漫画『バーテンダー』には多くのカクテルが登場するのが魅力的です。
中でも際立つのが”水割り”。
あまりカクテルのことについて詳しくない人だと、”水割り”がカクテルだと知らない人も多いかと思います。
しかし、作り方によっては”水割り”も立派なカクテルなのです。
今回は『バーテンダー』に出てきた”水割り”というカクテルについて掘り下げていきたいと思います!
漫画バーテンダーに登場する❝水割り❞はどんなカクテル?
仕事が終わった後の「バー」の穏やかな雰囲気やカクテル作りだったら、今期のバーテンダーで十分なわけで。
(これも集英社漫画というのがなかなか皮肉)こっちで飲み屋コラボするのは納得なんですが、
バス江でスナックコラボはちょっとかみ合ってなかったとは思います。 pic.twitter.com/SgEmwGF9SF— ちきちきチャンネル (@TKTKch_SUB) April 5, 2024
漫画『バーテンダー』で登場したカクテル”水割り”について解説していきます。
水割りが登場したのは1巻1話
初めて作中で”水割り”が出てきたのは、第1巻の第1話(Glass1)「優しい止まり木」というエピソードでした。
主人公の佐々倉溜(ささくらりゅう)(当時26歳)はヨーロッパでバーテンダーとして活躍した後、日本に戻ってくることになります。
新しいホテルのバーテンダーを探している来島美和(きじまみわ)は、偶然、溜(りゅう)と出会い、彼をホテルバーの面接に参加させました。
面接官であるホテルの部長は溜に自分の得意なカクテルを作るよう指示しますが、なんと溜は「水割り」を提供したのです。
部長は最初怒りますが、溜の水割りを一口飲んで美味しいと感じ、彼をホテルのバーに誘いました。
カクテル”水割り”の美味しさの秘密
溜の水割りの美味しさの秘密は、部長の疲れた状態に合わせてアルコール度数を調整し、特別な氷を使用したことにあります。
この工夫が部長の心を掴みました。作中では他にもさまざまなお酒が登場しますが、今回は特に「水割り」に焦点を当てています。
この水割りに使用されたウイスキーは「フェイマスグラウス」とされていますが、詳細は描かれていません。
物語の中で水割りがカクテルとして議論されますが、ウイスキーに水を加える飲み方は海外でも一般的です。
その美味しさは、使うウイスキーや氷の質によって大きく左右されます。
水割りもまた、バーテンダーの工夫によって楽しめるカクテルの一つと言えるでしょう。
カクテル”水割り”の作り方のコツ
ウイスキーを水で割る飲み方として「トワイスアップ(Twice Up)」がありますが、カクテルとしての”水割り”を作るには以下の条件を押さえておかなければなりません。
氷を入れず、ウイスキーをそれと同量の常温水で割る
たったこれだけなのですが、とても重要なことです。
ウイスキーの香りが最も引き立つのはアルコール度が20度程度であると言われています。
トワイスアップにするとちょうど20度程度のアルコール度数になり、ウィスキーの香りが最も引き立つのです。
さらに氷を入れないので味が薄くなることもありません。
そのため、ブレンダーはテイスティングの際にこの飲み方をするのが多いみたいですね。
むしろ、ストレートで飲むよりも、この”水割り”のやり方で飲んだほうがウィスキーの潜在能力を引き出してくれると言っても過言じゃありませんね!
海外でも”水割り”は一般的な飲み方だった
普段は、単に「ウイスキーをそのまま飲むときつすぎる」という理由で適当に水や氷を入れてしまうことが多いかもしれません。
物語の中で水割りがカクテルとして議論されますが、ウイスキーに水を加える飲み方は海外でも一般的です。
その美味しさは、使うウイスキーや氷の質によって大きく左右されます。
水割りもまた、バーテンダーの工夫によって楽しめるカクテルの一つと言えるでしょう。
まとめ:漫画バーテンダーに登場する水割りについて
- ウィスキーの”水割り”は立派なカクテル
- ”水割り”はウィスキーと同量の常温水を入れることで完成する
- ウィスキーの”水割り”は海外でも一般的な飲み方として知られる
以上、『バーテンダー』の水割りについて掘り下げてきました。
水割りと聞くとどうしてもチープなイメージがつきますが、立派なカクテルの一つだと知ると改めて奥の深さを思い知らされますね。
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