サザエさんのエンディングじゃんけんの前は投げ食いだった？事故で変更になった？

サザエさん

『サザエさん』の毎回の放送ではサザエさんがじゃんけんして終わるといったエンディングが定番になっていますよね。

実は『サザエさん』のエンディングは、サザエさんじゃんけんの前があったのをご存知ですか？

とある理由で現在のサザエさんじゃんけんのエンディングになりました。

今回は『サザエさん』のエンディングがじゃんけんの前はどんなものだったのか、また変更した理由などについて掘り下げていきます。

シマリス社長
昔はどんなエンディングだったのかな？
目次

サザエさんのエンディングじゃんけんの前は投げ食いだった？


今では『サザエさん』のエンディングといえば、サザエさんがじゃんけんをするといったもので定着していますよね。

じつは、『サザエさん』のエンディングじゃんけんは最初からあったわけではなく、じゃんけんの前は別の内容が放送されていました。

その内容は、「サザエさんがお菓子を投げて食べる」というもの。

具体的には、サザエさんが袋から小さなドーナツのようなお菓子を取り出し、上に投げます。それを口でキャッチし、「あ～ん」と言いながら楽しんでいます。

その後、テレビの視聴者に気づいたサザエさんは笑いながら「来週もまた、見てくださいね～」と手を振ります。

しかし、お菓子を食べながら話していたサザエさんは最後に喉に詰まらせるリアクションをして、「ん、が、ん、ん」と言い、番組は終了します。

Youtubeで動画を探してみたので載せておきます。

ちょっと見方によっては怖いシーンでもありますね笑。喉につまらせて死亡事故なんてこともよくありますから。

このエンディングは、じゃんけんが始まる1週間前まで放送されていました。

エンディングの投げ食いが変更になったのは事故のせい？

この変更が行われた理由は、東北大学医学部附属病院の耳鼻咽頭科と国立小児病院の小児科の医師が、

「この食べ方を子供が真似すると気管をつまらせ呼吸困難になる可能性がある」

と指摘したからです。

まさか、医療の専門家から直々に指摘があったとは、驚きですね。

一方で『サザエさん』は1969年から放送開始して今まで指摘されなかったのも不思議です笑。

科学の発展のおかげで「投げ食いが危ない行為」だと分かったのかもしれませんね。

サザエさんは視聴率が高く影響力が大きいため、当時実際に子供が真似していた可能性もあります。

このエンディングは自主規制として変更されましたが、急な変更だったためか、当時の反響は大きかったようです。

一部では死亡者の噂も広まり、「喉をつまらせて亡くなった子供がいたため、急遽変更した」といった話も出回りましたが、大手メディアが報じたといった事実はありません。

当時はネットニュースもなく、情報が手に入りにくい時代の出来事なので、真偽を確かめるのは難しいですね。

シマリス社長
事故を未然に防ぐ判断だったと願いたいね！

サザエさんのエンディングじゃんけんはいつから始まった？

CM明けには、「さ～て、来週のサザエさんは？」というセリフから次回予告が始まります。そしてその後、エンディングに移るのが通例です。

エンディングでは必ず行われるのが、じゃんけんですが、このシステムは1991年10月20日から導入されました。

最後の投げ食いエンディングは1991年10月13日のことでしたので、1週間後には新しいエンディングが放送されるようになったわけですね。

一般的には、他のアニメでも演出や主題歌が変わることはよくあり、それが普通であるため、エンディングが変更されることは特に宣言する必要がありません。

しかし、視聴者にとっては突然の変更に違和感を感じるのもうなづけます。

この日から、サザエさんは放送日に欠かさずじゃんけんで視聴者に勝負を挑み続けています笑。

★サザエさんエンディングの歴史★

1969年10月5日～1991年10月13日 1991年10月20日
サザエさんが投げ食いする サザエさんがじゃんけんする
シマリス社長
じゃんけんの歴史も古くなってきているね！

まとめ：サザエさんのエンディングじゃんけんの前について

  • 『サザエさん』のエンディングはもともとサザエさんが投げ食いするものだった
  • エンディングの変更理由は医療専門家から指摘を受けたから
  • 1991年に変更されて現在のじゃんけんスタイルになっている

以上、『サザエさん』のエンディングじゃんけんの前について解説してきました。子どもはアニメの影響を受けやすいですから、投げ食いからじゃんけんに変更して正解ですよね。

シマリス社長
今のスタイルのほうが楽しめるし好き！

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