漫画『バーテンダー』には葛原隆一という人物が登場します。
この葛原隆一という男は、BAR「K」のオーナー兼バーテンダーとして登場しました。
気難しそうな雰囲気のある葛原ですが、モデルが存在していたことをご存知でしょうか?
また、葛原隆一の過去についても気になりましたので考察してみました。
今回は『バーテンダー』の葛原隆一のモデルや過去などについて掘り下げていきたいと思います!
漫画バーテンダー葛原隆一のモデルは誰?
葛原隆一のモデルは上田和男さんという人物だと言われています。
上田和男さんはバーテンダー業界ではかなり有名な方で、バーテンダーとして黄綬褒章(おうじゅほうしょう)を受賞していました。
この賞は「農業、商業、工業等の業務に精励し、他の模範となるような技術や事績を有する方」に授与されるとのことで、バーテンダーとして多くの人に影響を与えたことがうかがえますね。
数々のオリジナルカクテルも考案しており、様々なコンテストでも受賞していました。
そして、上田和男さんの代名詞とも言われるのが「ハードシェーク」。
ハードシェークはその名の通り、激しくシェイクする技法のことで、上田和男さんの名を一躍有名にしました。
ハードシェークの様子はこちら。
めちゃくちゃ早いですよね!
あまりの速さに耐えうるコニャックはヘネシーしかないそうです笑。
1997年には銀座6丁目にオーセンティックバー「テンダー」を開業し、オーナーバーテンダーとなっています。
見た目の風貌や経歴などを参考にして葛原隆一というキャラが描かれていると言われたら納得ですね!
葛原隆一の過去を考察
葛原隆一の過去については描写されたことがないので考察してみました。
葛原隆一といえば、未熟な弟子を破門したり、不完全とみなしたカクテルを捨てたり、使用した材料や技量にはストイックなまでに固執する性格です。
いわゆる捻くれ者と言っても過言ではないでしょう。
人格がひん曲がってしまったのは、だいぶ厳しい家庭で育ったと予想できます。
葛原隆一は完璧主義なので、学校の成績も100点以外は許されなかったのではないでしょうか。
ただの頑固ジジイっていうわけではなく、『我々経営陣が詰め腹を切るべき』との持論からリストラの対象に挙がった白石を庇って引退することもありました。
男気あふれる性格でもあるため、義理人情にあつい人物であることもうかがえます。
子どもの頃には、父親から厳しい教育を受けつつも人の道についての正しさについても叩き込まれたのではないでしょうか。
葛原隆一の性格は?
葛原隆一の性格を表現するなら以下の3つの言葉がピッタリなのではないでしょうか。
まさに良い意味で昭和の男!
未熟な弟子を波紋にしていたり、納得のいかないカクテルを廃棄していたり、このような言動を見ると、冷酷な人間のように思えます。
しかし、最終話ではイーデンホールR&T店内で弟子の白石に対し父との和解も含めその行く先を示したシーンもありました。
弟子の今後の人生についても本気で考えている証拠ですよね。
そして、ある程度の成長を認めた溜にも最後の課題を与え、彼らの成長を見届けながら一線を退きました。
若い世代に活躍の場を譲るのも男気があってかっこいいですよね。
まとめ:バーテンダー葛原隆一のモデルについて
- 葛原隆一のモデルは上田和男
- 葛原隆一の過去は描写されていないが厳しい家庭で育った可能性大
- 性格は冷酷と思いきや、義理人情に熱い男
以上、『バーテンダー』の葛原隆一について掘り下げて解説しました。最初はいけ好かない男だと思っていましたが、後からかっこよさが伝わってくる人物だと思います!
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