かがみの孤城アキが学校に行けない理由とは?過去や願い事の内容についても

『かがみの孤城』には不登校になった子どもたちが集まってきますが、アキこと井上晶子もその一人。

アキは活発な女の子という感じで、不登校になるような印象は受けません。

アキはどんな理由で不登校になったのでしょうか?

また、アキには壮絶な過去が隠されていたりするなど、謎の深い人物でした。

今回は『かがみの孤城』に登場するアキが学校に行けない理由や過去などについて掘り下げていきたいと思います。

シマリス社長
アキはどうして学校にいけなくなったんだろう?

かがみの孤城アキが学校に行けない理由とは?

アキが学校に行けない理由について見ていきましょう。

バレー部で孤立してしまったのが不登校の原因

アキが学校に行けない理由はバレー部で孤立してしまったからです。

アキは運動神経が良く、バレー部に所属していたのですが、うまく動けない子に対して当たりが強くなっていました。

アキからすれば、こんな簡単なことをなんでできないのかイライラしてたのでしょうね。

 

ミスする後輩を呼び出して説教したり、先輩たちを集めて反省会をしたり、後輩からしたら苦痛の時間でしかありません。

ザ・体育会系のような雰囲気を作り出した中心人物がアキといえるでしょう。

しかし、そんなバレー部では中心的な存在のアキが孤立してしまうことになるのです。

アキだけが悪者扱いされてしまう

後輩たちを説教していたのはアキだけではなかったのですが、徐々にアキだけ悪者扱いされてしまいました。

それだけアキの行動が目立っていたともいえるのかもしれませんが、一人に責任を押し付けるのはひどいですよね。

バレー部全体をダメにしたのもイジメをしたのもアキ一人ということにさせられたのです。

 

イジメと言ってますが、一対一だったらただの喧嘩じゃねえかとツッコミたくなりますが。

アキは部活をやるざるを得なくなり、学校にもいけなくなったのです。

シマリス社長
アキも悪いけど、味方になる友達もいなかったのはかわいそうだね。

アキの壮絶な過去について

アキが厳しい性格になってしまったのも壮絶な過去があるからだと考えられます。

アキは義理の父に虐待を受けていた

アキは酔っ払いの男に襲われたことがあるのですが、その男は義理の父親でした。

アキが幼少の頃、母の舞子と実の父親は離婚しています。

舞子と実父は本当は結婚する気もなかったのですが、アキが生まれたことで結婚したのです。

舞子は実父や当時のことをこのように言っていました。

あんたができなかったら結婚はたぶんしなかったのに
それで別れてりゃせわないわ、本当に勝手な人だった

完全に愛のかけらもない結婚だったというわけです。

愛のない二人から生まれてきたと考えるとアキは親ガチャに恵まれなかったのですね。

 

舞子は義理の父親と再婚するのですが、そいつがアキのことを襲いました。

アキは義理の父親がいる時はクローゼットに隠れるなどして、逃げていたのですが、たまたま居合わせた時には襲われてしまいます。

舞子に寄ってくる男はろくでもない奴ばっかりですね。

 

もはや舞子はお祓いでも行ったほうがいいレベルです。

このような状態にあったアキはオオカミ様によって助けられたのですが、城のルールをやぶってオオカミに食べられてしまっています。

助けられたオオカミに食べられるとは皮肉なものですね。

転校ではなく留年を選んだ理由

学校に行けなくなったアキですが、転校を選んでも不思議じゃありませんよね。

だって、学校に戻ったら悪者扱いされて居場所を作るのにも大変ですから。

しかし、アキは転校ではなく、雪科第五中学校で留年すること選びました。

 

留年を選ぶことになった大きなきっかけは鮫島先生との出会いです。

アキの祖母の葬式で鮫島先生と出会うことになるのですが、実は鮫島先生はアキの祖母の友人でした。

その際、鮫島先生は、祖母からアキの世話をするように頼まれていたと話したのです。

 

このことを聞いたアキは自分のことを愛してくれる人がいたと感じたでしょうね。

鮫島先生は勉強が苦手で不登校になった子どもたちに勉強を教える塾を運営していたのですが、そこにアキも呼びました。

鮫島先生はちゃんと勉強して高校に行くべきなのかどうか、アキ本人に決めさせたほうがいいと学校側にも伝えています。

 

アキのことを我が子のように考えてくれる素晴らしい人格者ですよね。

学校の先生たちはアキを卒業させようとしていたのですが、しっかり勉強するために1年留年することにしたのです。

鮫島先生の愛情も深いですが、アキの覚悟も尋常じゃありませんね。

シマリス社長
アキは波乱万丈の人生を送ってきたんだね!

アキの願い事の内容は?

アキの願い事は家に帰りたくないというものでした。

家に帰れば義理の父親に襲われるし、学校では悪者扱いされて居場所がありません。

アキにとっては孤城が一番の居場所だったのかもしれませんね。

 

しかし、17時には家に帰らないとオオカミに食べられてしまうというルールがあるため、そのルールを破ってしまったアキはオオカミに食べられてしまいました。

それほど、家に帰りたくない気持ちが強かったと考えるとあまりにも不憫です。

 

ところが、こころが謎を解いたことでアキを助けてくれたので、アキは蘇生?しました。

アキは助けてくれたこころのためにも、大人になって養護教師という立場でこころを支えていきます。

なので、アキの願いはこころを支えるということになりますね。

シマリス社長
こころはアキの命の恩人だね!

まとめ:かがみの孤城アキが学校に行けない理由について

  • アキが学校に行けないのはバレー部で孤立してしまったから
  • アキが幼少期の頃、両親が離婚していて、現在の父からは乱暴を受けている
  • アキの願い事はこころを支えること

以上、『かがみの孤城』のアキが学校に行けない理由などについて解説してきました。不登校になった理由はアキにも問題がありますが、一番の原因はやはり家庭環境にありそうですね。

シマリス社長
子どもに影響を与える親の責任は大きいね。

『かがみの孤城』の原作小説はebookjapanでも読めます。

現在、ebookjapanをはじめて利用すると「70%OFFクーポン」が無条件でもらえるのでかなりお得です!

ずっとクーポンを配布しているわけはないので、ぜひこのチャンスを逃さないようにしてくださいね。

はじめての利用で
\70%OFFクーポンが使える!/

〈電子書籍/コミックの品揃え世界最大級〉【ebookjapan(イーブックジャパン)】

スポンサーリンク