平安時代をモチーフにした『逃げ上手の若君』ではたくさんのキャラが死亡します。
物語の序盤でも平安時代とはいえ、全然平安な世の中ではないと紹介していたのですが、漫画を読んでみるとまさに戦国の世という感じです。
今回は『逃げ上手の若君』の死亡キャラを紹介していきます!
- 1 逃げ上手の若君の死亡キャラ一覧表
- 2 死亡キャラの死因理由とキャラ解説
- 2.1 北条高時(ほうじょうたかとき)
- 2.2 北条邦時(ほうじょうくにとき)
- 2.3 名越高家(なごえたかいえ)
- 2.4 名超高邦(なごえたかくに)
- 2.5 清子(きよこ)
- 2.6 長崎円喜(ながさきえんき)
- 2.7 長崎高資(ながさきたかすけ)
- 2.8 諏訪頼重(すわよりしげ)
- 2.9 諏訪時継(すわときつぐ)
- 2.10 牡丹(ぼたん)
- 2.11 風間玄蕃(かざまげんぱ)【先代】
- 2.12 高師冬(こうのもろふゆ)
- 2.13 渋川義季(しぶかわよしすえ)
- 2.14 若松経家(わかまつつねいえ)
- 2.15 三浦時明(みうらときあき)
- 2.16 石塔範家(いしどうのりいえ)
- 2.17 今川範満(いまかわのりみつ)
- 2.18 若松四郎(わかまつしろう)
- 2.19 小山秀朝(おやまひでとも)
- 2.20 淵辺義博(ふちのべよしひろ)
- 2.21 今川頼国(いまかわよりくに)
- 2.22 五大院宗繁(ごだいいんむねしげ)
- 2.23 瘴奸(しょうかん)
- 2.24 死蝋(しろう)
- 2.25 白骨(びゃっこつ)
- 2.26 腐乱(ふらん)
- 2.27 清原信濃守(きよはらしなののかみ)
- 2.28 和田米丸(わだよねまる)
- 2.29 護良親王(もりよししんのう)
- 2.30 西園寺公宗(さいおんじきんむね)
- 2.31 名和長年(なわながとし)
- 2.32 結城親光(ゆうきちかみつ)
- 2.33 千種忠顕(ちくさただあき)
- 2.34 楠木正成(くすのきまさしげ)
- 2.35 斯波孫次郎(しばまごじろう)/斯波家長(いばいえなが)
- 3 まとめ:逃げ上手の若君の死亡キャラ
- 4 【お得すぎ!】逃げ上手の若君の漫画を70%OFFで読める!
逃げ上手の若君の死亡キャラ一覧表
死亡キャラ | 死因 |
北条高時(ほうじょうたかとき) | 自害 |
北条泰時(ほうじょうやすとき) | 足利側による処刑 |
名越高家(なごえたかいえ) | 船上山の戦いで戦死 |
名超高邦(なごえたかくに) | 討死 |
清子(きよこ) | 新田軍による始末 |
長崎円喜(ながさきえんき) | 自害 |
長崎高資(ながさきたかすけ) | 自害 |
諏訪頼重(すわよりしげ) | 自害 |
諏訪時継(すわときつぐ) | 戦死 |
牡丹(ぼたん) | 落下死 |
風間玄蕃(かざまげんぱ)【先代】 | 主家に追放されて死亡 |
高師冬(こうのもろふゆ) | 中先代の乱で戦死 |
渋川義季(しぶかわよしすえ) | 弧次郎とのタイマンで死亡 |
若松経家(わかまつつねいえ) | 中先代の乱で死亡 |
三浦時明(みうらときあき) | 体力が尽きて死亡 |
石塔範家(いしどうのりいえ) | 自害 |
今川範満(いまかわのりみつ) | 討伐死 |
若松四郎(わかまつしろう) | 中先代の乱で戦死 |
小山秀朝(おやまひでとも) | 中先代の乱で戦死 |
淵辺義博(ふちのべよしひろ) | 討伐死 |
今川頼国(いまかわよりくに) | 中先代の乱で戦死 |
五大院宗繁(ごだいいんむねしげ) | 討伐死 |
瘴奸(しょうかん) | 中先代の乱で戦死 |
死蝋(しろう) | 中先代の乱で戦死 |
白骨(びゃっこつ) | 中先代の乱で戦死 |
腐乱(ふらん) | 中先代の乱で戦死 |
清原信濃守(きよはらしなののかみ) | 討伐死 |
和田米丸(わだよねまる) | 保科党との戦いで戦死 |
護良親王(もりよししんのう) | 淵辺義博に始末される |
西園寺公宗(さいおんじきんむね) | 処刑 |
名和長年(なわながとし) | 討伐死 |
結城親光(ゆうきちかみつ) | 討伐死 |
千種忠顕(ちくさただあき) | 討伐死 |
楠木正成(くすのきまさしげ) | 湊川の戦いで戦死 |
斯波孫次郎(しばまごじろう)/斯波家長(いばいえなが) | 時行との一騎打ちで死亡 |
死亡キャラの死因理由とキャラ解説
ここからは『逃げ上手の若君』の死亡キャラの概要と死因理由について解説していきます。
北条高時(ほうじょうたかとき)
北条高時は、主人公である時行の実の父親です。
彼はしばしば禿げた頭と焦点の合わない眼、口元からよだれを垂らした姿で描写されますが、息子である時行たちに「私のようにならないように」「逃げ続けなさい」と諭す場面もありました。
足利尊氏や新田義貞の謀反によって逃げ場を失い、自ら命を絶ちました。
北条邦時(ほうじょうくにとき)
北条邦時は時行の異母兄でしたが、兄弟仲は非常に良好だったようです。
謀反の際、北条の自刃に巻き込まれずに逃れることができた数少ない一人でした。
しかし、その後、実の伯父に裏切られ、処刑されてしまいます。
名越高家(なごえたかいえ)
名越高家は第1巻の第1話で登場します。
謀反の際、弓矢で頭を射抜かれて命を落としました。
名超高邦(なごえたかくに)
名超高邦は名越高家の息子です。
彼はもしかすると、時行以上に主人公にふさわしい悲劇の美少年武将だったかもしれません。
鎌倉大仏殿で兵を休めていた時、魅摩の神力による大嵐という人知を超えた災害により殿が倒壊し、戦力の大半を失います。
それでも足利の進軍を止めようと奮闘しますが、高師直との戦いで討ち死にし、その首は今川頼国の槍に結び付けられるという悲惨な最期を迎えました。
このような魅力的な設定を持つ美少年武将があまり知られていないのは、名を上げる前に命を落としてしまったからではないでしょうか。
清子(きよこ)
清子は、北条の嫡子という地位を愛し、時行に積極的にアプローチしていたしたたかな少女です。
謀反の際に、鎌倉を攻めてきた武士たちによって命を奪われてしまいました。
清子には鼻持ちならない面もありましたが、その行動は一貫しており、そう悪い子にも見えませんでした。
そんな彼女がこのような悲惨な最後を迎えることを望んでいたわけではなく、個人的には胸が痛くなるような結末でした。
長崎円喜(ながさきえんき)
長崎円喜は、北条高時を名ばかりの総帥として立て、その背後で実権を握っていた悪しき側近の一人です。
謀反の際に自ら命を絶ちました。
長崎高資(ながさきたかすけ)
長崎高資は、円喜と共に鎌倉幕府の実権を握っていた悪しき側近の一人です。
父は長崎円喜で顔もそっくりでした。
父と同じく、謀反の際に自ら命を絶っています。
容姿もほぼ同じですし、死に際も同じなんて、どんだけ仲良し親子なんでしょう(笑)。
諏訪頼重(すわよりしげ)
諏訪頼重は、「中先代の乱」での敗北後、将としての責任を果たすため最後まで戦場に留まりましたが、時行たちに救われました。
彼は瀕死の状態でしたが、時行の髪から神力を分け与えられることで一時的に命を延ばし、時行と和解し親子の絆を深めました。
安らかな表情で時行と別れた後、自刃しました。
時行を守るために、彼に似た体格の子供の遺体を用意し、自分たちの顔の皮を剥ぐことで足利側を混乱させました。
『逃げ上手の若君』は、主人公・北条時行が諏訪頼重と共に、侵略された鎌倉から「逃れる」ところから物語が始まります。 時行の恩師であり、第二の父親でもある頼重は、時にうさん臭く、時にかっこよく、時に奇妙な挙動を見せ、時には神のように振る舞[…]
諏訪時継(すわときつぐ)
諏訪時継は資料がほとんど残っておらず、影が薄いと評判の頼重の実子です。
この人にも息子がいます。
時代背景を考えれば当然なのですが、頼重が祖父だと知ったときは「一体何歳なの!?」と驚きました。
普通、キャラクターに伴侶や子供がいると作品内で多少は落ち着いて見えるものですが、頼重の場合は逆に恐ろしく感じました。
中先代の乱で重傷を負い、戦死しています。彼は父よりも先にこの世を去りました。
牡丹(ぼたん)
牡丹は南北朝鬼ごっこの2番目の鬼として登場します。
猪のような姿をしていますが、神代の生物の最後の生き残りでした。
逃若党によって最後は諏訪の黒曜石の槍で刺されて命を落としました。
風間玄蕃(かざまげんぱ)【先代】
先代の風間玄蕃も亡くなっていました。
彼はゲンバの父ですね。
武士とは異なり、卑怯な手段を使う汚い者として主上に裏切られ、最後までその恨みを抱えていました。
しかし、最期は孫に看取られながら畳の上で静かに亡くなるという、比較的穏やかな最期を迎えた人物でした。
高師冬(こうのもろふゆ)
高師冬は高師直の楢氏(養子)でしたが、初陣の相模川の戦いで命を落とし、馬に蹴られて顔面を損傷しました。
その後、高師直に扇動された吹雪に死体を「逆さ凶」で侮辱され、身体を乗っ取られています。
渋川義季(しぶかわよしすえ)
渋川義季は関東庇番衆のメンバーで、自分が信じる正義が嘲笑されると激怒し、力が増す、自己強化の達人として知られています。
中先代の乱で時行に翻弄され、大きなダメージを受けた後、根津弧次郎によって討たれました。
若松経家(わかまつつねいえ)
若松経家は関東庇番の一員でした。
彼は病的な女性に執着する傾向が描かれましたが、渋川同様にその実力は確かなものでした。
中先代の乱では、巫女や非戦闘員がいる地域に侵入し、女性たちを攫おうとしましたが、亜矢子の父である望月重信や吹雪と戦闘になります。
望月や吹雪、巫女たちとの多対一の戦いを繰り広げた後、望月によって討たれました。
三浦時明(みうらときあき)
三浦時明は作中で一時期だけ関東庇番となった、三浦兄弟のお兄さんですね。
先祖の影響で裏切り者とされ、一族の地位向上のためにさらに裏切りを続けるなど、負の経験を経ていましたが、泰家と時行によって救われました。
高師直兄弟との対決・敗走の後、弟を無事に逃がし、自らは海岸で「明日もまた生きることができたら」という希望を抱きながら穏やかに眠りにつく、という最期を遂げました。
石塔範家(いしどうのりいえ)
石塔範家は、白拍子天女鶴子さんの一員であり、関東庇番の一人です。
彼は妄想の女性を愛でることで非常に強い力を得ましたが、中先代の乱で落馬し、亜矢子によってほぼ自刃と同じ形で討たれました。
今川範満(いまかわのりみつ)
今川範満は馬に乗ることができる者であり、関東庇番の一員です。
中先代の乱で吹雪に致命的な傷を負い、ともに果てようとする家臣たちに
「自分を首を持って帰って馬に食わせろ」
と言い残して亡くなりました。
若松四郎(わかまつしろう)
若松四郎は若松経家の兄です。
弟が猫耳っぽい目マスクをしているからか、兄も猫を可愛がる描写が見られます。
時行と諏訪の大軍を前にしてあっけなく死亡しました。
「それ以上近づくなー!猫がどうなってもいいのか!」
と猫を犠牲にしようとしたところがネコ好きな私からすれば胸糞シーンでした。
小山秀朝(おやまひでとも)
小山秀朝は鎌倉幕府が崩壊した際、足利側に加担しました。
中先代の乱では、望月重信との一騎打ちが描かれています。
戦闘の描写はほとんどありませんが、望月に「しぶとかったなぁ」と称賛されながら命を落としました。
淵辺義博(ふちのべよしひろ)
淵辺義博は護良親王を討ち取ったことで逆臣とされています。個人的にはその行動が理解しがたいものがありました。
北畠顕家と時行一党との戦いで、弧次郎の「正義殺廻転斬」によって首を斬られるシーンは印象的です。
その正義の一撃には爽快感すら感じました。
今川頼国(いまかわよりくに)
今川頼国は「牛の人」として知られています。
悲劇の美少年武将である名越の首を槍に掲げるなどしていましたが、弟ほどの狂気がなかったため、時行の郎党たちにあっさりと倒されました。
五大院宗繁(ごだいいんむねしげ)
五大院宗繁は時行の伯父であり、非常に冷酷な人物です。
「宗繁」というよりも「胸糞」と呼ばれるべきでしょう。
彼は時行の兄を売り、若くして処刑させました。
それにもかかわらず、足利側から満足な報酬を得られず、時行までも手にかけようとした残忍な人間です。
時行の南北朝鬼ごっこの最初の相手でもありました。
北条家の伝家の宝刀・鬼丸で彼を討った若様は、あまりにも優しすぎるのではないでしょうか。
瘴奸(しょうかん)
瘴奸は、盗賊・征蟻党の頭目であり、鎧武者でもありました。
初登場時はどうしようもない悪党でしたが、時行に出会い仏のような心を見て浄化され、敗北後も貞宗に重用されたことで改心しました。
それ以降は賊ではなく武士としての道を歩むようになりました。
中先代の乱では時行と吹雪と戦い討たれましたが、死の間際に領地の子供に「無事に帰ってきてね」と言われたことを思い出し、「ああ、死にたくない」と心残りを感じながら絶命しました。
死蝋(しろう)
死蝋は征蟻党の一員です。
彼は弧次郎と亜矢子に討たれ、命を落としました。
白骨(びゃっこつ)
白骨は征蟻党の一員です。
彼は弧次郎と亜矢子によって頸動脈付近を斬られ、命を落としました。
腐乱(ふらん)
腐乱は顔にフランス国旗のペイントがあり、額に「仏」と書かれていました。
征蟻党の雑魚と思われていましたが、実は道化を演じていた屈指の実力者であったようです。
吹雪に見破られ、撃破されました。
後に足利学校・上杉憲顕による実験の被験者であり、脱走者でもあったことが明らかにされます。
清原信濃守(きよはらしなののかみ)
清原信濃守は麿の人ですね。
信濃の国司でしたが、民に対して強引な支配を行い反感を買っていました。
彼は設計やデザインに優れ、独自の「戦闘神輿」や「戦車」などを開発しました。
最期は神秘的な力が込められた矢に撃たれ、苦しんだ末に戦車から出た首を、民の願いを背負った保科によって斬られます。
和田米丸(わだよねまる)
和田米丸は「オラァ!」が口癖で、邪悪なアンパンマンのような顔をしていた、麿の側近の一人でした。
彼は弧次郎によって討たれました。
護良親王(もりよししんのう)
護良親王は後醍醐天皇の子であり、文武両道で非常に美しい容姿を持っていました。
しかし、足利尊氏の危険性を帝に警告したため、嫌われて捕らえられ、監禁されてしまいます。
足利直義が鎌倉から撤退する際、淵辺義博によって処刑されました。
西園寺公宗(さいおんじきんむね)
西園寺公宗は泰家と共に帝を暗殺しようとした公家の一員ですね。
弟に裏切られたという形で捕らえられますが、西園寺卿が帝を裏切っていたという事実があるので、乱世の中での出来事ですね。
捕らえられた後は処刑されます。
名和長年(なわながとし)
名和長年は西園寺卿を捕らえた武士の一人です。
後醍醐天皇に忠誠を尽くしていましたが、最期は「西園寺卿の言う通りだ。短い栄華だった」と独白しながら、矢の降る戦場へ出陣し戦死しました(第二次京都戦)。
結城親光(ゆうきちかみつ)
結城親光は西園寺卿を捕らえた武士の一人です。
その後の消息は不明ですが、史実によれば尊氏の暗殺を試みて失敗し、死亡したとされています。
千種忠顕(ちくさただあき)
千種忠顕はお歯黒を付けた小太りの公家でした。
彼は高師泰によって首を切り落とされ、死亡しました。
楠木正成(くすのきまさしげ)
楠木正成はこの時代を代表する名将であり、大楠公として知られています。
彼は上記の名和、結城、千種と共に「三木一草」と呼ばれています。
後醍醐天皇のお気に入りだからといって重用されるのは身分的に釣り合わないという揶揄もあります。
帝に寵愛され、またラスボスである足利尊氏にも認められる傑物でした。
最後は湊川の決戦で、尊氏との一騎打ちを繰り広げましたが、その神性の前に敗北し、看取られました。
斯波孫次郎(しばまごじろう)/斯波家長(いばいえなが)
斯波孫次郎は、本誌129話「斯波家長1337」で、斯波家長の死亡が確認されました。
以前は関東庇番の寄騎だった少年・斯波孫二郎は、中先代の乱から2年後に北朝奥州総大将兼関東執事・斯波家長となりました。
彼は北畠顕家と東日本の覇権を争い、顕家卿と合流した時行と因縁の再会を果たします。
最後は、鬼丸を使った時行との一騎打ちで敗れ、「この時代に生きられたことに満足だ」と感じながら逝きました。
まとめ:逃げ上手の若君の死亡キャラ
- 『逃げ上手の若君』ではたくさんのキャラが死亡している
- ほとんどの死因は戦死
- 強いキャラも結構死んでいる
以上、『逃げ上手の若君』の死亡キャラについて掘り下げてきました。この中に推しキャラがいるとしたら悲しい気持ちになると思いますが、現実は受け入れていかないといけませんね。
【お得すぎ!】逃げ上手の若君の漫画を70%OFFで読める!
『逃げ上手の若君』の漫画全巻を一気読みしたい!という人に良いニュースがあります。とある方法を使えば70%OFFで読めてしまう方法があります。
以下の記事でまとめていますので、『戦国妖狐』の漫画全巻を今すぐに読みたいという方はすぐにチェックしてみてください^^
▷逃げ上手の若君の漫画全巻を最も安く読む・安く買う方法!各電子書籍サービスを徹底比較
『逃げ上手の若君』の漫画全巻を最も安く読めるのはebookjapan 実質無料で読める最大冊数は5冊 長期で利用する予定のある方はマンガBANGブックスがオススメ 「逃げ上手の若君の漫画全巻を安くイッキ読み[…]