『黙示録の四騎士』ではアーサー王が闇落ちして登場してきます。
前作の『七つの大罪』では正義感あふれる王様でしたが、豹変ぶりに驚いた読者は多いのではないでしょうか。
一体なぜアーサー王は闇落ちしてしまったか、『七つの大罪』から『黙示録の四騎士』の間の16年に何があったのか、とても気になりますね。
しかも、アーサー王はメリオダスが王となっているリオネス王国に対して敵対心を抱いているような描写もあります。
今回はアーサー王が闇落ちした理由やパーシバルたちとは味方なのか敵なのかについて掘り下げて解説していきます。
📝キャラクター紹介📝
アーサー・ペンドラゴン CV #國立幸キャメロットの国王。
イロンシッドやペルガルドの主君。
自らに脅威をもたらす〈黙示録の四騎士〉の抹殺を試みている。#黙示録の四騎士#七つの大罪 pic.twitter.com/Iio145XGsI— TVアニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』公式 10月8日から毎週日曜ごご4時30分放送開始 (@7_taizai) August 14, 2023
年齢 | 16才(七つの大罪)・32才(黙示録の四騎士) |
---|---|
身長 | 170cm |
体重 | 不明 |
血液型 | A型 |
誕生日 | 8月17日 |
出身地 | リオネス王国 |
黙示録の四騎士のアーサー王が闇落ちしたのはなぜ?
/
🎂HAPPY BIRTHDAY!!🎂
アーサー!!
\8月17日はキャメロットの若き国王 アーサー・ペンドラゴンの誕生日!👑
『七つの大罪 黙示録の四騎士』の物語での動向にぜひ注目を!👀 ˎˊ˗#黙示録の四騎士#七つの大罪 pic.twitter.com/Ug29kojhgF— TVアニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』公式│2023年10月8日から毎週日曜ごご4時30分放送予定 (@7_taizai) August 17, 2023
アーサー王が闇落ちしたのは”混沌”を取り込んだからです。
”混沌”とは、魔神王や最高神よりも強い存在なので、取り込んだことで制御ができずに闇落ちしてしまいました。
姿形があるわけではなく、「混沌とは遥かなる古、星々の間に誕生した力の意志」とされています。
混沌は古くから
「世界の均衡が崩れし時 片方を間引き均衡をとり 逆に均衡が保たれる時 それを崩す」
と言われていました。
平たく言うと、混沌を取り込んだアーサー王は善の部分と悪の部分を心に宿した状態だといえます。
マーリンが混沌を宿していた
アーサー王はマーリンと行動を共にしていましたが、マーリンによって混沌を宿していました。
マーリンは自分の探求心と欲望を満たすためにアーサー王に混沌を宿しています。
アーサー王からすれば、自分の体を実験台にされている感じがして、良い気分にはならなさそうですよね。
しかし、申し訳なさそうにしているマーリンに対して、
混沌の力を正しく使えばいいんだ
と言っており、マーリンのことを許していました。
このシーンを見ると、アーサー王の心の器のでかさを感じるしかありません。
しかし、『黙示録の四騎士』においては完全に闇落ちしてしまったので、混沌の力に飲み込まれてしまったのだと考えられます。
では、なぜ混沌の力を正しく使うことができなかったのでしょうか?
混沌の力を正しく使えなくなった理由を考察
ここからは私の考察になりますが、アーサー王が混沌の力を悪なる方向へ使うようになってしまったのは以下のことが考えられます。
- キャメロット王国の民が大勢死んだから
- 他種族によって人間がたくさん犠牲になったから
主にこの二つかと思います。
メリオダスの弟・ゼルドリスによって、キャメロット王国が滅び、魔神族の本拠地となった過去があります。
その犠牲となった国民たちは大勢でした。
この事件がアーサー王の心の中に残っており、何かの拍子で憎しみの気持ちが増幅したのではないでしょうか。
その何かの拍子というのは、おそらくマーリンの失踪でしょう。
いつも一緒にいたマーリンがいなくなり、アーサー王の側には妖精族の姿を元に作られたマーリンの幻でした。
これについては、こちらの記事で解説しているので興味のある方はぜひ読んでみてください↓
『黙示録の四騎士』に登場するアーサー王はキャメロット王国の王様です。 初登場した時には『七つの大罪』時の様子とは正反対でいかにも悪役といった様子で登場していました。 しかも、なぜかアーサー王は花嫁を探している描写があります。 […]
マーリンがいなくなったことによって、感情が乱れ、混沌の中にある悪の心に傾いたことが考えられます。
もともと、アーサー王はメンタルがブレやすいような描写もありましたので、マーリンが近くにいないとダメなのかもしれませんね。
アーサー王が敵になった理由
📝キャラクター紹介📝
アーサー・ペンドラゴン CV #國立幸キャメロットの国王。
イロンシッドやペルガルドの主君。
自らに脅威をもたらす〈黙示録の四騎士〉の抹殺を試みている。#黙示録の四騎士#七つの大罪 pic.twitter.com/Iio145XGsI— TVアニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』公式│2023年10月8日から毎週日曜ごご4時30分放送予定 (@7_taizai) August 14, 2023
アーサー王は敵なのか味方なのかについてですが、現状では敵といっていいでしょう。
一番の元凶ともいえるラスボス的な存在ともいえます。
アーサー王の目的
アーサー王の目的は
人間族以外の種族を根絶やしにする
といった恐ろしいことを考えているので、止めないわけにはいきませんよね。
”黙示録の四騎士”はアーサー王の目的を阻む存在でもあるので、命を狙われているわけです。
どちらが正義なのかは言うまでもありませんが、明らかにアーサー王が間違っています。
ただ、アーサー王はもともと心優しい正義感あふれる王様でした。
誰かがアーサー王の心を操っている可能性は十分にありえます。
そいつがおそらく黒幕で間違いありません。
ストーリーが進むにつれて、アーサー王の心を掌握している人物が現れると思うので、その辺についても今後注目です。
アーサー王が敵になった理由は周囲からの期待が大きすぎたのが原因?
アーサー王は16歳という若さにしてキャメロット王国の国王になりました。
この年齢で一国の長を務めるのはかなりの重責ですよね。
なぜ国王に選ばれたかと言いますと、アーサー王は聖剣エクスカリバーを抜いた唯一の人物だからです。
このストーリーの元ネタは「アーサー王伝説」でかなり有名な話ですよね。
聖剣エクスカリバーを抜いたことでマーリンからその素質を見込まれ、マーリンは幼少期の頃から面倒を見ていたというわけです。
しかし、ガランが襲来した際にはキャメロット王国が壊滅し、絶望の淵に落とされました。
結局は七つの大罪の力のおかげでキャメロット王国はなんとか復興しましたが、アーサー王はこの出来事で自分の非力さを痛感したことでしょう。
周囲からの期待と自信の実力のギャップに苦しんだ挙句、混沌の力が暴走したのではないかと推測できます。
アーサー王はどれくらい強い?能力や武器などを解説
黙示録の四騎士5巻。
表紙のアーサーかっこいいな😊後ろには七つの大罪のあの人もいるし見所満載 pic.twitter.com/T1RLUKch1a— yuka@新刊通販固ツイ (@yuka_sai0127) January 20, 2022
最後にアーサー王の戦闘能力について解説して終わりたいと思います。
能力は「混沌」でこの世の全てを生み出したとされる混沌の力の行使しています。その一つとして敵全体に圧力をかけ、身動きを取れなくさせる「王の威光」といった技も繰り出すことが可能です。
伝説の剣である「エクスカリバー」を駆使して戦っていましたが、『黙示録の四騎士』では「カルンウェナン」という剣を使うようになっています。
「カルンウェナン」は何度刃が折れようが欠けようが、何度も再生するといった混沌の神具です。
アーサー王は普通に戦闘能力も高いので、鬼に金棒ですね。
まとめ:アーサー王が闇落ちした理由
- アーサー王が闇落ちしたのは”混沌”の悪側の能力が大きくなったから
- アーサー王は元凶となる敵だが、黒幕となる誰かが操っている可能性が高い
- アーサー王はカルンウェナンという混沌の神具を使っている
以上、アーサー王が闇落ちした理由などについて解説してきました。以前の正義感あふれるアーサー王に戻ってほしいですね。
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