『サザエさん』は平和な日常を描いた内容が多いのですが、中には不気味な内容の話もあります。
特に「こたつ依存症」という回があるのですが、この回が不気味で怖いということで世間を賑わせました。
一体、どういう内容だったのでしょうか?そして、なぜ怖いという声が殺到したのかも気になるところです。
今回は『サザエさん』の「こたつ依存症」の回について掘り下げながら、当時の視聴者の感想についても紹介していきたいと思います。
サザエさんのこたつ依存症回の内容について
サザエさんは最後どこに消えたの?
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— サキホコレ!!じろーさん (@Jirosan_menkoi) April 8, 2023
「こたつ依存症」というエピソードは、2007年1月に放送されました。このエピソードは『サザエさん』らしからぬ不思議な終わり方をしています。
物語の内容は以下の通りです。
冬の寒い日、カツオが学校から帰ってくると、サザエさんは料理をしつつもこたつに出入りして寒さをしのいでいました。
カツオはこたつがひとつだと不便だと感じ、友達の西原君から子供部屋用に小さなこたつを借りてきます。
その後、フネは波平の部屋に小さなこたつを移動させ、その夜は波平とマスオがこたつで暖まりながら晩酌を楽しんでいます。
いやいや、子どもが借りてきたこたつを大人が使うなよ笑!って思わずツッコミたくなりますよね!
一方、カツオやワカメたちはリビングの大きなこたつで暖をとるようになります。
こたつが磯野家にとってすっかり欠かせないアイテムとなっていました。
夜になり、カツオとワカメは愛猫・タマを探しますが、タマは小さなこたつに隠れていました。
ここまでは何の変哲も無い磯野家の日常を描いているのですが、最後の終わり方に違和感を覚えた視聴者は多かったのです。
その後、磯野家は就寝し、リビングのこたつから誰もいない暗いシーンが映し出されました。
しかし最後は磯野家がこたつで楽しく話す姿が映り、エピソードは終了します。
このエピソードはネット上でも話題になりましたが、その解釈や意味についてはさまざまな意見があります。
こたつ依存症が怖いと言われる理由!
こたつでぐっすり。#サザエさん#sazaesan pic.twitter.com/WbclVA6J4t
— 翔太🌟friendly😆 (@jmw15wmtj023) December 6, 2020
「こたつ依存症」が怖いと言われる理由は最後のオチのところで、以下の3つの理由があるからだと考察できます。
聞き慣れない不思議なBGM
磯野家の人間が夜に布団で寝ている様子が映し出されるのですが、この時、『サザエさん』ではあまり聞き慣れないBGMが流れたのです。
時計の針が動くのような不気味な音です。
水が一定のリズムでポタポタ落ちるような音にも聞こえます。
いずれにしても、愉快な感じではなく、不安を煽るような不気味なBGMなのです。
誰もいないリビングのこたつが映し出される
磯野家の人間が布団で寝ている様子が移しだされます。
波平→マスオ&タラちゃん→カツオ&ワカメの順番で布団で寝ている様子が映し出された後にリビングの大きなこたつが映し出されました。
誰もいない暗いリビングのこたつからはタマが寒そうにしながら、こたつから出てきます。
この時、サザエが途中から登場しなくなっていることから、サザエがすでに死んでいるのではないかというサザエ死亡説が浮上しました。
磯野一家がこたつに入っているイメージ絵が映し出される
最後に幸せそうにこたつに入っているサザエさん一家が描かれるのですが、イメージ絵として出てきました。
不気味なBGMと誰もいない暗いリビングのこたつが映し出された後だったので、逆に怖さを引き立たせる演出ですよね。
なんというか、サザエがすでに死んでいるから、磯野家の人間がもう一度サザエといっしょに家族団らんでこたつを囲みたいといった願望が描かれていると思っても違和感はありません。
こたつ依存症回の内容が不気味だという視聴者の声
「こたつ依存症」のエピソードを見た視聴者の意見について見ていきましょう。
サザエさんの恐怖回見てる。こたつ依存症って回。最後のBGMなんなの怖い…!!!!!
— ぽーちく (@po_chiku) July 17, 2010
サザエさんの恐怖回見てる。こたつ依存症って回。最後のBGMなんなの怖い…!!!!!
やはり、BGMが怖いという意見がありました。
いつもの楽しげなBGMを使っていたらそこまで怖い印象は残らなかったかもしれませんね。
サザエさんの「こたつ依存症」放送回での途中から消えたサザエさんの実体はどこにあるのかね?
— オディアオルメ🪬 (@ODeaOrmaie) April 29, 2023
サザエさんの「こたつ依存症」放送回での途中から消えたサザエさんの実体はどこにあるのかね?
サザエが登場しなくなっているのも気になる人もいました。
最後のシーンでは、マスオとタラちゃんが一緒に寝ているのですが、サザエだけは映し出されていません。
いつもは同じ部屋で3人で寝ているのに意味深ですよね。
サザエさんのこたつ依存症っていうエピソードは最後の誰もいない電気の消えたこたつのシーンがなんとなく不気味だ。その後のみんなでこたつに入るシーンでホッとする。
— オカピー@(̵⸅̥᷇̂ ̫̖⸅̮᷆̂ ˗̖́ेAIで画像生成 (@sutesute1357) January 16, 2015
サザエさんのこたつ依存症っていうエピソードは最後の誰もいない電気の消えたこたつのシーンがなんとなく不気味だ。その後のみんなでこたつに入るシーンでホッとする。
暗いリビングが映し出されるところまでは不気味だと感じていますが、家族団らんのイメージ絵でホッとする人もいました。
私は逆にイメージ絵で描写しているのが怖いと感じてしまいましたけどね。
イメージ絵ではなく、実際に家族団らんしている様子を描写すれば安心したと思いますが。
演出が変って聞いてサザエさんの「こたつ依存症」って回を見たんだけど想像以上におかしくて(というか怖くて)爆笑
— うつろうつうろいろ (@_sleep_late_) January 6, 2019
演出が変って聞いてサザエさんの「こたつ依存症」って回を見たんだけど想像以上におかしくて(というか怖くて)爆笑
やはり、「こたつ依存症」は『サザエさん』の雰囲気とは違うものを感じる人がいました。
普段の『サザエさん』を知っている人なら、不気味さを感じざるを得ないエピソードだと思います。
まとめ:サザエさんのこたつ依存症が怖い理由について
- サザエさんのこたつ依存症は2007年に放送され話題になった
- 途中からサザエが登場しなくなったり、不気味なBGMのせいで怖い
- 「こたつ依存症」は今でも語り継がれる怖い回として知られる
以上、『サザエさん』の「こたつ依存症」が怖い理由などについて掘り下げてきました。くれぐれもこたつ依存症にならないように気をつけてくださいね。