MIX|とうまの父親・立花英介が死亡したのは何巻何話?死因や今後の展開についても

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あだち充先生のヒット漫画「MIX」には個性豊かなキャラクターがたくさん登場してきます。主人公・投馬の父親である立花英介もその一人です。作中では立花英介は死亡してしまいます。40代という若い年齢だったのですが、なぜ死んでしまったのでしょうか。そして、あだち充先生はなぜ立花英介を死亡させたのか気になるところです。そこでこちらの記事では、投馬の父・立花英介が死亡した回をおさらいしつつ、死因やあだち充先生の意図、今後の展開について考察していきます。

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MIX|投馬(とうま)の父親・立花英介が死亡したのは何巻何話?


立花英介の死亡が明らかになったのは単行本19巻第110話「この時間だったな」です。東東京大会の準決勝・明青学園VS勢南の試合中に明治神宮野球場内のトイレで倒れたようです。トイレで倒れたタイミングは投馬(明青学園)が西村(勢南)にホームランを打たれたタイミングだったと後で分かります。明青学園は試合には勝ったものの、ホームランを打たれたタイミングで大事な人を亡くしたというのは、あだち充先生の何らかの意図が隠れていそうですよね。死闘の投手戦の中で打たれたホームランということもあり、誰もが予想もしていなかった点の取られ方と誰もが予想もしていなかった人の死という部分が重なっているのかもしれません。

立花英介の享年ですが、原田正平の年齢が48歳ということから計算することができます。原田正平が48歳ということは、上杉達也も48歳ということになり、立花英介は入れ違いで明青学園に入学したことは分かっています。つまり原田正平よりも3歳年下ということなので立花英介は45歳ということが分かりますね。この時、立花英介はおそらく45歳なのであまりにも早い死だと言えます。

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MIX|立花英介の死因は?

立花英介の死因は心筋梗塞です。立花英介の健康診断は毎年のように問題なく、健康体そのものだったと作中では言われていました。心筋梗塞って健康な人でもなるの?と思ったのでどんな人が心筋梗塞になるのか調べてみました。

厚生労働省が出している令和元年人口動態統計月報年計の結果によると、心筋梗塞は日本人の死亡原因の第2位となっています。心筋梗塞は冠動脈の動脈硬化が原因となって引き起こされるようですね。主に

  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 脂質異常症
  • 喫煙習慣
  • 肥満

といった状態にある人が動脈硬化を引き起こす傾向が高いみたいです。え、じゃあ健康体の人は心筋梗塞にならないのでは?と思ったのでもう少し調べてみたのですが、やっぱり完全に健康な人だと心筋梗塞になる可能性は低そうでした。では、なぜ立花英介が心筋梗塞になってしまったのか考えてみたのですが、やはり肥満が原因ではないかと思います。健康診断では問題ないとはいえ、見た目が肥満体型のため、動脈硬化が発症してもおかしくない状態にあったのではないかと思います。皆さんもよくやることかもしれませんが、健康診断の前だけ生活習慣を良くして診断結果に異常が出ないように頑張ったりしませんか?立花英介も類に違わず、健康診断の前だけ張り切って生活習慣を見直していたのかもしれませんね。皆さんも心筋梗塞にならないよう生活習慣は見直すようにしてください。

MIX|なぜ立花英介を死亡させたのかあだち充先生の意図を考察

そもそも、なぜあだち充先生は立花英介をあのタイミング(投馬が高校2年の夏の大会準決勝)で死亡させてしまったのか気になるところです。不朽の名作「タッチ」でも絶対的エースの上杉和也を死亡させたりと重要なキャラクターを死亡させる点がMIXにも反映されています。なぜ死なせたのかは作者本人の発言は公表はされていません。しかし、重要なキャラクターを死亡させることによって、「約束」を受け継ぎ物語としての深みを増す効果が期待できるのも否定できません。例えば、タッチなら上杉和也が南ちゃんと約束した甲子園に行くという約束を上杉達也が引き継ぎ見事に全国制覇を成し遂げました。MIXの場合は立花英介が

  • 息子二人で甲子園に行くこと
  • 高校時代エースになれなかった分、息子にエースとして甲子園に行ってほしい

といった約束や願いが強く込められていました。作中で明確な約束をしていたのは立花英介だったので、死亡する伏線をだいぶ早い段階から張っていたのかもしれません。

MIX|今後の展開について考察!上杉達也や南ちゃんは絡んでくるのか

今後の展開についてですが、立花英介が死亡したことによって、投馬たちが甲子園に行く可能性が非常に高くなりました。立花英介が死亡したことによって投馬の甲子園に行く想いが強まったことでしょうし、死亡させておいて甲子園にも行けなかったら物語としても炎上しそうな気もするので。

全国制覇するかと言われると、そこまではしないのではないかなと思います。おそらく高校2年生の夏の大会で都大会準優勝という結果だったので、甲子園に行ったとしても「準優勝」という伏線が張られているように思えるのです。

親の死は悲しいことですが、遅かれ早かれ自分より親のほうが早く死ぬことは自然の摂理でもあります。そう考えるとタッチよりは良い成績にならない気がします。タッチは双子の兄弟が死んだというインパクトの強さがあったからこそ、全国制覇という成績がより輝きました。ヒロインも幼馴染の南ちゃんだったため、全国制覇が納得のいく結果でした。

一方、MIXは死亡したのが父親、ヒロインは妹の音美と記憶にほとんどない幼馴染のはるか。タッチと比べるとやはりインパクトに欠けてるように思います。今までのキャラ設定、ストーリーから考えると全国制覇まではいかないのではないかなと思います。

ただ、全国制覇するとしたら、上杉達也の登場があれば可能性は高まるかと思います。今まで、回想シーンや新聞記事でしか上杉達也は登場していません。母校に注目の選手(投馬、走一郎)がいるのにも関わらず、試合を見に来ないのも不思議ですよね。もしかしたら上杉達也は死亡している可能性も考えられますが、生きていたら投馬と出会って、何か助言をすることで全国制覇に至るといったストーリーが考えられそうです。

個人的には48歳になった南ちゃんの姿も見てみたいところですね。

まとめ:とうまの父親・立花英介の死亡について

  • 立花英介の死亡は19巻110話で確認できる
  • 立花英介の死亡の原因は心筋梗塞
  • 立花英介の死亡によってストーリーとしての深みが増して甲子園出場への伏線がはられたととらえられる

今回は立花英介の死について調査、考察してみました。一人の大事な人を失うのはとても悲しいことですが、ストーリーの深みを増す上では死は効果的なのかもしれませんね。今後の展開はどうなっていくのか、MIXから目が離せません。

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