逃げ上手の若君の強さキャラランキングTOP10!最強なのは誰?

『逃げ上手の若君』の物語は戦国の世を描いているため、覚悟を決めた老若男女が多く登場します。

武功、戦略、謀反、忠義、誉れなど、現代人とは異なる基準で生きる彼らには、命の危機にひんしながら生きる姿が魅力的でもあります。

今回は『逃げ上手の若君』の強さキャラランキング10位を紹介していきます!

シマリス社長
誰が一番強いのかな?

逃げ上手の若君の強さキャラランキングTOP10 !

さっそく強さキャラランキングの10位から紹介していきます!

第10位:足利直義(あしかがただよし)


足利直義はラスボスである足利尊氏の弟です。

腕力ではなく、戦場以外では、その頭脳と弁論によって力を発揮する戦術家でもあります。

ビジネスにおいては非常に優れた存在であり、鎌倉幕府が滅んだ後、実質的に彼が政治を運営していました。

 

一方で、戦場では「へたくそ」だと言われていますが、戦術自体はそれなりに成果を上げている点が注目に値します。

兄の奇行に驚く常識的な一面を持ちながらも、兄を尊敬し献身的に支える弟の鑑のような人物ですね。

尊氏にとっては最愛の弟ですが、この相互に深い絆を持つ兄弟が後に骨肉の争いを繰り広げるという展開は非常に感慨深いものです。

その争いが本編でどのように描かれるかは未知数ですが、ある意味で主人公の時行以上に尊氏を苦しめる存在になるでしょう。

第9位:佐々木道誉(ささきどうよ)

佐々木道誉は、京都を中心にブームを巻き起こしたバサラの仕掛け人として名を馳せました。非常に黒い顔が印象的な人物です。

新田のような純粋なキャラクターから見ると、彼の顔はどのように映るのかも気になるところですね。

教養人であり、抜け目のない策士でもある彼は、京都において尊氏の参謀役を務めていました。また、尊氏の親友でもあります。

本編ではまだその暗躍が続いている印象ですが、そろそろ全貌が明らかになるのではないかと期待しています。

尊氏や頼重、雫に匹敵する神力の使い手である娘・魅摩を持つという点でも、その存在感は非常に強力です。

第8位:高師直(もうのもろなお)

高師直は、足利尊氏に仕える完璧な執事であり、「忍」を駆使し、戦略と武力の両方に優れているという驚異的な人物として8位にランクインしています。

まさに素晴らしい存在です。

時行の執事・雫の完全上位互換と言っても過言ではないでしょう。ただし、神力がない点は違いますね。

尊氏への忠誠心は兄弟間の戦いにも及び、史実では尊氏のために直義と激しく争うことになります。斯波家永の予想通りです。

また、彼はポーカーフェイスの鬼でもあり、真顔でほっこりしている場面が観測されるなど、お茶目な一面も持っています。

第7位:小笠原貞宗(おがさわらさだむね)

小笠原貞宗は、ギョロッとした目が特徴的な中年の男性です。

彼は「序盤に登場しているのに非常に強いキャラクター」として知られ、登場するたびにその存在感を増していく、逃げ若でも屈指の人気キャラクターです。

小笠原貞宗は並外れた視力(見たものを情報処理する脳も含めて)を持ち、耳が良い市川助房と組むことで鉄壁のコンビとなります。

また、馬術にも優れ、彼が生み出した礼儀作法は現代にも受け継がれています。まさに作中でも有数の武人です。

特に注目すべきは、その弓の腕前でしょう。犬追物バトルでは、敵対した時行をも魅了する美しい型から放たれる矢は、精密さだけでなく威力も抜群です。

たった一矢で「俺以外は防げない」と新田をして敗走させるほどです。

作中で時行と協力したことは一度もありませんが、時行に多くの教えを与えた重要なキャラクターでもあります。

第6位:北条時行(ほうじょうときゆき)

北条時行は、「逃げ」がモーションに入ることで全パラメーターが上昇し、一騎当千の鎌倉武士たちを翻弄する全裸逃亡の変態稚児であり、本編の主人公です!

彼は血統・カリスマ性・潜在能力に優れた王の器を持ち、普段は郎党や敵武将からも「優しい」と評されていますが、ここぞという時には支配者の風格を見せます。

柔軟な体と優れた平衡感覚を持ち、「逃げ=生存本能」に全振りした特性を活かして打倒足利を掲げ、日本中を揺るがす存在となります。

中先代の乱が彼のピークだと考える人もいるかもしれませんが、時行の活躍はまだ終わりません!

南北朝時代に突入し、さらに混沌を極める中で彼がどのように逃げるのか、注目して見守りたいと思います。

ちなみに、当初は☆4の設定でしたが、1話から2年経った1335年の彼を作者は☆5キャラと評しています。ここからが本番です……!

第5位:足利直冬(あしかがただふゆ)

第5位は、足利直冬(あしかがただふゆ)です。

実は彼は1話から登場していたのですが、誰もその伏線に気づかなかったでしょう。

133話で再登場します。ラスボスである足利尊氏の庶子(認知されていない息子)であり、尊氏の天敵です。

133話では父である足利尊氏に会うために頑張るぞ!と意気込んでいますが、歴史的には尊氏に冷遇され、叔父の足利直義に可愛がられるという、地獄のような足利トライアングルの一角となります。

本編ではまだほのめかされる程度ですが、いずれ尊氏の最大の敵に成り、最終的に尊氏を死に至らしめる一矢を放つ張本人になるので、この順位です。

史実によると尊氏は絶対に直冬に勝てないとされています。逃げ若ではどう描かれるのでしょうか。尊氏周りの物語は足利の血統だけで完結する予定のようですが、主人公である時行がどのように絡んでいくのか楽しみです。

第4位:諏訪頼重(すわよりしげ)

諏訪頼重は現人神です。

天皇や出雲大社の当主と並び、当時三人いた現人神の一人です。武将であり神官であり神でもある大名です。

「私は神なのです」と言い出したとき、初期の時行は戸惑いました。しかし、その身に宿した神力は本物で、わずかですが未来を見ることができるのです。

特に神力が最大となる彼のホーム、諏訪大社にいれば、もう敵なしです。

 

実戦でも、あの直義に警戒されるほどの切れ者で、弓や刀の扱いも非常に優れていることが中先代の乱で明らかになりました。

彼は人々を魅了し、神としての信仰を集めるための武術を習得しており、それを見た諏訪神党が頼重を神として崇めることで、郎党たち全体にバフがかかるという驚異的な力を持っています。

頼重はショタへの奇行で神聖さを台無しにしてしまいましたが、人民を思う気持ちは本物でした。そのため、国中の神力を独占しようとする尊氏に立ち向かいました。

最期には時行と親子のような関係となり、満足そうに息を引き取りました。

第3位:北畠顕家(きたばたけあきいえ)

北畠顕家は公家であり、現在19歳です。

「なんなの?」と言いたくなるような、時代の大スターです。

見た目は中性的な美青年ですが、その本性は苛烈で、貴族であるという絶対的な自負があるため、時行たちを相手に、少年誌で攻められるギリギリのSMプレイを展開しています。

それでも非常に強いのです。

 

その進軍の速度と強さには、高師直も驚嘆するほどです。彼は盤面を即座に理解する頭脳と、その策を実現するだけの力を持ち、特に弓の威力と精密性は貞宗をもしのぎます。

どうやって矢で巨木を倒せるんだよと驚かされますが、彼は鎌倉武士ではなく、公家です。戦術眼といい剛弓の腕といい、公家としては異例の能力を持っていますが、確かに公家なのです。

また、彼は時行を導く存在でもあり、頼重亡き後の貴重な師となっています。作中では斯波家長と激しく争っていますが、20歳を迎えた彼のさらなる活躍に期待が高まります。

誌面に登場するだけで目を惹く彼の今後の動向が楽しみです!

第2位:楠木正成(くすのきまさしげ)

楠木正成は、大楠公として知られる傑物であり、作中でも史実でもチート級の存在です。

レアリティも文句なしの☆5で、全体的なステータス値は最高クラスです。特に「隠遁」の項目は100という数値を叩き出しており、時行ですらまだ到達できないレベルです。

本編では短い登場ながら、時行に「逃げ上手の極意」を授けるなど、その存在感は非常に大きいです。「軍神」と称されるほどの戦上手であり、その軍略は敵でさえも絶賛するほどです。

 

頭脳だけでなく、個の武にも非常に優れており、1335年の時行にとっては完全なる上位互換と言えるでしょう。

尊氏との一騎打ちでは、型にこだわらず、使えるものは何でも使い、目つぶしや膝砕き、首折りなど的確に人体を破壊する動きを見せます。

彼は非常に喧嘩慣れしているようで、「蛮性」のステータスも90という高さです。

普段は奥さんの尻に敷かれている姿を思うと、不良漫画で一番おいしい役どころと言えますね。足利尊氏からもその才覚を惜しまれ、「死んだらすぐ生まれ変わってきてください!」とラブコールを受けるほどです。

楠木正成は、帝に仕え続けた結果、疲れ果ててしまったことが敗因の一つだと自己分析し、時行には逃げ続けてほしいと願いつつ、尊氏に看取られながらこの世を去ります。

 

第1位:足利尊氏(あしかがたかうじ)

足利尊氏は初代征夷大将軍であり、室町幕府の創始者です。彼は史上最も「わけのわからない」天下人として知られています。

本作の尊氏が一番史実に近いという説が有力です。それは「史実がおかしいだろ」と松井先生も言っています。

本作のラスボスである彼がこのランキングの1位に輝いたのも納得です。本編での益々の活躍を、日本史そのものが証明している、いわば歴史に愛された男です。歴史の勝者とも言えます。

 

鎌倉から室町時代に興味のない読者でも、このランキングの中で尊氏の名前だけは知っているという方は多いでしょう。彼は他のキャラクターに比べて圧倒的に情報量が多く、歴史の文献を見ただけでその恐ろしさの片鱗を感じ取ることができます。

単純にサイコパスと言い切ることもできない、この絶妙なキャラクター描写が彼の底知れなさに拍車をかけています。

日本中の神性=人知を超えた運を一身に受け、常識では考えられない挙動を可能にしているのです。

楠木正成に必殺の勢いでボコられたにもかかわらず、ノーダメ状態で勝ってしまうのは何なんでしょうね。強すぎます。

頼重はその神性を奪うために「人間らしい動揺を引き出せ」と時行に言い残しましたが、果たしてどうなるのでしょうか。

まとめ:逃げ上手の若君強さキャラランキング

  • 最も強いのは足利尊氏
  • 楠木正成は一度、足利尊氏をボコボコにした
  • しかし、足利尊氏はボコられた後でも勝利している

以上、『逃げ上手の若君』の強さキャラランキングを紹介してきました。やはり最強なのは足利尊氏でした。尊氏をどのようにして攻略するのかがこの作品の見どころですね。

シマリス社長
足利尊氏を倒すまでのストーリーが楽しみ!

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