スタジオジブリ長編アニメーション「もののけ姫」。
本作の主人公であるアシタカの相棒と言えばヤックルです。
主人であるアシタカが呪いにかかろうとも、死の危機に瀕していようとも、決して離れずに付き添う優秀な相棒ですよね。
ここでは、そのヤックルについて紹介していきます。
もののけ姫のヤックルのモデルとなった動物の種類は?
モデルはアイベックス?
ヤックルは架空の動物です。
ではどんな動物をモデルにしたのでしょうか。
ヒントはヤックルの特徴であるがあの角です。
実はアイベックスという動物が似たよう角を持っています。
ヤギ。立派な角は「アイベックス」という実在のヤギがモチーフです。というか、まんま
モンスター進捗
総数760体中(また増えました)
ラフ306体(進捗40.26%)/完成142体(18.68%)#pixelart #ドット絵 #RPGツクールMV pic.twitter.com/Ub0qPdnnNi— 小林 光(Hikaru Kobayashi) (@65535dot) June 20, 2021
アイベックスは主にアルプス山脈に生息するヤギです。
急峻な山腹やダムの斜面でも活動可能で、ヤックルの崖を駆け降りられる能力もこれがモデルになっていると考えられます。
しかしアイベックスは脚が短いです。そのため、体つきや角はアイベックスをモデルにし、脚を鹿のように長くする事で、ヤックルのしなやかな身体を表現しているのではないでしょうか。
また、作中でジコ坊が、ヤックルの事をアカシシと呼んでいました。
さらに地方の人間はカモシカの事を「シシ」と呼ぶ事があるそうです。
カモシカがモデル?
つまりヤックルはカモシカもモデルにしていると言えますね。
なんて日だ
初めてカモシカの○体に遭遇した後にベイビーちゃんにも初めて遭遇した pic.twitter.com/MiYvXj5BjL— ajipon (@ajipon12341) June 14, 2021
アイベックスもカモシカも同じウシ科のヤギ族なので、生物学的に似た動物同士を合わせたのがヤックルなのかもしれないですね。
一見、鹿のように思えたヤックルですが、ヤギがベースになっているようです。
ヤックルの性別はオスかメスか
ヤックルは、一見、鹿のように見えますが現実世界には実在しない架空の動物です。
性格は温厚で、主人であるアシタカとは切っても切れない絆で結ばれています。
実際にアシタカからは離れようとせず、どんな時でも付き従う信頼感のある動物として作中も描写されています。
ヤックルの戦闘シーンから性別を考察
ヤックルの特徴のひとつに、馬にはない柔軟な動きがあります。
それを証明できるのが、冒頭の祟り神との戦闘シーンでしょう。
祟り神が村の方へ向かった際に、アシタカを乗せたヤックルは、跳ねるように崖を駆け降り、森の仲を失踪していきました。
馬では出来ない芸当ですね。
性別の極めつけは立派な角
そんなヤックルの性別は公表されておりませんが、個人的にはオスだと考えています。
理由は、ヤックルの特徴のひとつである立派な角です。
ヤックルは実際には存在しない動物ですが、動物にとって角はアイデンティティの象徴です。
さらに雄にとってそれは、個の強さを示す物でもあります。
その角が大きければ大きいほど、または太ければ太いほど、雄としての魅力があるというのが定説です。
この定説を念頭に考えるとヤックルのあの角は雄の象徴であると考えられます。
まとめ:もののけ姫のヤックル
- ヤックルは架空の動物でヤギをベースにしている
- ヤックルは立派な角があることからオスの可能性が高い
- 戦闘シーンでは柔軟な動きができる
初めてヤックルを見た時には現実の動物かと思いましたが、架空の動物だったんですね。
どっかに居そうな気がしますけどね。
呪いにかかり、という恐怖に押し潰されそうになアシタカですが、ヤックルのような相棒がいてくれると安心ですよね。
現代のようなストレス社会(=呪い)で生きていくためにも、ヤックルのように安心して気を使わない話し相手というのは必要ですよね。