ることがある点も、彼の魅力の一部と言えるでしょう。これもまた、彼がただの完璧な探偵ではなく、人間味あふれるキャラクターであることを強調しています。
普段は前髪で瞳が隠れていますが、犯人がわかると、彼は人差し指と中指で前髪をサッと払い、キメ顔を見せる。このシーンが来ると、思わず「待ってました!」と声を上げたくなるのは、私だけではないでしょう。彼の名前である「カモノハシ」が、ビーバーのような尾とカモに似たくちばしを持ち、卵を産む哺乳類であること、そして後ろ足の爪から毒を分泌するという珍しい生き物であることに、どこか彼の不思議なキャラクター性を重ねてしまうのは面白いですね。
一色都々丸(いっしき・ととまる/トト)
警視庁捜査一課に所属する刑事で、ロンからは「ピュアな間抜け」とからかわれている純粋で少し抜けた性格の持ち主。そんな彼には「トト」というあだ名がつけられ、ロンのボケに対してしっかりとツッコミを入れる役割を果たしています。ロンの突拍子もない発言に対して、思わず笑ってしまう一方で、トトの真っ直ぐな反応が作品の中でほっとする瞬間を作り出しているように感じます。
ロンは探偵としての活動を禁じられているため、表向きでは都々丸が探偵のように振る舞っていますが、実際にはロンを支える存在として欠かせないパートナーです。彼がロンにとって特別な存在であることは、ロンが孤独な天才から初めて心を開いた相手であるという事実からも伝わってきます。ロンが他者と交流するきっかけを作り、彼の致命的な欠点を補っているトトの存在が、物語の中でどれほど大きいかがわかりますね。
最初は刑事としての能力が小学生レベルと揶揄されていましたが、物語が進むにつれて、彼の成長が描かれ、次第に普通以上の実力を発揮するようになっていきます。トトがワトソン役として活躍する姿は、ロンとの相性抜群のバディ関係を見せつけ、作品に深みを与えています。彼の純粋さと真摯さが、ロンの鋭さと対比されることで、二人のコンビネーションがより魅力的に映りますね。
雨宮(あまみや)
警視庁捜査一課の刑事であり、一色都々丸の上司として活躍している彼女は、少し厳しい性格の持ち主。都々丸に仕事を依頼する箱を「ゴミ箱」と呼ぶなど、冷たい一面も見られますが、その美貌から署内には多くのファンがいるというから面白いものです。美人だからこそのツンデレ具合が、何とも魅力的に映ります。
彼女と翡翠は同期であり、彼の検挙数が多くなるたびに、どこか不機嫌になる一面も。プライドが高く、負けず嫌いな性格が見え隠れしますね。そのため、彼女が翡翠の活躍に嫉妬する様子は、同僚としてのライバル関係が垣間見えて興味深いです。
ロンとの初対面の際、犯人を追い詰める姿に一目惚れしてしまい、それ以来、正体を知らないまま「鴨夫さま」としてひそかに慕っているのも可愛らしい一面ですね。普段のクールな態度から一転、ロンの前では乙女な一面を見せるというギャップは、見ていて微笑ましいものがあります。
休日にはショッピングモールでジムや整体、エステに通ってセルフケアを欠かさないという完璧主義なところも、彼女の魅力を引き立てています。こうした自分磨きを怠らない姿勢が、彼女の美しさを保つ秘訣なのかもしれません。
翡翠臣疾(かわせみ・おみと)
愛知県警に所属する敏腕刑事で、その切れ者ぶりから「慧眼のカワセミ」と称されている、前髪の一部が白髪のイケメン刑事。彼のビジュアルだけでも目を引くのに、20代という若さでありながら、全国No.1の殺人事件の検挙率を誇っているというのは、まさに絵に描いたようなスーパーデカですね。職務質問一つで犯人を見破るその鋭さには、将来の警視総監との呼び声も納得せざるを得ません。
そんな彼が常にピンセットを持ち歩いているというのは、何ともユニークでありながらも彼の几帳面さを感じさせますね。上司であろうと部下であろうと、厳しい指摘を容赦なくする姿勢もまた、彼のプロフェッショナリズムを物語っています。完璧主義で妥協を許さないその姿は、見る者に緊張感を与えつつも、どこか尊敬せずにはいられないカリスマ性を持っています。
雨宮とは同期ですが、交番勤務時代に何かしらの確執があったようで、彼から「カス」と呼ばれているのも興味深い部分です。二人の過去に何があったのか、その背景が気になりますね。また、ロンと都々丸の関係を知りながらも、都々丸を高く評価しているというのは、彼の客観的な視点と人を見る目の鋭さを示しているのでしょう。
「カワセミ」と呼ばれる鳥のように、鮮やかな水色の体と長いくちばしを持つ彼は、その美しい外見と同時に、鋭い洞察力と非凡な才能を併せ持つ存在であることがわかります。その姿はまさに、美しさと強さを兼ね備えた彼自身を象徴しているかのようです。
キク
警視庁の総務課に勤務している、親しみやすいおじさん。彼には息子がおり、その息子がロンと同じ学校に入学したことで、ロンと個人的なつながりを持つようになったというのは、ちょっとした運命を感じさせますね。学校での縁がきっかけで、息子が世話になった恩を返そうとするその姿勢は、どこか昔ながらの人情味あふれるキャラクターとして印象に残ります。
ロンが探偵バッジを剥奪されたことを知ってからというもの、このおじさんはまるで親代わりのようにロンの面倒を見てきました。猫をプレゼントしたり、優秀な若手警察官を何人も(おそらく勝手に)送り込んだりと、何かとロンのことを気にかけている様子が微笑ましいです。この過剰な世話焼きぶりには、つい笑ってしまう一方で、ロンを心から大切に思っていることが伝わってきます。
また、都々丸とロンが知り合うきっかけを作ったのもこのおじさん。最初の事件の解決現場に現れ、ニンマリとした表情を浮かべていたシーンは、彼のしたたかな一面を垣間見せるもの。そんな彼の存在が、物語における重要な人物であることを改めて感じさせてくれます。
卯咲もふ(うさき・もふ)
「奇跡の手」を持つ天才脳神経外科医であり、世界トップクラスの腕前を誇るスーパードクター、卯咲もふ。年間800件もの手術を担当しているという事実には、ただただ驚かされるばかりです。医療の現場で卯咲もふが果たしている役割の大きさを考えると、まさに神業ともいえる技術を持つ人物です。
しかし、そんな卯咲もふも仕事を離れると途端に不器用になるというギャップが何とも愛らしいですね。りんごをむこうとすると包丁が跳ね返るなんて、普通では考えられないレベルの失敗を繰り返し、その結果、常に包帯だらけの姿で登場するというのは、ちょっと笑ってしまうところです。右目がいつも包帯で隠れているのも、卯咲もふの不器用さが原因かもしれませんね。そんな姿を見ていると、完璧な天才でありながらも、どこか人間味を感じずにはいられません。
卯咲もふはロンの主治医として、過去の事情を知ることになり、都々丸との関係を理解したうえで協力しています。この冷静で賢明な判断力を持ちながらも、どこか抜けているところがあるのは、卯咲もふのキャラクターをさらに魅力的にしています。
「卯」はうさぎを意味する漢字ですが、名前の響きからも、どこかうさぎをモチーフにしたキャラクターであることがうかがえますね。うさぎのように愛らしい一面と、驚異的な才能を兼ね備えた卯咲もふには、心惹かれるものがあります。
門季チコリ(もんき・ちこり)
門季チコリは、週刊ライムの新人記者であり、「注目の人」コーナーを担当することになった彼女は、難事件を次々に解決していると噂される一色都々丸に取材を申し込むことを決意します。まだ若い彼女が、世間の注目を集める人物に挑む姿勢には、何とも言えない勇気と情熱を感じます。
子供のころに誘拐事件に巻き込まれた経験があり、その事件を解決に導いた刑事に強い憧れを抱いて記者になったという背景は、彼女の職業への熱意が単なる仕事以上のものであることを物語っています。そんな彼女が都々丸に密着取材を行い、その仕事ぶりを目の当たりにしてからは、都々丸をまるで神のように崇めるようになり、ロンが実際に推理を担当していることに気づかないまま信仰心を深めている姿が、どこか純粋で微笑ましいですね。
彼女の取材力は確かで、ロンも彼女を信頼できる情報源として活用しています。記者としての彼女の実力が評価されている一方で、都々丸に対する一途な思いが、彼女のキャラクターに独特の魅力を加えています。
名前の由来がサル(モンキー)から来ているというのも、どこか愛嬌のある要素です。サルのように機敏で好奇心旺盛な彼女が、これからどのような取材で新たな真実を引き出していくのか、期待が膨らみます。
エメ・エメリッヒ
エメ・エメリッヒは、探偵養成学校BLUEの校長として、学校の運営を担っていました。ロンが探偵バッジを剥奪された「血の実習事件」の背景を密かに探っていたものの、残念ながらその過程で命を落としてしまいます。校長という立場でありながら、事件の真相を追い求める姿勢には、彼女の強い正義感と責任感を感じさせられます。
最近になって明らかになったことですが、実はエメ・エメリッヒはロンの母親と同級生であり、ロンのことを赤ん坊のころから知っていたというのは驚きです。この深い縁が、彼女がロンに対して抱いていた特別な感情の一因だったのかもしれません。彼女が密かにロンのために動いていた背景には、母親と同級生だったという関係があったと思うと、物語が一層感慨深く感じられます。
また、日本の警視庁にも知り合いがいるという情報がありますが、その人物が誰なのかはまだ明らかにされていないという謎が、物語にさらなる緊張感を与えています。エメ・エメリッヒの過去と、その知人の正体が今後どのように明かされるのか、興味が尽きません。
シュピッツ・ファイア
シュピッツ・ファイアは、探偵養成学校BLUEで「追跡学」を教える教官。ロンが探偵行為を禁じられているにもかかわらず活動を再開しているという情報をつかみ、その真相を確かめるためにわざわざ日本にやって来たというのだから、その執念には頭が下がります。しかし、実際のところ彼が来日した本当の目的は別にありました。行方不明の兄を探すためであり、そのために、学校始まって以来の天才と評されるロンの協力を得ようとしているのです。
自ら推理能力が高いわけではないと謙遜するシュピッツですが、実際に事件解決のシーンで彼が前面に出ることはほとんどありません。それでも、ロンとトトがピンチに陥るたびに、その卓越した追跡能力を駆使して助けに来る姿には、どこか頼もしさを感じます。
ただ、その行動の裏には少し気になる点も。実は、シュピッツはトトに盗聴器をつけ、言動を常に監視しているというのです。しかも、トトやロンにはそのことがバレているというのが、何とも微妙な状況ですね。彼の行動には信頼と不信の入り混じった複雑な感情が垣間見えます。
名前の由来が犬のスピッツから来ているのかもしれないという点も、シュピッツのキャラクターを想像するうえで興味深いところです。忠実で鋭敏な犬のように、彼がロンたちを見守り、追跡し続ける姿が目に浮かびます。
ジョン・グリズリー
ジョン・グリズリーは探偵養成学校BLUEで「クローズドサークル学」を教える教官で、ロンが一目置いていた存在の一人です。直接教わったわけではないものの、その教えに影響を受けていたというのは、彼の教官としての実力や信頼性が伺えます。
しかし、グリズリーは孤島天文台殺人事件で命を落とすことになります。彼の死は、学び舎にとって大きな損失であったことでしょう。ちなみに、グリズリーの名前はハイイログマに由来していますが、その名が持つ強さや威厳を感じさせるキャラクターだったのかもしれません。
「クローズドサークル」というのは、ミステリ用語で、外界との行き来ができない状況下で発生する事件のことを指します。孤島天文台殺人事件もこのクローズドサークルの一例であり、外界との接触が断たれた状況での殺人劇が展開されました。この用語が示す通り、限られた空間での事件は、より一層謎解きの難易度が高まります。
グリズリーの教えがロンや他の生徒たちに与えた影響や、彼がどのようにしてその教えを実践していたのかを考えると、彼の死が物語に与える影響の大きさが伝わってきます。
シャチ
シャチは、フィン・フェネックに仕える助手であり、ロンとは探偵養成学校BLUEの同級生でした。彼の正体が明らかになるのは11巻の92話で、その時点で新たな一面が見えてくることになります。
在学中は気弱な少年だったシャチですが、現在では強気な外見と発言でフェネックに付き従っています。その変わりようには、彼の成長とともに変化した内面が反映されているのでしょうね。
フィンに対しては、女性として好意を抱いていましたが、その思いを伝えることなくマイロ・モリアーティに命を奪われてしまいます。この切ない一面が、彼のキャラクターに深い感情的な層を加えています。
動物のシャチは、母系社会を形成し、高い知能を持つことで知られています。この設定が、シャチのキャラクターにどう反映されるかは、非常に興味深いです。フェネック家の女性・フィンに仕えるという設定や、シャチの正体が納得できる理由が見えてくるのも、物語の奥深さを感じさせます。
フィン・フェネック
フィン・フェネックは探偵養成学校BLUEで「密室学」を教える教官であり、最高ランクのSランク探偵免許を保持しています。彼の探偵としての実力は、まさに圧倒的です。
フェネックの特技として知られる「フェネックスタッチ」は、触診によって密室の材料や構造を把握し、そこから矛盾を見つけ出す技術です。この手法で、5000以上の隠し部屋や3000以上の違法建築、さらに1万以上の物理トリックを暴いてきたという実績には、ただただ驚かされます。彼の指先から繰り出される繊細な技術が、どれほどの精密さであるかが伝わってきますね。
「血の実習事件」が広義の密室殺人に該当することから、フェネックはこの事件に深い興味を持っているようです。その興味が彼の分析やアプローチにどのように影響を与えるのか、物語の中での活躍が楽しみです。
ちなみに、フィン・フェネックという名前の由来には、耳が大きくて愛らしいキツネが関係しているかもしれません。彼の知的で冷静な性格と、キツネの可愛らしさがどこか重なり合っているようで、キャラクターに対する愛着が湧きます。
Dr.ヒルシュ
Dr.ヒルシュは、探偵養成学校BLUEで解剖学を教える教官で、探偵ランクAの免許を保持しています。ただし、彼がランクSに昇格できなかった理由は、世界探偵連盟の一部から殺人の疑いをかけられ、その結果昇格が取り消されたためです。この疑惑が彼のキャリアにどのような影響を与えたのか、興味深いところです。
Dr.ヒルシュは遺体の謎を解くために死体にメスを入れて切り刻むという手法を用い、そのことから「2度殺しのヒルシュ」という異名を持っています。この名称からも彼の解剖学に対する徹底したアプローチと、その際の冷徹さがうかがえます。
過去には15回もの殺人容疑をかけられたことがあるものの、証拠不十分で「ホワホワっと」無罪になったというエピソードは、彼の人物像に一層の謎めいた雰囲気を加えています。無罪になったとはいえ、その経歴が彼の評判にどのような影響を及ぼしているのか、物語の中での彼の立ち位置や動向が気になりますね。
リプリー
リプリーは探偵養成学校BLUEで毒薬学を教えていた教官です。しかし、ロンがBLUEの卒業を認められる前日から行方不明になってしまいました。リプリーの突然の失踪は、学校内外に大きな驚きをもたらしたことでしょう。
彼の専門分野である毒薬学が、物語にどのような影響を与えるのか、また、行方不明になった理由や背景が今後の展開にどのように関わってくるのか、非常に気になるところです。リプリーの不在がロンや学校にどのような影響を及ぼすのか、物語の進行に深い影響を与える可能性があるでしょう。
マイロ・モリアーティ
マイロは、M家(モリアーティー家)の第一子であり、家族を取り仕切る冷酷な男です。彼の初登場は第3巻の13話で、その姿が物語に強い印象を残しました。
マイロの冷徹さと残虐さは際立っており、任務に失敗した妹のウィンターを殺し屋に狙撃させたり、おじのタイガ・ダンがいる場所で爆弾を爆発させるなど、非情な振る舞いを見せます。彼の行動には、単なる策略以上の冷酷さが感じられ、彼のキャラクターに対する強い感情を抱かせます。
また、マイロは自身がモリアーティ家の首領となるために、妹アリスをも殺害しました。この冷徹さが彼の目的に対する執着を物語っており、同じ絶望をロンに味わわせようと都々丸を殺させようとするも、結果的には失敗しています。
最終的には逃亡先で次のモリアーティ家の首領としての「おもちゃ」として拘束されるという運命に見舞われる模様です。彼の野望と冷酷な行動がどのように物語に影響を与えるのか、その結末が非常に気になるキャラクターです。
ウィンター・モリアーティ(マリィ伊藤)
ウィンターは、M家の第四子であり、ひときわ個性的なキャラクターです。一見すると自分を「オレ」と呼ぶため、男性に見えることもありますが、よく見ると胸にふくらみがあり、マイロのスマホの待ち受け画像では女性の服装で写っていることがわかります。このギャップが、彼女のキャラクターにミステリアスな魅力を加えています。
作中では、妹アリスと一緒にクッキーを焼くシーンもあり、家庭的な一面も垣間見せます。初めて登場したのは第3巻の13話で、地元警察に扮して孤島天文台殺人事件の犯人・十文字を助け出し、その後、鴨乃橋ロンの様子を確認して殺害しました。この行動からも、彼女の冷酷さと計算高さがうかがえます。
渋谷黙示録連続殺人事件では、マリィ伊藤という偽名で登場。ロンに変装を見破られた結果、転落死したかに見えましたが、実は密かに死体と入れ替わり生き延びていたことが明らかになります。この巧妙さには感心せざるを得ません。
その後、ロンの能力を試すために、「血の実習事件」の事件ファイル(無修正版)をロンのもとに届けた彼女の行動には、挑戦的な意図が込められているようです。彼女の策略や動機が、物語の中でどのように展開されるのかが非常に気になります。
アリス・モリアーティ
アリスはM家の兄弟で、ウィンターの妹にあたります。彼女は体が弱く、不器用な一面を持っていました。残念ながら、かつてマイロによって命を奪われてしまいます。彼女の存在は物語に切なさと複雑な感情をもたらしており、彼女の過去や死がどのように物語に影響を与えるのか、考えさせられるキャラクターです。
タイガ・ダン
タイガ・ダンはニューヨークに事務所を構える弁護士ですが、実はマイロ・モリアーティのおじでもあります。さらに、彼は高原オーベルジュ連続殺人事件の犯人でもあり、その冷酷な正体が物語の中で明らかになります。
事件の謎解きは第6巻の44話で行われ、その詳細が明かされる瞬間は、読者にとって大きな衝撃となることでしょう。タイガの二重の顔—弁護士としての顔と連続殺人犯としての顔—が、物語に深い緊張感とサスペンスをもたらしています。
エリオット・モリアーティ
エリオット・モリアーティは鴨乃橋ロンの父親であり、モリアーティ家の出身です。しかし、ロンの母(ホームズ家出身)との出会いを機に、生き方を改める決意をしました。その後、ロンに自分が学んだすべての知識や技術を伝授しましたが、最終的にはモリアーティ家によってロンの目の前で銃撃され、命を落とすことになります。
エリオットの複雑な背景と、家族への愛情、そして運命の悲劇が、彼のキャラクターに深い感情的な層を加えています。彼の死はロンの人生に大きな影響を与え、物語全体に深い意味を持たせています。
ロミ・ホームズ
エルマー・スティングレイ
アントワーヌ・デュパン
アントワーヌ・デュパンは世界探偵連盟の会長で、その地位にふさわしい威厳を持つ人物です。彼はロンに対して、特別なメッセージを送り、探偵免許取得試験の受験資格を与える決定を下しました。この決定がロンの人生やキャリアにどのような影響を与えるのか、物語における重要な転換点となることでしょう。
デュパンの役割は、ロンにとって大きな意味を持ち、彼の挑戦と成長に対する期待感を高める要素となっています。
各事件の犯人と被害者を紹介!
ここからは各事件の犯人や被害者のキャラを紹介します!
床屋@大都会連続溺死事件
床屋は男性5人を溺死させて殺害した連続殺人犯で、その残忍な手口は非常に衝撃的です。彼が殺人に洗面台を利用していたことまではすぐに想像がつくかもしれませんが、具体的なトリックやその詳細は、漫画の第1話を読むことで明らかになります。
最終的には屋上でロンに追い詰められ、操られて飛び降りようとしますが、都々丸に抱きとめられて命は救われます。この場面は、緊張感と救いの瞬間が交錯する印象的なシーンであり、キャラクターたちの人間性やドラマが深く描かれています。
岡正@大都会連続溺死事件
岡正(おかまさ)は個人投資家で、ロンとトトが手掛けた初めての事件である連続殺人事件の5人目の犠牲者です。彼は高級スーツを着ていたものの、財布と時計を奪われていたため、身元の特定が難航しました。
風花公園の地面の上で溺死体として発見された岡正の遺体は、事件の重要な手がかりとなります。ロンはわずか3分でその状況から犯人を突き止めるためのヒントを掴むことができました。この迅速な推理力が、ロンの卓越した能力を物語の中で示しています。
山根@ハンドコレクター殺人事件
山根は愛知県警の警察官で、翡翠(かわせみ)の忠実な助手として知られていました。彼は情報収集からピンセットの替え、食事の手配まで、細やかにサポートし、翡翠からは「史上最高の相棒」と称されるほど献身的に尽くしていました。
しかし、ある重要なものを紛失したことがきっかけで、警察官としての職務を続けることができなくなりました。この出来事が彼のキャリアにどのような影響を及ぼしたのか、彼の悲劇的な転落が物語に深い感慨をもたらしています。
武者小路みのる@ハンドコレクター殺人事件
虎毛団吉@生放送殺人事件
虎毛団吉(とらげ・だんきち)は、超能力者としてテレビ番組『ウソかマコトか超能力!!』に出演していた男性で、特徴的なお団子のようなリーゼントヘアが目を引きます。実際には超能力は持っておらず、サクラの男性に協力させていたことが判明しています。
彼のトリックの詳細は、第2巻の8話で明らかになります。この巧妙な策が、彼のキャラクターにさらなる深みとサスペンスを加えています。
十文字匠@孤島天文台殺人事件
十文字匠(じゅうもんじ・たくみ)はしし座流星群鑑賞会の主催者であり、南暖天文台の館長として知られています。10年前のしし座流星群鑑賞会で、当時の館長であり十文字の父親と6人の参加者が銃殺されるという衝撃の事件が発生しました。
その後、十文字は館長として南暖天文台を運営し、鑑賞会には一色都々丸刑事や探偵養成学校BLUEのクローズド・サークル教官であるジョン・グリズリーも招かれました。実は、彼がロンを天文台の銃殺犯に仕立て上げた真犯人であり、M家の手先としてロンにメッセージを伝える役割も担っていました。十文字匠が用いたトリックについては、原作漫画の第3巻13話で明らかになります。この巧妙な策略が物語に大きな波紋を投げかけます。
海野南@孤島天文台殺人事件
海野南(うんの・みなみ)は天文台のシェフで、料理の腕前が光る人物です。彼はストレスが溜まると、天文台のドームに行って大声で叫び、気持ちを発散させていました。この習慣が彼のストレス解消法であり、また天文台内での彼のユニークな一面を垣間見ることができます。
丼沢英作@孤島天文台殺人事件
丼沢英作(どんざわ・えいさく)は、右目にかかる前髪だけが短いという独特なヘアスタイルを持つ天文部の部長です。この個性的な髪型が、彼のキャラクターに一層の印象を与えています。
小野寺カヨコ@孤島天文台殺人事件
小野寺カヨコは天体カメラマンで、天文台のドーム内で背中を撃ち抜かれ死亡しました。彼女の死は、事件の中で重要な要素となっており、その悲劇的な結末が物語に深い影響を与えています。
オリヒメ@孤島天文台殺人事件
ジュリー@毒入りカフェラテ殺人事件
ジュリーは、ロンが手伝いに入ったカフェの3人組の女性客の一人で、ロンが作ったカフェラテを飲んで死亡しました。
彼女のカップには、毒入りカプセルが仕込まれていたのです。この巧妙な仕掛けが、事件の鍵を握る重要な要素となっています。
速水@毒入りカフェラテ殺人事件
速水は、ロンが手伝いに入ったカフェの3人組の女性客の一人で、3つのカフェラテのうちのひとつに毒を仕込んでジュリーに飲ませることで彼女を殺害しました。
その巧妙なトリックについては、原作漫画の第3巻15話で明らかになります。
山田テツ@夜明けの砂場殺人事件
山田テツは、公園の砂場に木下立男を埋めて殺害した犯人です。彼は完璧なアリバイを用意し、そのトリックによって殺人を成立させました。
詳細なトリックについては、原作漫画の第3巻特別編で明らかになります。
木下立男@夜明けの砂場殺人事件
木下立男(きのした・たつお)は、公園の砂場で遺体として発見された男性です。
彼の遺体を覆っていた砂の上には、折りたたまれた眼鏡と「オレは山田テツに殺された」というメッセージが残されていました。このメッセージが、事件の核心に迫る重要な手がかりとなります。
佐藤一@夜明けの砂場殺人事件
佐藤一(さとう・はじめ)は、夜明けの砂場殺人事件の犠牲者である木下立男の友人です。
彼は山田テツのアリバイ工作に利用され、事件の陰で重要な役割を果たしました。
マッドカメレオン@マッドカメレオン殺人事件
マッドカメレオンは名古屋で連続暴行事件を引き起こしていた暴力的な犯罪者で、大学生をレンチのようなもので殴り、そのスマホを奪うという手口を使っていました。ついには殺人事件をも引き起こします。
その目撃された姿が毎回異なるため「マッドカメレオン」と呼ばれているのですが、実際の正体はごく普通の男性です。彼が「カメレオン」と呼ばれる理由については、原作漫画の第3巻17話で明らかになります。
室井@夜蛇神様殺人事件
室井は民俗学者で、地方に伝わる神々の研究に取り組んでいます。夜蛇神様に魅了されて、村への移住も検討しているほどです。15年前のダム開発計画では、工事が始まるころに重機がすべて消えたとロンたちに知らせた人物です。
勝波料二@渋谷黙示録連続殺人事件
勝波料二は暗号通貨盗難事件の被疑者で、3人組のハッカーの一人です。
ユニコーンの角に刺さって発見されましたが、実際に彼を殺害したのはウィンター・モリアーティです。トリックの詳細は原作漫画の第4巻22話で確認できます。
日比野@渋谷黙示録連続殺人事件
日比野は暗号通貨盗難事件の被疑者で、渋谷黙示録連続殺人事件で死亡した3人組のハッカーの一人です。
渋谷のスクランブル交差点でウィンター・モリアーティに2番目に殺害されました。トリックの詳細は原作漫画の第4巻23話で確認できます。ちなみに、3人組のハッカーの最後の一人は毒入りカプセルを飲んで自殺しました。
万場タク@真夏の海の家水死事件
万場タクは25歳の会社員で、5巻29話で身元が判明する「真夏の海の家水死事件」の犠牲者です。
サーファー仲間と海に来て民宿に宿泊していた彼は、昼間に食べた海の家の食事で腹痛を起こし、文句を言いに行ったところで殺害されました。トリックの種明かしは5巻30話で確認できます。
山王/才能誘拐犯ハミングバード@天才作曲家誘拐事件
山梨県警の山王と名乗ってロンと一色都々丸の前に現れたのは才能誘拐犯ハミングバード。
ターゲットに対してファンレターのような予告状を出し、才能を堪能したあと解放する。
奇妙な犯行の目的は、心を閉ざした娘の回復のためである。
にょにょん@天才作曲家誘拐事件
にょにょんは、一色都々丸がハマっているシンガーソングライターの女性。
才能誘拐犯ハミングバードから誘拐の予告を受けた。時計塔を改装した建物で作曲を行っている最中に誘拐される。
三橋@天才作曲家誘拐事件
三橋はにょにょんが大手芸能事務所に所属してからの女性マネージャー。
と見せかけて実は作曲は三橋が担当しており、にょにょんとして顔出ししているのは事務所から紹介された歌い手である。
樋口@天才作曲家誘拐事件
一色都々丸の友人で、にょにょんのライブチケットを手配した男性。
生須@天才作曲家誘拐事件
生須(なます)は警視庁特殊捜査係の警察官。怒るとキレて雷を落とすため、ついたあだ名が「電気ナマズ」。
青江尊徳@心理学研究室殺人事件
記憶研究が専門の認知心理学の助教授で、記憶研究の分野の若きエース。研究室の丸山教授の留守を守っている。
MRIの爆発事故を装い姫野かなえを殺害した。トリックは5巻37話で読める。
姫野かなえ@心理学研究室殺人事件
丸山研究室の学生でショートカットの女性。青江助教を尊敬し真面目に実験に取り組む優秀な学生だったが、爆発事故で死亡する。
大井川旬@心理学研究室殺人事件
丸山研究室の学生。研究室のパソコンから他人のデータを消して邪魔していたことを姫野に発見され、大学に通報されていた。
今井蓮次郎@心理学研究室殺人事件
丸山研究室の学生。姫野に振られたにも関わらず家に押しかけてストーカー扱いされたことにキレていた。
二木理子@心理学研究室殺人事件
丸山研究室の学生。お団子+触角ヘアの女性。
姫野より研究データが消えたことがショックだと発言するなど姫野を嫌っていた。また、MRIの実験をドタキャンするたび姫野に叱られていた。
レニ・ガードナー@高原オーベルジュ連続殺人事件
レニ・ガードナーはイギリスから来た庭師。オーベルジュで最初に殺害された。
「あの日トラックを運転するんじゃなかった」と発言したことから、病院の花壇から研究者を倉庫に運んだようだ。
酒井秋助@高原オーベルジュ連続殺人事件
酒井秋助(さかい・しゅうすけ)はオーベルジュ「リユニオン」の雇われシェフ。
ミア・コスタ@高原オーベルジュ連続殺人事件
ミア・コスタはイタリアから来た女子高校生。日本に住む叔母からの招待で、母親の形見のエメラルドを持ってやってきた。
トム・ササオカ@高原オーベルジュ連続殺人事件
トム・ササオカはタクシー運転手。オーベルジュで2番めに殺害された。
17年前にロンそっくりで目元に三日月型のアザがある男性にコース料理をおごってもらい、エメラルドを報酬に男性と妊婦をタクシーで病院に運んだ。
男性は後日テムズ川で遺体として発見された研究者だった。
カレン・リリー@高原オーベルジュ連続殺人事件
カレン・リリーはセキュリティ会社社長と名乗っているものの、ピッキングやスリなどが得意ワザ。
17年前に三日月のアザの男にコース料理を振る舞われ、エメラルドを報酬に倉庫の鍵を開けるよう依頼された。
ビル・クラーク@高原オーベルジュ連続殺人事件
ビル・クラークは外科医。17年前に三日月のアザの男にコース料理を振る舞われ、エメラルドを報酬に依頼を受けた。
クラークは妊婦を診断するついでに研究者に栄養剤と偽った麻酔を注射。彼を病院の裏の花壇に寝かせた。
ジム・ゴア博士@高原オーベルジュ連続殺人事件
ジム・ゴア博士は世界屈指の病原菌研究者で、17年前の博士の殺害事件は探偵学校BLUEでM家絡みの事件とされていた。
最近になって博士が名前を変えて生きていたことが判明。博士の死体と思われていたのは遺体安置所の別の男性のもので、博士はロンの父・エリオットによって密かにスイスに逃れていた。
占いプリンス@占いプリンス殺人事件
占いプリンスは運気を爆アゲするアイテムを教える「爆アゲ占い」が大流行の占い師。
実際にはファンにペットの誕生日など数字に関するさまざまな情報を登録させ、SNSやネットショップに不正アクセスして個人情報を覗き見していた。
迷えるコアラを殺害した犯人。生配信で犯行を自供するシーンは6巻48話で読める。
迷えるコアラ@占いプリンス殺人事件
迷えるコアラは、自分の鍵付きSNSに不正アクセスがあったことをきっかけに、占いプリンスの占いがイカサマだと見抜いた女性。
プリンスに会いにいき「お金を返してほしい」「警察に通報する」と通告した結果殺害された。
武井@占いプリンス殺人事件
武井さんは占いプリンスが生配信を行った料亭の中居さん。亡くなった犬の首輪が爆アゲアイテムだと言われ涙を流していた。
オモダ@風船生首殺人事件
オモダはベンチャー企業の社長で、「殺す」と脅迫を受けて3日前に出社してから退社した形跡がなく失踪していた。
戸波宅巳@風船生首殺人事件
戸波宅巳(となみ・たくみ)は、オモダ社長を殺害した犯人。7巻の50話でトリックが判明する。
三羽純太郎@「双子の牢」密室殺人事件
三羽純太郎(みはね・じゅんたろう)は「月の牢」の所有者。7年前「宇宙に接続する」と言って「月の牢」に引きこもった。
そのうちに姿を消したため家族が失踪届けを出し、行方不明のまま死亡扱いになっていた。
奥多摩にある「月の牢」は建築家ジャー・ジョーによって100年前に建てられたもので、イギリスにある「太陽の牢」と同じ設計で対になっている。ジョーは『宇宙と繋がればおのずと…』という教団に入っており、母たる宇宙との交信のため2つの牢を設計したとされる。
奥多摩の山中で見つかった三羽の遺体には頭部に陥没があり、何者かに殴打され殺害された模様。死後7年ほど経過していた。
三羽葉子@「双子の牢」密室殺人事件
三羽葉子(みはね・ようこ)は純太郎を婿養子にとった妻。
三羽キヨタカ@「双子の牢」密室殺人事件
三羽キヨタカは純太郎と葉子の息子。
加持純二@「双子の牢」密室殺人事件
加持純二(かじ・じゅんじ)は純太郎の弟。
坂ノ上柿@「双子の牢」密室殺人事件
坂ノ上柿(さかのうえ・かき)は三羽家の使用人。
中前真弓@見えない血文字殺人事件
中前真弓(なかまえ・まゆみ)は真弦流の教士。創始者の直系の子孫で、大会の開会式で演舞を披露するほどの腕前。
小手川収@見えない血文字殺人事件
小手川収(こてがわ・おさむ)は道場に通う門下生。道場で殺害され、首を射られた遺体で発見された。
道場のトップ2の一人だった。
菜園茜@見えない血文字殺人事件
菜園茜(さいえん・あかね)は道場に通う門下生。倒れている小手川を発見し、通報した。
道場のトップ2の一人だった。
東盤幹夫@見えない血文字殺人事件
東盤幹夫(とうばん・みきお)は道場に通う門下生。早気(弓を引いてすぐに放ってしまうこと)でスランプに陥っていた。
野良鯖虎@見えない血文字殺人事件
野良鯖虎(のら・さばとら)は東京都十一味町の地域密着型探偵。
尾行がバレて依頼者に賠償金を請求されるなど悪い意味で有名で、普段の推理には的はずれな内容が多い。
しかしカラスが近くにいる時だけは緊張感が極度に高まり推理が的中する。
矢野部竜@硬貨と刻印殺人事件
矢野部竜(やのべ・りゅう)は42歳の会社員。河川敷で発見され、頭部をバットのようなもので殴打され遺体となっていた。
腹部に4の形の切り傷があった。
長岡@硬貨と刻印殺人事件
長岡は東京臨海医科大学死因究明センターで司法解剖を担当している医師。
実は連続殺人の犯人で、亡くなった妻の思い出の品を取り戻すための犯行だった。タネ明かしは8巻66話で読める。
春野七@盆踊り殺人事件
春野七(はるの・なな)は紅白に出場経験がある演歌アイドル。15年前、お祭りにゲスト歌手として訪れた再に殺害予告を受けた。
今回やぐらの上で歌っていたとき、胸を刃物で刺され病院に運ばれる。
柊@盆踊り殺人事件
柊(ひいらぎ)は春野七のマネージャーの女性。
木村@盆踊り殺人事件
木村は盆踊りで大太鼓を叩いていた電気屋の主人。
筒井@盆踊り殺人事件
筒井は盆踊りで小太鼓を叩いていた呉服屋の主人。
立石@盆踊り殺人事件
立石は盆踊りで横笛を吹いていた花屋の跡取り。
轟@悲劇の航海連続殺人事件
轟(とどろき)はロンと都々丸がマイロからの招待状を持って乗り込んだ豪華客船プレシャス・ドルフィン号の船長。
船の航行を止めれば家族に危害を加えると脅迫されていた。
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