ダンジョン飯の狂乱の魔術師シスルは死亡する?目的・狙いについても

『ダンジョン飯』のラスボス的存在のシスル。

狂乱の魔術師という二つ名を持っており、謎の多いキャラでもあります。

そんな悪名高いシスルですが、最後には死亡してしまうのでしょうか?

そして、シスルの目的についても気になるところです。

今回は『ダンジョン飯』のシスルが死亡するのかや目的について解説していきます。

シマリス社長
シスルって死んじゃうのかな?

ダンジョン飯の狂乱の魔術師シスルは死亡する?


狂乱の魔術師シスルが死亡するのかについて見ていきましょう。

死亡はしないが酷い目に遭う

結論から申し上げますと、シスルは死亡しません。

死亡はしないのですが、欲望を食べられて、魂が抜けたような状態になってしまいます。

まさに生きているけど、死んでいるような状態といった感じです。

 

誰に欲望を食べられたかと言いますと翼獅子という悪魔です。

翼獅子は人間の欲望を食べることで力を得ることができるので、シスル以外にもミスルンはマルシルの欲望も食べたことがありました。

欲望を食い尽くされた人間はその代価として願いを叶えてもらえるのですが、結局は衰弱死してしまいます。

 

欲望が全くなくなるなら願いごとすらも思い浮かばなくなりそうですよね。

人間の欲望を翼獅子に与えるのは翼獅子にしかメリットがありません。

欲望を食べられた経緯

シスルは普段、隠れ家にいるのですが、そこでライオスたちと戦闘が始まりました。

その際、シスルは台所を巨大化させては多くの龍をを召喚して戦っています。

召喚した龍によってライオス以外の4人を倒すことに成功したのですが。ライオスの戦術によってシスルは負けてしまいました。

 

ライオスは、王国の住民たちやシスルが生きながらも必要としなくなっていた「食事」を、和解のきっかけにしようとしました。

しかし、シスルはライオスの「黄金郷の人々眠ることも食事も必要としない、不自然な永遠の生に疲弊している」「この支配は人を不幸にする」という言葉を、「永遠に食べることに困らないようにすれば良い」と解釈してしまいます。

シスルの都合の良い解釈にはおそれを感じますね。

 

そして、ライオスを拘束して永遠に口から食事を与え続ける魔法をかけ、良いことをしたと勘違いして一人で喜びます。

ところが、シスルは、翼獅子にその隙をつかれ、一千年分の欲望を食べられてしまったのです。

何よりも大切な存在だった、デルガルの顔をもう一度見たいという欲望さえ食べられてしったシスルは、薄れゆく意識の中で翼獅子を止めてもらうために、近くにいたマルシルを蘇生させました。

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シマリス社長
シスルは死亡していないけど、欲望を食べられてしまった!

シスルの目的・狙いは?

シスルの目的は何なのでしょうか?順を追って解説していきます。

翼獅子と契約を結び、魔力を得る

シスルは翼獅子という悪魔と契約を結んだことによって強大な魔力を得ます。

その魔力を使い、住民たちを守ろうとしました。

住民たちを守るために「不治の呪い」をかけたのです。

当初の目的は住民を守るためだった?

つまり、シスルの目的は、住民たちを病気や敵から守るためといえるでしょう。

そして、シスルは魔術を使い、黄金上をダンジョンへと変化させました。

最初は純粋に住民たちを守るために魔術を使っていたのかもしれませんが、しだいに異を唱える住民たちを連れ去ったりして、独裁者のようになっていきます。

欲望に負けた結果とも見れますね。

独裁的な行動として一例を紹介すると、シスルに反発したデルガル一家はダンジョンから出ようとするのですが、シスルによってデルガル一家は肉体と魂を分離され、肉体は自宅に保存されてしまいました。

シマリス社長
シスルも欲には勝てなかったんだね!

シスルの正体について

シスルはどんな人物なのか、その正体について迫っていきます。

「シスル」という名前は本名で、ダンジョンに封じられた「黄金の国」の王デルガルの先王フリナグが「エルフ(長命種)を従者にするのは権力者のステータス」という理由で連れてこさせました。

当初はデルガルのもとで音楽を奏でる道化師として仕えていたが、魔法使いの才能があることが分かり、宮廷魔術師として頭角を現すようになっていきます。

シスルにとってデルガルは魔術の師匠ということになりますね。

子供の頃に引き取られたこともあってフリナグ王からは実子のように可愛がられており、デルガルとは幼いころから共に育ったこともあってか王と部下という主従関係というよりも兄弟のような関係でした。

シスルが迷宮の主となった過去について

シスルが迷宮の主となった過去について見ていきます。

地下に封じられていた本を手にする

フリナグ王は政敵に毒を盛られて暗殺されてしまったことがきっかけでデルガルは死の恐怖に取り憑かれてしまいます。

そんなデルガルをシスルは陰日向となく支えてゆくことを決意しました。

そして約1千年前に天災や他国の侵略で国が滅亡の危機に瀕した際に城の地下に封じられていた”本”を手にしたことでシスルは「迷宮の主」となり、膨大な魔力を手に入るのです。

独裁者へと変貌を遂げる

当初は国と民を守るという純粋な思いを抱いていましたが、数十年に渡る地下暮らしに嫌気が差した住民の反乱を沈めたり、ダンジョンへの侵入者への対処をしているうちに狂気に囚われていくようになります。

本編ではレッドドラゴン討伐後に初めて直接ライオスらの前に姿を現しました。

その際、ライオスの顔を覚えていたのですが、絵から出てきたのか彷徨っているのかも不明のままです。

タンスの調査ではダンジョン内で癖の強いエルフ文字の発見と「死が禁じられている」と仮説を立てていますが、実際にかつての民の霊が未だに留まっているのはシスルがダンジョンに入った人型生物に「不死の呪い」がかかるよう仕掛けていました。

シマリス社長
シスルも苦労してきたんだね。

まとめ:ダンジョン飯のシスル死亡説について

  • シスルは死亡はしていないが欲望を食べられて抜け殻状態になる
  • シスルの目的は住民を守るという純粋な目的があった
  • しかし、迷宮の主となってからは独裁的になった

以上、『ダンジョン飯』のシスルの死亡説や目的について解説してきました。シスルの過去を知ると、ただの悪者として見ることができなくなりますね。

シマリス社長
シスルにもワケアリの人生があった!

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