『かがみの孤城』は、辻村深月氏による日本の小説が原作となっており、漫画化や映画化もされている人気作品です。
2018年には本屋大賞を受賞するなど、その人気は飛ぶ鳥を落とす勢いといっていいでしょう。
人気を博した作品であることは間違いないのですが、一部の人からは「つまらない」とか「イライラする」といったコメントも見受けられました。
そこで今回は、『かがみの孤城』がつまらない理由はイライラする理由について掘り下げて解説していきたいと思います。
かがみの孤城がつまらない理由
#かがみの孤城
かがみの孤城の映画が好きです。
感動するのは、🥺最後のオオカミ🐺様の正体が
姉であることに感動する。まじで映画観た方がいい。
学校教育で見せて欲しい映画です。 pic.twitter.com/FgOxzp11eL— TANAKA (@Iy2Bd) January 31, 2024
『かがみの孤城』がつまらないと言われる理由は原作小説と映画版では少し異なります。
原作小説がつまらないと言われる理由
まず原作小説がつまらないと言われる1番の理由は、先が読めてしまうからです。
展開が少々ベタなところがあり、一部の読者からは不評でした。
私も小説を読みましたが、「次はこうなるんじゃないかな~」と想像しながら読むことが多く、ほぼ想像に近い展開になることが多かったですね。
小説や漫画だと、意外な展開になることを期待するので、少し肩透かしの思いにはなりました。
しかし、逆に簡単に先が読めるからこそ、楽しい!という人もいます。
なので、原作小説はつまらないと一概に言えることではありませんね。
読みやすいという点が本屋大賞に選ばれた要因かもしれませんので。
映画版がつまらないと言われる理由
映画版でも不評の声がちらほらありました。
映画は2022年に公開されたのですが、原作小説と違う点が多かったように思います。
原作で演出していた詳細な描写を期待していたのですが、繊細な描写があまりありませんでした。
原作は小説なので、映画化(アニメ)によってもともと抱いていたイメージと違かったという人も少なくありません。
小説発祥の作品はこの辺が難しいところですよね。
文字だけなので、読者によってはキャラクターイメージが異なることもありますから。
それと抜擢された声優がプロではなく、俳優の人が多かったため、棒読み感が否めなかったです。
ところどころに俳優を使うのならまだしも、ほとんどのキャラがプロの声優ではなかったのが残念でした。
かがみの孤城を見るとイライラするのはなぜ?
旦那が初めてコロナになり、職業柄同居家族の感染で3日間の自宅待機となり、土日休みの私は5連休。読書休暇1冊目はかがみの孤城で決まり! pic.twitter.com/51SbKj1eBj
— YUI★読書☆ (@2024BooK_tAe) January 31, 2024
『かがみの孤城』を見ているとイライラしてくる人も少なくありません。
イライラの原因は主人公のこころです。
こころは家に閉じこもっていた中学生なのですが、あまりにもネガティブすぎて、見ているとイライラしてきちゃうんですよね。
ウジウジしている人間は見ていてあまり気持ちのいい思いはしませんから。
最初のほうは、皆さん、イライラしちゃうかもしれませんが、こころの過去や事情を知ると、そんなにイライラしないで見れるかと思います。
こころも思春期の女の子なのですから、そこは広い心で見守ってあげてほしいですね!
『かがみの孤城』はこころの精神的な成長が見られるのが1番の見どころといってもいいです。
引きこもりがちのこころがどうやって、心を開いていくのかを見届けるのも楽しみ方の一つでしょう。
まとめ:かがみの孤城がつまらない理由とイライラする理由
- 『かがみの孤城』がつまらないのは展開が簡単に読めてしまうから
- 映画版はプロの声優が抜擢されなかったり、原作とは違う描写が多いから
- イライラする要因は主人公のこころが超絶ネガティブだから
以上、『かがみの孤城』がつまらない理由やイライラする理由について解説してきました。
原作を知ってしまうと、期待値が上がってしまうので、映画を見るなら小説を見ない状態で視聴することをオススメします。
そうすれば十分に楽しめる品質の映画ですので。