『青の祓魔師』の物語が始まるきっかけとなる存在と言っても過言ではない”サタン”。
サタンは燐にとってのラスボスでもあります。
燐の大事な人を奪ったり、攻撃してきたりと悪の権化のような存在ですが、実はいいやつなのでは?といった声もあります。
なぜ、サタンがいいやつだと思われるようになったのでしょうか?
また、サタンの正体やユリとの関係についても気になるところです。
今回はサタンが実はいいやつなのかについてや正体、ユリとの関係について解説していきます!
青の祓魔師のサタンはいいやつ?
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サタンがいいやつだと思われるようになったのはいつだったのでしょうか?
アニメ23話のユリへの思いが垣間見れた
『青の祓魔師』アニメ23話でサタンが本気でユリのことを愛している描写が垣間見れました。
アニメ23話は完全オリジナルアニメで原作漫画では描写がありません。
アニメだとサタンとユリはお互いに尊重しあい、理解しあい、信頼しあい、愛し合っているような様子にも見えます。
このことから実はサタンはいいやつなのではないかと思われた人が多いのだと思います。
なぜ燐たちと敵対しているのか
サタンが本気でユリのことを愛しているのなら、燐と雪男の嫌がることはしないのではないかと思うところです。
しかし、ユリのことを愛しているならその子どもたちを愛するかと言われれば別問題のような気がします。
母親ならまだしも、父親が子どもに対して感情移入するかと言われれば必ずしもそうじゃない可能性もあるでしょう。
ましてやサタンは悪魔なので人間の子どもを愛するようなことはしないはずです。
むしろ、人間との間でできちゃった感じなので、サタンにとっては汚点と思っていても不思議じゃありません。
燐を産んだ経緯
原作漫画『青の祓魔師』1巻にてサタンはこのように言っていました。
“暇つぶしにつくったが、モウケモンだった”
このセリフは藤本神父に憑依した時に燐に対して放ったものです。
暇つぶし程度に燐を産んだとなると、サタンは燐のことを愛しているとは到底思えないですよね。
一瞬サタンがイイやつに思える描写もちょこちょこ見られますが、根本的なところでサタンは悪いやつなのは変わりません。
サタンの正体は何者?
【青エク名言集】
燐「つまり サタンをぶん殴る!! ってことだろ!」
(27巻130話「無双 赫く」より) pic.twitter.com/5F00IaPzlg— 青の祓魔師 公式 (@aoex_official) August 1, 2023
サタンの正体について見ていきます。
サタンは燐と雪男の父親
サタンは主人公の燐と雪男の父親です。
藤本神父が育ての父親だとしたら、実父はサタンということになります。
その証拠に燐は青の炎を使用できるのですが、これはサタンと同じ炎です。
青の炎は虚無界では神の炎とも呼ばれるくらい希少な炎なのです。
サタンには2つの呼び名がある
サタンには別の呼び方があり、
- 青焔魔
- 魔神
という2つの呼び方があります。
この呼び方は虚無界で呼ばれており、悪魔の創造主として崇められているのです。
学長もサタンの子ども
サタンの子どもはユリ・フレデリク・エギンの間にできた燐や雪男以外にもいます。
なんと、現在の学長であるメフィスト・フェレスもサタンの子どもでした。
つまり、燐・雪男とメフィスト・フェレスは異母兄弟ということになるのです。
メフィスト・フェレスはサタンと悪魔の子供なのですが、なぜか人間側の味方をしています。
このあたりの事情もストーリーが進行するにつれて明らかになっていくと思いますので楽しみにしていましょう。
サタンとユリの関係について
【青エク名言集】
サタン「オレのセンスじゃねぇよ!!!!」
(28巻133話「無双 舞う」より) pic.twitter.com/jLlh5O5csu— 青の祓魔師 公式 (@aoex_official) February 21, 2023
サタンはなぜユリと子どもをつくることができたのでしょうか?
サタンとユリの関係について探るべく、馴れ初めや経緯について見ていきましょう。
昔から悪魔が人間界に行っていた
昔から王クラスの悪魔たちは人間に憑依して虚無界(ゲヘナ)から人間界に訪問していました。
ただ、悪魔たちの力は強すぎるため、憑依する人間の肉体は耐えられずに朽ちやすく、短命になり痛みを伴うといった欠点もあったのです。
メフィストだけ憑依の際の欠点がなかった
しかし、メフィストは時をつかさどることができたため、短命になったり、痛みを伴うといった欠点がありませんでした。
そのため、周りの兄弟からは嫉妬を買い、嫌味を言われ、圧力までかけられたのです。
その状況を打破するためにメフィストはクローン技術などを使って、彼らに耐えうる身体を造ると約束しました。
メフィストは嫌味を言われた相手にも、身体を作ってあげるなんて優しいですね。
クローン技術でアマイモンの身体を造る
メフィストは実験に成功し、現在のアマイモンの身体を作り上げました。
この身体は当時では最も強固な身体となったのですが、勝手にサタンが憑依してしまいます。
おそらく、この時、ユリとの間に肉体関係を持って、燐と雪男を出産したのではないのではないでしょうか。
サタンがユリと出会った経緯はまだ作中で明らかにされていません。
ユリとの馴れ初めもきっと描かれるでしょうから楽しみに待っていましょう。
まとめ:サタンはいいやつなのか?ユリとの関係についても
- サタンはいいやつと思わせる描写もあるが、根本的には悪いやつ
- サタンの正体は燐と雪男の実父
- サタンはアマイモンの身体に勝手に憑依したことでユリとの間に子どもをはらむことができた
以上、『青の祓魔師』のサタンがいいやつなのか、ユリとの関係について解説してきました。サタンの過去についてもいろいろありそうでおもしろいですね。
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